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大相撲五月場所、千秋楽、照ノ富士決定戦で優勝

2021-05-23 23:48:41 | スポーツ
15日目、千秋楽。


協会ご挨拶で「大関が違反行為で欠場した」ことに触れた八角理事長。
全国放送でああもはっきり言われてしまうと、厳罰を示唆しているように聞こえてしまう。

さて、2敗の照ノ富士と3敗の貴景勝、遠藤の3人に絞られた優勝争い。

最初に登場したのは遠藤。
対戦相手は正代。
立ち会い鋭く押し込む遠藤に、正代はのぞりつつ耐えて逆襲し寄り切った。
遠藤は4敗に後退し優勝争いから脱落した。

正代はいつもながらの腰が高く、上体をのけぞる姿勢。
並みの力士なら絶対的不利な体勢だが、正代はこれが普通というか、上半身が柔らかいのかのけぞりつつも、
反撃に出ることができる。

ともかく、これで優勝争いは照ノ富士と貴景勝のどちらか。
照ノ富士勝てばすんなり優勝、貴景勝が勝てば優勝決定戦。

その前に、これより三役の最初の取り組みは関脇同士の対決で高安と隆の勝。
大関復活を目指し10勝4敗の高安と、関脇陥落確定の4勝10敗の隆の勝。
先場所10勝で大関昇進は直近3場所で33勝と言われているだけに、今場所はもう1勝したい高安と、
番付の下がり幅を少しでも減らしたい隆の勝のどちらも負けられない。

立ち会い鋭くのど輪の連発で攻める高安。隆の勝も耐えて、互いに回しが取れないまま膠着状態に。
30秒ほど互いに動きが取れないまま時間が過ぎ、先に動いたのは隆の勝。
これを機に高安も攻勢に出て、隆の勝を土俵際に追い詰めるが交わされてはたかれ、土俵に落ちた。

さて、千秋楽結びの一番は、立ち会い鋭くぶちかました貴景勝。
照ノ富士が反撃に出ようとした瞬間、左腕を引いて横に移動しながらの突き落とし。
13日目、遠藤にやられた貴景勝にように宙に舞った照ノ富士は土俵に落ちた。

これでともに12勝3敗。決着は優勝決定戦へ。
もう二度と同じ手は食わない照ノ富士。
貴景勝の立ち合いの突進は真正面から受け止めたものの、勢いをつけて前に出ることはせず、
貴景勝の突進には対抗して離れて取る。
貴景勝の三度目の突進に土俵際まで追い込むがここでも無理せず離れて受けの姿勢。
貴景勝が今一度の突進に出た時。今度は照ノ富士が上から体重をかけてのはたきこみ。
貴景勝堪らず土俵に落ち、照ノ富士の勝ち。(決まり手ははたきこみ)
照ノ富士2場所連続4度攻めの幕内優勝。大関としては初優勝。
来場所は一気に綱取りへ。

十両では、宇良が勝ち、千代の皇が負けて宇良が12勝3敗で十両初優勝。
千代の皇は連敗で優勝を逃した。

来場所は宇良、千代の皇、徳勝龍の幕内入りが決定的。
宇良は大型力士相手では怪我の心配のある居反りなどの技は減らしているようだが、
やはり幕内での活躍は期待大。



ところで「溜り席の妖精」ともいわれる女性は今場所で見納めとのうわさがある。
そもそも、7月場所は国技館ではなく、従来の名古屋、愛知県体育館で行われるので、
おそらくはおいでにならないだろう。
また、7月場所からは溜り席の割り当てが、高額寄付者や溜り会のような一部の常連お得意様優先になり
(扱いが元通りになるだけ)今場所までのように一般客が比較的取りやすい状況ではなくなるらしい。
取りやすいと言っても1日2万円はするらしいから15日皆勤だと30万円掛かるわけだけど。
また、彼女の御父上がどこかの親方と懇意でその関係で溜り席が手に入っていたが、件の親方が定年になるので、
今後は融通が利かないだろうという観測もあるらしい。
ま、いずれもネットの噂話なのでどこまで本当かは定かではない。
ともかくそういうわけで「溜り席の妖精」も見納めになるのではと言うことのようだ。

尚、一部に彼女を研ナオコ事務所に所属していた「ともこ」さんではないか、との推測があるが全くの別人。
妖精かどうかは別として、溜り席最前列の端に陣取ってオーバーリアクションで応戦されるお姿が気に入ってたんですけど。


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