2012/7/19、109シネマズ木場。
サム・ワーシントン、ジェイミー・ベル、エリザベス・バンクス、エド・ハリス。
*
ニューヨーク。
一人の男(サム・ワーシントン)が老舗のホテルの21階の部屋に入る。
男は書置きをすると、意を決して窓を開けて外に出、外壁の縁(へり)に立つ。
男の行動はすぐ下を行く人の目につき、人だかりができる。
男はダイヤ強奪で服役中に脱獄した元警察官ニック・キャシディ(サム・ワーシントン)。
父、フランクが死に、葬儀に参列、弟のジョーイ(ジェイミー・ベル)
と喧嘩になり、そのドサクサに警護の警官から銃を奪って逃げていたのだ。
*
男は説得にリディア・マーサ(エリザベス・バンクス)を指名する。
この時点では男の身元は警察に分かっていない。
やがて、マーサが到着、直ちに説得に係る。
その頃、ジョーイとアンジーが向かいのビルに到着、ニックと無線で交信を始める。
ジョーイとアンジーは隣のビルから向かいのビルの屋上に入り、爆弾を仕掛ける。
ニックはタイミングを合わせて見物の観衆を煽り、観衆が大声を上げて
爆破音はかき消され、ジョーイとアンジーはビルの中に侵入する。
やがて、男の正体がニック・キャシディであることが分かるが、
ニックはマーサに飛び降りの目的を語り始める。
果たして事の真相は。
ニックの真の目的は何か。
**
ニックの本当に目的を当初伏せておき、少しずつちら見せしながら、
実はそうだったんだ、と言う展開に持っていく物語だが、
よくよく考えると都合よく話が進み過ぎる。
ぎりぎりで警察を交わすとかそういう話ではなく、
客室係がタイミングよくキーとなるポイントに出現できるのも変だし、
イングランダーが思い通りの行動をとらなかったら、どうする予定だったんだ。
横の壁を破ってダクトに入ったのに、天井裏にどうやって回ったのかとか、
事務室にはどうやって入ったのかとか、省略された部分に疑問が多い。
これを言っちゃうとなんだけど、あれだけの情報をどうやって手に入れられたのか。
マーサがニックのことを全く知らないってのも疑問ではある。
マイクのことは知ってんのにね。
それからこれは余計だけど、液体窒素は普通の魔法瓶程度では危なくて運べません。
*
ジェネシス・ロドリゲスは初見だと思ったら、TVで活躍している女優さん。
映画初出演らしい。
サム・ワーシントン、ジェイミー・ベル、エリザベス・バンクス、エド・ハリス。
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ニューヨーク。
一人の男(サム・ワーシントン)が老舗のホテルの21階の部屋に入る。
男は書置きをすると、意を決して窓を開けて外に出、外壁の縁(へり)に立つ。
男の行動はすぐ下を行く人の目につき、人だかりができる。
男はダイヤ強奪で服役中に脱獄した元警察官ニック・キャシディ(サム・ワーシントン)。
父、フランクが死に、葬儀に参列、弟のジョーイ(ジェイミー・ベル)
と喧嘩になり、そのドサクサに警護の警官から銃を奪って逃げていたのだ。
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男は説得にリディア・マーサ(エリザベス・バンクス)を指名する。
この時点では男の身元は警察に分かっていない。
やがて、マーサが到着、直ちに説得に係る。
その頃、ジョーイとアンジーが向かいのビルに到着、ニックと無線で交信を始める。
ジョーイとアンジーは隣のビルから向かいのビルの屋上に入り、爆弾を仕掛ける。
ニックはタイミングを合わせて見物の観衆を煽り、観衆が大声を上げて
爆破音はかき消され、ジョーイとアンジーはビルの中に侵入する。
やがて、男の正体がニック・キャシディであることが分かるが、
ニックはマーサに飛び降りの目的を語り始める。
果たして事の真相は。
ニックの真の目的は何か。
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ニックの本当に目的を当初伏せておき、少しずつちら見せしながら、
実はそうだったんだ、と言う展開に持っていく物語だが、
よくよく考えると都合よく話が進み過ぎる。
ぎりぎりで警察を交わすとかそういう話ではなく、
客室係がタイミングよくキーとなるポイントに出現できるのも変だし、
イングランダーが思い通りの行動をとらなかったら、どうする予定だったんだ。
横の壁を破ってダクトに入ったのに、天井裏にどうやって回ったのかとか、
事務室にはどうやって入ったのかとか、省略された部分に疑問が多い。
これを言っちゃうとなんだけど、あれだけの情報をどうやって手に入れられたのか。
マーサがニックのことを全く知らないってのも疑問ではある。
マイクのことは知ってんのにね。
それからこれは余計だけど、液体窒素は普通の魔法瓶程度では危なくて運べません。
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ジェネシス・ロドリゲスは初見だと思ったら、TVで活躍している女優さん。
映画初出演らしい。
ニュースで自殺志願者がビルに立ち、それを説得する図をよく見ます。それを種に、こんなストーリー
を思いつくだけでもたいしたものです。
あっさりダイヤを抜き盗る客室係は、敵だと思いました。
正体を明かさないことで「都合のよさ」をうまく隠して
最後に許せちゃうところがうまかったと言えばうまかったです。