ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

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若貴問題。こういう記事になっちゃうんですね。

2005-06-15 14:12:01 | スポーツ
沈黙破った!兄弟ゲンカに美恵子さん土俵入り (サンケイスポーツ) - goo ニュース

早朝の犬の散歩を追いかけて、無理やりマイクを出し、誘うような質問をして、言葉尻を捉えて記事にする。
散歩から帰ってきてもドア越しにマイクを突っ込んでなんか言わそうとする。

TVを見ていて、そういう言い方をするとその発言だけを捉えて記事にされるぞ、と思っていたら案の定だ。

しつこく聞き、無理やり言わせといて、
「沈黙を破った!」
発言の一部を取り上げて、修飾をつける。
曰く
「夫に替わって正面きって反論」
「兄弟対決に加わった」
「親方へ痛烈な反論」
「我慢も限界を超えてしまった」
「母親としての不信感」
そして
「さらなる”身内批判”の噴出」で「亀裂が深くなった」
と締めくくる。

こういう書き方をされれば、発言の真意を離れて亀裂が深まらないわけがない。

味方みたいな顔をしてそそのかし、悪口(らしきもの)を言わせ、
あいつがこんなこと言ってましたよ、と煽っているようなもんだからね。

そうでなかったら、正義の味方の顔をして加害者に怒鳴りまくるかだ。
読売がJR西に謝罪で問題になったときみたいに。

ジェンキンスさんにも言われたでしょ、「わざわざ遠い日本から来てくれてありがとう」って。
皮肉でしょ、渡米前にほっといてくれって言われてたじゃない。

これじゃ、もし、万が一にも自分がマスコミに取り上げられるようなことがあれば、
絶対だんまりを決め込むか、とにかくひたすら謝るしかない。
嵐が過ぎ去るのをひたすら耐えて待つわけだ。

先日、あるジャーナリストが言われていたが、
これでは報道の真実を追究する役割が果たせなくなるのではないか。

ただし、これは真実を追究しようとする心意気があることが前提、
とにかく売れりゃいい、そのためには脚色は当たり前、ということはないでしょうね。
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