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ウメエダシャク

2019-06-10 17:54:59 | 昆虫/虫・その他生物
開放廊下の壁に「蝶々」が止まっていた。

実は昨日の夕方にも止まっていて、写メを撮ったのだが同じ個体のようだ。


この雨で気温も低く動けないらしい。
私のケータイのカメラはちょっと暗いときれいに写らない。
少し開いて翅の模様が映っているのに残念だ。

せっかく「蝶」が居残りしているので、コンデジで撮影。

羽の模様も独特だが、体の模様もすごい。


さっそく正体を調べようと、ネットの「蝶図鑑」を探る。
しかし、なかなか似たような蝶が見つからない。

こういう「点々」と言うか、まだら模様と言うか、腹に際立った模様がある昆虫は
「サラサヤンマ」「アカボシゴマダラチョウ」ぐらいしか見たことがない。

ツマグロヒョウモンチョウやイラガのように幼虫の時は派手な模様でも、
成虫の体は穏やかなグラデーションだったりするが、これは派手。

ひょっとして、と思い「蛾図鑑」を探る。

蛾はすごいね。

「ガ」らしい「ガ」と言うと、皆さんどういう形を思い起こすかわかりませんが、
蝶っぽい形で蝶らしくないものや、三角形っぽいものが多いと思います。

同じ蝶っぽいのでも形だけでなく、色や模様も蝶そっくりのもの、
三角でも平べったくなく、巨大ウンカみたいな形など様々。

中には蜂そっくり、蚊や虻そっくりのものまでいて、ガの千差万別ぶりには驚く。

そんな中、「エダシャクガ」に模様が良く似ているものを発見。
といっても図鑑の写真は羽を広げた状態のものが多く、閉じた模様、
つまり翅の裏の模様はわかりにくい。

あ、チョウとガの見分け方で、ガは羽を閉じない、チョウは閉じる、というのは
全くの適当な都市伝説です。

翅を閉じて止まるガも多いし、羽を広げて止まるチョウも多い。
同じ個体でも翅を閉じて止まる時も翅を広げていることもある。

とにかく、閉じた画がなかなかなかったが、当りをつけて調べた結果、
模様から「ウメエダシャク」と同定。
種類はそれでいいとして、今度の疑問はいったいどこから来たのか。

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