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映画「ジュラシックワールド 炎の王国」@ユナイテッドシネマ豊洲

2018-07-25 00:21:19 | 映画感想
2018/7/18、ユナイテッドシネマ豊洲。
豊洲で一番大きい10番スクリーン、愛称は「オーシャンスクリーン」



クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェームズ・クロムウェル、イザベラ・サーモン



前作「ジュラシックワールド」の舞台となったイスラ・ヌプラル島。
小型潜水艇が前作で死んだ「インドミナス・レックス」の骨の一部を回収する。



ヌプラル島で火山爆発の予兆があり、生き残っていると思われる恐竜を救うべきかどうか、
議会で議論されていた。

シリーズに何度も出ているマルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)は自然に任せるべきと主張。
議会は放置することに決定した。

一方、島に残った恐竜を救う活動をしていたクレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、
ロックウッド財団の総帥、ベンジャミン・ロックウッド(ジェームズ・クロムウェル)の招待を受け、
責任者のイーライ・ミルズ(レイフ・スポール)と協議、ロックウッドの島に恐竜を移送することとなった。

クレアは移送候補のブルー探査のため、オーウェン・グレディ(クリス・プラット)に協力を依頼する。
島に着いた一行を待ち受けていたのは、ケン・ウィートリー(テッド・レビン)率いる捕獲集団。

既に草食恐竜は確保しており、オーウェンはブルーを見つけるが、ウィートリーらに負傷させられ捕獲される。
程なく、火山が大爆発し、オーウェン、クレアらはぎりぎりで逃げる。
果たして、オーウェンらは無事に島を脱出できるのか。
ミルズはロックウッドの言っていた通り、恐竜たちの安住の地を与えることができるのだろうか。
それとも・・・



前作にもまして大迫力。

次から次へとピンチが襲い、何とかクリアーしても次のピンチがすぐにやってくる。
まさにスピルバーグお得意の展開。

監督はスマトラ沖地震を題材にした「インポッシブル」のJA・バヨナ。



恐竜の中には「毛」が生えていたものもいたようで、少なくともぶつぶつの鳥肌でないことは確からしい。
「ジュラシック・パーク」(1993)当時、すでに「羽毛恐竜」の存在は知られていたらしいが、
そこまでの冒険はできなかったと思われるし、それを大きく逸脱するような恐竜像は難しいのだろう。

例えば、ベロキラプトルは、全長2m程度、尾が長く体そのものは中型犬程度しかない。
映画での造形はディノニクス、名前だけが(かっこいいので)使われたようだ。
しかし、今更、あれはディノニクスでしたとも羽がありましたともいえないのではないか。

プテラノドンだけが翼竜ではないが、1作目ですでに海上を飛んでいたわけで、
「ジュラシックワールド」でも翼竜が散々暴れまくっていた。
今回の当初の11種に翼竜が入っていたかどうかはわからないが、いつ捕まえたのかは気になった。

また、翼竜は大型のプテラノドンで翼長は約9mに達するものの、体重は30kg程度と軽く、
とても人を持ち上げるだけの力はない。



恐竜を捕獲し、都市に移送する点では「ロストワールド」に近いものがある。
ちょっとマニアックな性格の隊長、優男の重役などの設定に「ロストワールド」を
思い起こした人も多いのではないだろうか。

5作目ともなると新しい展開はなかなか難しいようで、2番煎じ感、既視感は否めない。
無傷のベロキラプトルが必要な理由の説明は不十分に感じた。

もともと続編を予定していたとは思うが、あからさまに続編を意識した終わり方となっている。
実際3作目は、前作を監督したコリン・トレボロウ監督により、2021/6/11公開が予定されている。
クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードは続投の見込み。

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