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ITニュース、ほか何でもあり。by KGR

ITニュースの解説や感想。その他、気になる話題にもガンガン突っ込む。映画の感想はネタばれあり。

死んだ愛犬のクローン

2009-01-30 20:29:55 | 科学
世界初、ペットのクローン犬誕生=その名も「アンコール」-米(時事通信) - goo ニュース

以前から予想されていたことではあるが、ついに実現したかという感がある。

15万ドルが安いか高いかと言われば、
一般人にとってはべらぼうに高いとしか思えないが、
「死んだペットを生き返らせることができるなら」
金に代えられないと考えるお金持ちがいても不思議ではない。

もちろん賢明な諸氏は十分御承知のとおり、
DNAが全く同じ、言ってみれば1卵生双生児、
その片割れを子供のままタイムスリップさせたようなものだから、
育て方によって前回と同じ犬になるかどうかは何とも言えない。

この子犬が死んだペットと同じように育つ可能性は多いにあるけれども、
育てる人間の方がどうしても過去の記憶や経験にとらわれると言うか、
時間経過とともに同じ人間ではなくなっているので、
全く同じに育て上げることはできないだろう。

とは言ってもそこは犬のことだから、自分がクローンだと知る由もないし、
それで悩むこともないだろうから、素直でいい子に育つことでしょう。

今は15万ドルと言うとてつもない金額だけれども、
これが一般化、普遍化してくれば、1/10、1/100になることは
それほど無理なことではないかもしれない。

15万ドルもあれば、ラブラドールの子犬が何匹買える?
なんて考えるのは野暮だろうが、
これが仮に1/100になって、1500ドルであれば、
死んだ犬の代わりに新しい子犬ではなく、
クローンを希望する飼い主が多く出ても不思議ではない。

おそらくあと10年もすれば、法で禁止でもしない限り、
愛犬愛猫のクローンなんてのはそれほど珍しくなくなるのかもしれない。

これについては、肯定も否定はしません。
むしろ、大きくなったからと言って簡単に犬を捨てるような飼い主より
よっぽどましかもしれない。
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