毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はヤングアダルト向け小説の映画化「ダイバージェント」が初登場1位。
2位には「ザ・マペッツ」の続編が初登場。
***
1. Divergent
2. Muppets Most Wanted
3. Mr. Peabody & Sherman
4. God's Not Dead
5. 300: Rise of An Empire
6. Need for Speed
7. The Grand Budapest Hotel
8. Non-Stop
9. The LEGO Movie
10. Tyler Perry's The Single Moms Club
**
11. Son of God
12. The Monuments Men
13. Frozen
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Divergent (★★★)
初登場1位。
5460万ドルは十分すごいが、期待の大きさほどではなかったようだ。
原作はベロニカ・ロスの「ダイバージェント 異端者」
近未来、人々はその能力によって5つのカテゴリーに分類される世界。
主人公のトリス(シャイリーン・ウッドリー)はそのどれにも属さないはみ出し者。
ダイバージェンス、ダイバージェントは数学や物理用語でいえばベクトルの「発散」だが、
級数の発散とは異なり、どちらかと言うと「湧き出し」に近い。
(「-の湧き出し」=「吸い込み」もある)
「異端者」というより「はみ出し者」の方がしっくりくる。
「ダイバージェント」2014/7公開(カドカワ)
*
2.Muppets Most Wanted (✕)
初登場2位。1700万ドル。
「ザ・マペッツ」の続編。
マペット映画は他にもいっぱいあって、ざっくり8本目。
「セサミ・ストリート」などでおなじみのマペットたちが活躍。
(邦題不明)2014/7/26公開(配給不明、アメリカはDisney)
*
3.Mr. Peabody & Sherman
1位から3位にダウン。
約半分の1180万ドル、累計8110万ドル。
ドリームワークスのアニメ。
天才わんこのピーバディ(声:タイ・バレル)と養子のシャーマン。
シャーマンは学校でジョージ・ワシントンの逸話がらみで同級生のペニーと喧嘩。
なら証拠を見せるとタイムマシンで過去へ行ったはいいが。
日本公開未定。
*
4.God's Not Dead (✕)
初登場4位。920万ドル。
大学で「GOD IS DEAD(神は死んだ)」と講義する先生に対し、
「いや、死んでいない」と抗議する若者の姿を描く。
神学論争に加わるつもりはないし、見る気もしないが、
現在のアメリカでこういう映画が大真面目で作られている事実には驚嘆。
日本公開未定。
*
5.300: Rise of An Empire (★★★)
2位から5位にダウン。
半減の850万ドル、累計は9350万ドル。
「300」の続編。
前作はBC480の「テルモピュライ(テルモピレー)の戦い」がテーマでした。
今作は同時期の「アルテミシオンの海戦」から「サラミスの海戦」までを描くようだ。
レオニダス(ジェラルド・バトラー)をはじめとするスパルタの精鋭300人
は前作で全滅しているが、クセルクセスは当然ながら登場。
ギリシャ軍はテミストクレス(サリバン・ステイプルトン)が活躍する。
「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」2014/6/20公開(WB)
*
6.Need for Speed (★)
3位から6位にダウン。
半減の790万ドル、累計3050万ドル。
公道レース。
親友の死、はめられた男、復讐のためのレース、潰そうとする敵役。
「ニード・フォー・スピード」2014/6/7公開(Disney)
*
7.The Grand Budapest Hotel (★★★)
66館から304館に拡大。
興収は1.8倍の670万ドルで8位から7位にアップ。
累計1290万ドル。
グスタフ・H(レイフ・ファインズ)が、コンシェルジェを務めていた
グランド・ブタペスト・ホテルで起こった客の老貴婦人殺人事件。
他にマシュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、
ジュード・ロー、ビル・マーレー、エドワード・ノートン、トム・ウィルキンソン、
ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナン、オーウェン・ウィルソン、などなど。
「グランド・ブダペスト・ホテル」2014/6公開(20th FOX)
*
8.Non-Stop (★★★)
4位から8位にダウン
4割減って640万ドル、累計7870万ドル。
リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア。
NY-ロンドン直行便(=ノン・ストップ)
同乗するエア・マーシャルのリーアム・ニーソンに送られてきた匿名のメール。
「身代金150億円を払わなければ20分ごとに乗客を一人ずつ殺す」
被害者が出て強行手段に出るリーアム・ニーソン。
地上ではリーアム・ニーソン自身がハイジャック犯だと思われてしまう。
「ノンストップ」2014/秋(GAGA)
*
9.The LEGO Movie (×)
6位から9位にダウン。
半分近く減って410万ドル。累計2億4330万ドル。
レゴが活躍するアニメ。
「LEGOムービー」2014/3/21(WB)
*
10.Tyler Perry's The Single Moms Club (✕)
5位から10位にダウン。
6割減って310万ドル、累計1290万ドル。
タイラー・ペリー作品、自身も出演。
5人のシングルマザーが境遇の違いを乗り越えて助け合い、親交を深め、困難に立ち向かう。
日本公開未定。
**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品
11.Son of God (★)
7位から11位にダウン。
半減の270万ドル。累計5560万ドル。
文字通り「神の子」キリストの物語。
4位の作品より見ごたえがありそうと思うのは私だけか。
(邦題、公開時期不明)ブロードメディア・スタジオ配給で公開予定。
*
12.The Monuments Men (★★★)
10位から12位にダウン。
半減の95万ドル。累計は7560万ドル。
ジョージ・クルーニー、マット・デーモン、ケイト・ブランシェット、ジャン・デュジャルダン。
第2次大戦時、ナチの略奪美術品を取り返そうとする連合国軍の活躍。
「ミケランジェロ・プロジェクト」2014/4/11(20thFOX)
*
13.Frozen (鑑賞済)
9位から13位にダウン。ついにベスト10陥落。
興収は1/3の73万ドルまで激減。累計は3億9770万ドルと4億ドル目前で失速。
日本では公開から2週連続1位で累計30億円を突破。
2D/3D、吹替え/字幕があるが、3D字幕の公開館は少ない。
「アナと雪の女王」2014/3/14公開(Disney)
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今週はヤングアダルト向け小説の映画化「ダイバージェント」が初登場1位。
2位には「ザ・マペッツ」の続編が初登場。
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1. Divergent
2. Muppets Most Wanted
3. Mr. Peabody & Sherman
4. God's Not Dead
5. 300: Rise of An Empire
6. Need for Speed
7. The Grand Budapest Hotel
8. Non-Stop
9. The LEGO Movie
10. Tyler Perry's The Single Moms Club
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11. Son of God
12. The Monuments Men
13. Frozen
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私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
1.Divergent (★★★)
初登場1位。
5460万ドルは十分すごいが、期待の大きさほどではなかったようだ。
原作はベロニカ・ロスの「ダイバージェント 異端者」
近未来、人々はその能力によって5つのカテゴリーに分類される世界。
主人公のトリス(シャイリーン・ウッドリー)はそのどれにも属さないはみ出し者。
ダイバージェンス、ダイバージェントは数学や物理用語でいえばベクトルの「発散」だが、
級数の発散とは異なり、どちらかと言うと「湧き出し」に近い。
(「-の湧き出し」=「吸い込み」もある)
「異端者」というより「はみ出し者」の方がしっくりくる。
「ダイバージェント」2014/7公開(カドカワ)
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2.Muppets Most Wanted (✕)
初登場2位。1700万ドル。
「ザ・マペッツ」の続編。
マペット映画は他にもいっぱいあって、ざっくり8本目。
「セサミ・ストリート」などでおなじみのマペットたちが活躍。
(邦題不明)2014/7/26公開(配給不明、アメリカはDisney)
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3.Mr. Peabody & Sherman
1位から3位にダウン。
約半分の1180万ドル、累計8110万ドル。
ドリームワークスのアニメ。
天才わんこのピーバディ(声:タイ・バレル)と養子のシャーマン。
シャーマンは学校でジョージ・ワシントンの逸話がらみで同級生のペニーと喧嘩。
なら証拠を見せるとタイムマシンで過去へ行ったはいいが。
日本公開未定。
*
4.God's Not Dead (✕)
初登場4位。920万ドル。
大学で「GOD IS DEAD(神は死んだ)」と講義する先生に対し、
「いや、死んでいない」と抗議する若者の姿を描く。
神学論争に加わるつもりはないし、見る気もしないが、
現在のアメリカでこういう映画が大真面目で作られている事実には驚嘆。
日本公開未定。
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5.300: Rise of An Empire (★★★)
2位から5位にダウン。
半減の850万ドル、累計は9350万ドル。
「300」の続編。
前作はBC480の「テルモピュライ(テルモピレー)の戦い」がテーマでした。
今作は同時期の「アルテミシオンの海戦」から「サラミスの海戦」までを描くようだ。
レオニダス(ジェラルド・バトラー)をはじめとするスパルタの精鋭300人
は前作で全滅しているが、クセルクセスは当然ながら登場。
ギリシャ軍はテミストクレス(サリバン・ステイプルトン)が活躍する。
「300 スリーハンドレッド 帝国の進撃」2014/6/20公開(WB)
*
6.Need for Speed (★)
3位から6位にダウン。
半減の790万ドル、累計3050万ドル。
公道レース。
親友の死、はめられた男、復讐のためのレース、潰そうとする敵役。
「ニード・フォー・スピード」2014/6/7公開(Disney)
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7.The Grand Budapest Hotel (★★★)
66館から304館に拡大。
興収は1.8倍の670万ドルで8位から7位にアップ。
累計1290万ドル。
グスタフ・H(レイフ・ファインズ)が、コンシェルジェを務めていた
グランド・ブタペスト・ホテルで起こった客の老貴婦人殺人事件。
他にマシュー・アマルリック、エイドリアン・ブロディ、ウィレム・デフォー、
ジュード・ロー、ビル・マーレー、エドワード・ノートン、トム・ウィルキンソン、
ティルダ・スウィントン、シアーシャ・ローナン、オーウェン・ウィルソン、などなど。
「グランド・ブダペスト・ホテル」2014/6公開(20th FOX)
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8.Non-Stop (★★★)
4位から8位にダウン
4割減って640万ドル、累計7870万ドル。
リーアム・ニーソン、ジュリアン・ムーア。
NY-ロンドン直行便(=ノン・ストップ)
同乗するエア・マーシャルのリーアム・ニーソンに送られてきた匿名のメール。
「身代金150億円を払わなければ20分ごとに乗客を一人ずつ殺す」
被害者が出て強行手段に出るリーアム・ニーソン。
地上ではリーアム・ニーソン自身がハイジャック犯だと思われてしまう。
「ノンストップ」2014/秋(GAGA)
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9.The LEGO Movie (×)
6位から9位にダウン。
半分近く減って410万ドル。累計2億4330万ドル。
レゴが活躍するアニメ。
「LEGOムービー」2014/3/21(WB)
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10.Tyler Perry's The Single Moms Club (✕)
5位から10位にダウン。
6割減って310万ドル、累計1290万ドル。
タイラー・ペリー作品、自身も出演。
5人のシングルマザーが境遇の違いを乗り越えて助け合い、親交を深め、困難に立ち向かう。
日本公開未定。
**** 今週ベスト10圏外に落ちた作品
11.Son of God (★)
7位から11位にダウン。
半減の270万ドル。累計5560万ドル。
文字通り「神の子」キリストの物語。
4位の作品より見ごたえがありそうと思うのは私だけか。
(邦題、公開時期不明)ブロードメディア・スタジオ配給で公開予定。
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12.The Monuments Men (★★★)
10位から12位にダウン。
半減の95万ドル。累計は7560万ドル。
ジョージ・クルーニー、マット・デーモン、ケイト・ブランシェット、ジャン・デュジャルダン。
第2次大戦時、ナチの略奪美術品を取り返そうとする連合国軍の活躍。
「ミケランジェロ・プロジェクト」2014/4/11(20thFOX)
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13.Frozen (鑑賞済)
9位から13位にダウン。ついにベスト10陥落。
興収は1/3の73万ドルまで激減。累計は3億9770万ドルと4億ドル目前で失速。
日本では公開から2週連続1位で累計30億円を突破。
2D/3D、吹替え/字幕があるが、3D字幕の公開館は少ない。
「アナと雪の女王」2014/3/14公開(Disney)
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