ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

作業船と警戒船

2020-03-26 17:46:38 | 乗り物
今日たまたま見たときに、作業船がずいぶん右によって航行していた。

酔っているのか? 下手なのか? と気になって見ていると、
向こう側からモーターボートがやってきていた。


すれ違う際は右側通行。


お互いに相手を左舷に見つつ行き交う。


通過後こちらの関心はもっぱらモーターボードの方。
単なるプレジャーボートか釣り船か。


何枚かの写真のうち、文字が最もきれいに映っていたのはこれで、


赤字で「警戒船」とある。

「警戒船」は浅学にして初耳。
調べたところ、周囲を警戒するための船。
工事船や作業船の進路の安全確保とか、工事現場、作業現場に一般の船が近づきすぎたり、ケーブルにかかったりする
トラブルを未然に防ぐ役割があるらしい。

道路工事に例えると、工事現場の前後などに監視員、誘導員がいるがあれの水上版。
船の種類に特段の決まりはないそうだ。

なお、船の航行が「右側通行」なのは万国共通。
水路の場合は右寄り左寄りがわかるから良いとして、海上での右側通行はどうするんだって?
お互いにすれ違う時に相手を左に見て(つまり、自分は右)行き交う。
同じ方向に進んでいる場合でいずれ交差する角度にある時は(衝突コースという)右舷側の船が優先。
左側からくる船に回避義務がある。

昼間はいいとして船影からはどちらを向いているかよくわからない夜間はどうするか。
舷側の航海灯は右舷が緑、左舷が赤と決まっている。
正面ですれ違う時は、互いに赤灯を見せ合う形で行き交うし、
同じ方向に進んでいて自分の右側、つまり緑灯の側に相手の船の赤灯が見えているときは
自分が相手の左側にいることになるので避ける。

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