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東京アラート発令、都庁赤く染まる

2020-06-03 08:00:26 | 政治経済
昨日都内の新規感染者が34名となり、小池都知事は東京アラートを発令した。

これによって東京都庁とレインボウブリッジが赤一色にライトアップされた。
残念ながら我が家からは見えないが、メディアのおかげで都庁の赤く染まったおどろおどろしい姿を見ることができる。

当面ステップ2は維持するということで、また休業要請が広がる(ステップ1へ逆戻りする)ことはないようだが、
そもそも今回の感染拡大だって、休業要請中の接待を伴う飲食業での感染が多かったりするわけで、
「休業要請が何だってんだ、こちとら食っていくためにはしょうがないんだ」と思う人には効果が薄い。

また、ステップ2に移行する前に行われたらしい30人ほどの誕生パーティでもクラスターが発生したようで、
かかりっこないとか、感染したって軽症で済むんだから大したことない、と思う人にはどうしたもんか。

あなたが感染するリスクではなく、あなたの周りの大事な人に感染させるリスクって言っても、
そんな人いない、とか自分の周りは若い人だけと思っていたらあまり気にしないのではないか。

若者だって重症化したり死ぬこともあるのはその通りだが、季節性のインフルエンザでも死ぬ人もいるし、
重症化して後遺症の残る人だっている。

今までのところ死亡率は5%強。
回復、退院した人の率は86%強。
つまり、隔離または入院治療を擁する人は9%ほどなので、そんなに深刻になっていないと思われる。

しかし、それもこれもみんなが感染拡大防止に取り組んで、不便を強いられる中、気を付け我慢を重ねている結果。
普通に暮らしていてもさほどリスクはない、と言うことではない。

その証拠に今年は季節性のインフルエンザにかかる人が激減、流行は勢いを見せないうちに終息したらしい。
みんなが手洗いやうがいや咳エチケットや、消毒を徹底したことがウィルス感染拡大防止に多大なる効果を上げると、
図らずも明らかになったわけで、普通に暮らしていても大丈夫だったわけではない。

どうか今しばし、終息までとは言いませんが、もう少し収束がはっきりするまで行動抑制されるようお願いします。

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