ロンドン・オリンピック、日本選手団メダル他（7/29）

当日　金：０、銀：０、銅：２
累計　金：０、銀：２、銅：３


＊柔道男子、６６ｋｇ以下級：銅メダル、海老沼匡。

準決勝で技ありで敗れ、３位決定戦に回り、一本勝ち。

なお、今大会はジュリーによって審判の判定が覆される事案が続出。
一本が取り消され（技あり、有効ではなく）何もなしになったり、
延長戦で有効や技ありが取り消されたり、勝負を決する判断が
取り消されることが多い。

海老沼匡の準々決勝でも延長戦での有効が取り消された後、
明らかに優勢だった海老沼匡に対し、
旗判定で相手の韓国選手に３本が上がるという判定が、
ジュリーの判断で再判定となり、海老沼匡に３本上がるという、
前代未聞の大逆転となった。

おそらくは、篠原信一の世紀の大誤審と言われたシドニーでの
内股透かしの見誤りがきっかけになっているとは思うが、
これほどジャッジの修正が多発すると、審判の権威が失墜する。
審判があまりにも軽んじられている気がしてならない。

＊アーチェリー・女子団体：銅メダル

準決勝で韓国に２０６－２２１と大敗。
３位決定戦では中国に負けたロシアと対戦。
最後の最後に逆転して２０９－２０７で勝利し、銅メダル。

なお、男子団体は１回戦でリードされていたインドに最後に追いついて
シュートオフ（延長戦）で勝利したが、準々決勝のアメリカ戦では、
前半リードしていたが、じりじりと詰め寄られ、最後に逆転負け。


その他の気になる選手、競技

＊柔道女子、５２キロ以下級：メダルなし、中村美里

初戦（２回戦）で優勝したアン・グメに敗れた。
女子は２階級連続メダルなし。

＊競泳男子、１００ｍ平泳ぎ：５位、北島康介

予選は余裕があったものの、準決勝は全体の６位。
決勝は５位に終わった。
タイムも５９秒台で、６３、６９、７９と順を追って悪くなっている。
現地時間７/３１に実施される２００ｍに期待。

＊サッカー男子　決勝進出決定

モロッコに１－０で勝って勝ち点６で２位以上が確定、予選通過が決まった。
なお、スペインはホンジュラスに０－１で負けて予選リーグ敗退となった。