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緊急事態宣言、1か月延長

2021-02-03 00:39:57 | 手続き
緊急事態宣言が1か月延長されることとなった。

マスメディアが事前に伝えた通り、栃木県は予定通り2月7日で解除されるが、
それ以外の10都府県は1か月の延長となった。

具体的には、1都3県の東京、神奈川、埼玉、千葉、京阪神の大阪、京都、兵庫、
中部地区の愛知、岐阜、それに九州の福岡。

関東の1都3県は、地理的にも経済的にも関連が強いのでまず順当なところか。
京阪神の2府1県も順当と言えそうだが、京都の北西部や兵庫県北部にとっては、とんだとばっちりかも。
中部地区については詳しくないので愛知と岐阜がどの程度密接なのかはよくわからない。

ともあれ、このところ感染者数は減少気味なのは良いとして、やはり延長されたかってところです。

実のところ、感染者数が多かろうが少なかろうかそれほど心配はしていない。
心配なのはまず死亡者数がかなり多いこと。
最近数字を取っていないのではっきりとは言えないものの、日々の死者数、死亡率が高止まりしている。
感染したら即死亡するわけではなく、重症化した後亡くなってしまうので、言葉が適切かどうかはわからないが、
感染と死亡にはタイムラグが生じる。

とすれば新規感染者が減っていけば、真の死亡率(死亡者/感染者)は変わらなくても、
日々の死亡率(新規死亡者/新規感染者)は上がっていく。
それが単に統計の取り方、計算の仕方の問題以上に死亡率が高くなっている気がしてならない。
今一度、日々の数字を追いかけてみる必要がありそうだ。

それからこれはもとから数字を拾っていないので過去の傾向と今の違いが分からないが、重症者も多いと言うこと。
さらには軽症とされて、自宅療養やホテル隔離中に亡くなる人が多い。
肺炎により肺の機能が低下、血中酸素濃度が低下して危険な状態に陥っているのに本人も周りも気づかず、
見かけ上軽症とされたまま亡くなるケースもあるのではないか。

麻酔をして施術を受けるときなど指先に何かを装着するがあればパルスオキシメーター。
血中酸素濃度を測る機械で、患者の容態をリアルタイムで見ている。
血中酸素濃度が96%未満は危険とされるが、先日自宅療養中に亡くなった方はこれが86%だったのに
うまく関係機関に伝わらず、結果として亡くなってしまっている。

こうした隠れ中等症、隠れ重症の罹患者も多いのではないかと思ったりする。

国産のパルスオキシメーターは何万円もするが、需給がひっ迫しているらしい。
念のため、心配だから、などの理由で一般の人が買うことの無いように、なんんておふれが出ていたりする。
中華製のパルスオキシメーターも数多く出ていて、概ね価格は数千円前後。

ただ、マスクの時はメーカー林立で粗悪品もかなりあったらしいから、機材にどの程度信頼がおけるのかが疑問。
国産なら聞いたことのないようなメーカーでも、雨後の筍でなければ、ある程度は信頼できるが、お隣の国は
そもそもメーカーの様子がわからないので、信頼のおける老舗か、新参ではあるがちゃんとしたところか、
それともパチモンメーカーなのかの見極めができない。
体温計や血圧計などと同様で数値が信頼できないと文字通り致命的。
一日も早くワクチン接種ができ、感染が少しでも早く収束に向かいますように。

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