回答を多肢選択式のアンケートで時々答えられない設問がある。
というか、選択式の回答の中に当てはまらない場合がある。
今日見たものがそれだったが、銀行はどこかとか、生命保険は、とかの設問の中に
「住宅ローンの新規借り入れ」はどこか。
というものがあった。
回答選択肢には、銀行やら生保やらがずらずらっと並んでいて、
一応「その他の銀行」とか「その他の生保」に並んで「その他」「わからない」
というのまで用意されているが、「借り入れはない」 がない。
住宅ローンをを借り入れていないケースだっていっぱいあるはずだ。
賃貸住宅の場合もそうだ。
仮にターゲットを持家に絞っている、という場合に限ったとしても、
住宅ローンを必ず借り入れなくてはならないという決まりはないはずで、
新規借り入れはない人もいるかもしれない。
(大体、設問に言う「新規借り入れ」が何に当たるのかもはっきりしない)
今は返済してしまった人でも借りたときのことを問うているとしても
「住宅ローンを借り入れたことはない」という選択肢もあるはずだ。
似たケースで、「自宅で取っている新聞は何か」の回答選択肢に
「自宅では新聞を取っていない」というのがない場合もある。
例え少数派であったとしても選択肢が全てを網羅しているのかは
よく考えなければならない。
今思い出したが、バスタオルを一回使ったら洗うか、何回か使ってから洗うかを
TVのバラエティ番組で問うことがあった。
洗う洗わないの是非はともかく、出演したタレントはそれぞれの回答に分かれたわけだが、
「洗わない」という選択肢があってもよさそうなのに、と思った。
洗わないなんて汚い、と思うのは素人で、タレントの中には
洗わない=2度と使わない、という人がいてもおかしくないんじゃないか、と思ったら、
画面中央でどちらに行くのかうろうろしている人が、、、。
叶恭子だった。
やっぱりそうだな、と思ったら
「恭子さんは、一回使ったら美香さんに上げるそうです。」とあり、
「一回使ったら洗う方に入ってください。」と指示されていた。
これらは一般的には笑い話の類。
しかし、SE、プログラマにとっては、示唆に富んだ話で、
世の中、AかBしかないはずの場合でも、どちらでもない、というケースが存在する。
現在はコンピュータ・プログラムによって制御されないものがないといっていいくらい、
あらゆるものがプログラム制御されているが、その論理を組む場合に、
こうだったらこう、ああだったらそう、という具合に場合分け、処理を展開していく。
ところがいずれにも当てはまらない場合があって、処理できなくなってしまうことや、
「その他」でひとくくりした中に想定外の状況があってとんでもない動きになったりする。
よくよく考えて全ケースを網羅したつもりでもすり抜けてしまうケースとか、
俗にいう隙間、ニッチ、レアケースである。
そしてそういう場合に限って重大事故につながることが多い。
よく心しておかねばならない。
話を先のアンケートに戻すと、回答できないアンケートには回答しない人がいるから、
母集団の減少を招き、回答の偏りをもたらすことになり、アンケート結果の精度も下がる。
というか、選択式の回答の中に当てはまらない場合がある。
今日見たものがそれだったが、銀行はどこかとか、生命保険は、とかの設問の中に
「住宅ローンの新規借り入れ」はどこか。
というものがあった。
回答選択肢には、銀行やら生保やらがずらずらっと並んでいて、
一応「その他の銀行」とか「その他の生保」に並んで「その他」「わからない」
というのまで用意されているが、「借り入れはない」 がない。
住宅ローンをを借り入れていないケースだっていっぱいあるはずだ。
賃貸住宅の場合もそうだ。
仮にターゲットを持家に絞っている、という場合に限ったとしても、
住宅ローンを必ず借り入れなくてはならないという決まりはないはずで、
新規借り入れはない人もいるかもしれない。
(大体、設問に言う「新規借り入れ」が何に当たるのかもはっきりしない)
今は返済してしまった人でも借りたときのことを問うているとしても
「住宅ローンを借り入れたことはない」という選択肢もあるはずだ。
似たケースで、「自宅で取っている新聞は何か」の回答選択肢に
「自宅では新聞を取っていない」というのがない場合もある。
例え少数派であったとしても選択肢が全てを網羅しているのかは
よく考えなければならない。
今思い出したが、バスタオルを一回使ったら洗うか、何回か使ってから洗うかを
TVのバラエティ番組で問うことがあった。
洗う洗わないの是非はともかく、出演したタレントはそれぞれの回答に分かれたわけだが、
「洗わない」という選択肢があってもよさそうなのに、と思った。
洗わないなんて汚い、と思うのは素人で、タレントの中には
洗わない=2度と使わない、という人がいてもおかしくないんじゃないか、と思ったら、
画面中央でどちらに行くのかうろうろしている人が、、、。
叶恭子だった。
やっぱりそうだな、と思ったら
「恭子さんは、一回使ったら美香さんに上げるそうです。」とあり、
「一回使ったら洗う方に入ってください。」と指示されていた。
これらは一般的には笑い話の類。
しかし、SE、プログラマにとっては、示唆に富んだ話で、
世の中、AかBしかないはずの場合でも、どちらでもない、というケースが存在する。
現在はコンピュータ・プログラムによって制御されないものがないといっていいくらい、
あらゆるものがプログラム制御されているが、その論理を組む場合に、
こうだったらこう、ああだったらそう、という具合に場合分け、処理を展開していく。
ところがいずれにも当てはまらない場合があって、処理できなくなってしまうことや、
「その他」でひとくくりした中に想定外の状況があってとんでもない動きになったりする。
よくよく考えて全ケースを網羅したつもりでもすり抜けてしまうケースとか、
俗にいう隙間、ニッチ、レアケースである。
そしてそういう場合に限って重大事故につながることが多い。
よく心しておかねばならない。
話を先のアンケートに戻すと、回答できないアンケートには回答しない人がいるから、
母集団の減少を招き、回答の偏りをもたらすことになり、アンケート結果の精度も下がる。
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