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映画「スクランブル」@ユナイテッドシネマ豊洲

2017-10-01 20:26:20 | 映画感想
2017/9/28、ユナイテッドシネマ豊洲。
4番スクリーン。横の中央通路はなく、やや左寄りに縦に通路があるだけ。
D列を選択。


 
スコット・イーストウッド、フレディ・ソープ、アナ・デ・アルマス、ガイヤ・ワイズ



冒頭は、クラシック・カーのオークション会場。
1937年製のブガッティが4100万ユーロで落札されトレーラーで搬送されることに。

アンドリュー(スコット・イーストウッド)とギャレット(フレディ・ソープ)の
フォスター兄弟がトレーラーを襲い、ロックを壊して中に入り、ブガッティを強奪する。

翌日、車を売る相手に会うが、相手は「モリエールの車を盗めとは言ってない」と言い、
フォスター兄弟はタコ殴りにされ、頭巾を被らされて、モリエールの前に連れていかれる。

モリエール(サイモン・アブカリアン)はマルセイユのやくざのボスで、
フォスター兄弟を殺そうとするが、ギャレットが対抗組織のクランプの持つ
フェラーリ250GTOを盗むと言い出し、1週間の猶予をもらう。

フォスター兄弟はステファニーの既知のデビン(ガイヤ・ワイズ)や
凄腕のドライバー、爆弾魔などを仲間に強奪チームを形成する。
また、フォスター兄弟の監視のために、モリエールのいとこのロレントが仲間に入る。

これで、メンバーはそろった。
果たして一週間の間に難攻不落、大勢の武装ガードマンに囲まれたクランプにどうやって近づき、
どうやって車を盗むか。

フォスター兄弟を捜査しているインターポールも加わって、三つ巴四つ巴の中、
果たして計画はうまくいくのだろうか。

**

全てが計画通りでした、チャンチャン、の設定というか脚本なんだけど、
途中からB級感満載で、なんだかなって感じ。

アンドリューにしろギャレットにしろ、どう見ても計画できそうな気がしないし、
誰が何のために計画してフォスター兄弟は何故この計画に乗ったのか、さっぱりわからん。

そもそも、ブガッティの盗み方も危機を煽るためだけの演出に見え、
最初からBMWを使ってやればいいじゃん、としか思えなかった。

インターポールの刑事も出し方がいまいちで絡み方が変。
モリエールとの対決に持っていくためだろうがそれほど重要な役回りか。

これなら最初からモリエールをだます作戦を綿密に練って実行するが、
思わぬアクシデントで計画が失敗しかける、果たして本当にうまくいくのか、
のほうが面白かったかも。

ただ、そういう脚本は山ほどあるので、途中のネタバレはおろか、またかよ、
になる可能性が大きいともいえる。

やくざに大物感はないし、あれだけ武装ガードマンがいるのに簡単に振り回されてる。

とにかく往年の高級名車を走らせ、多くのカースタントを用意しましたって映画。
BMW、ポルシェ、マセラッティはボコボコ壊すけど、クラシックカーには
傷が付けられないので、カーチェイスはいまいち。

飛行機とぶつけるシーンもこんなスタントもやりまっせ、ぐらいにしか思えなかった。
仲間のはずのドライバーもセリフ殆どなしの運転するだけで見せ場なし。

最後のフェラーリも簡単に盗まれ過ぎ。
いろいろあって塗りの違う250GTOは用意できなかったんだろうけど、
あの塗りのままじゃ一発で見つかってしまう。



いつの間にあんなにメンバーを集めたのかは気になるが、
最初現れたドライバーは4人だけで、2台目かな、赤のニッサンGTRだった気がした。



スコット・イーストウッドは、クリント・イーストウッドの息子の一人で、よく似ている。
次は2018年公開の「パシフィック・リム」の続編に出る。

「グラントリノ」「ミリオンダラー・ベイビー」で音楽担当の息子はカイル・イーストウッド。

劇中ではアンドリューとギャレットが異母兄弟だが、実際にはスコットとカイルが異母兄弟。
これは余計かな。

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