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全米週末興行ベスト10  2017/7/28-7/30

2017-08-01 20:39:34 | 映画関連
毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は、クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」が2週連続1位。

1. Dunkirk
2. The Emoji Movie
3. Girls Trip
4. Atomic Blonde
5. Spider-Man: Homecoming

6. War for the Planet of the Apes
7. Despicable Me 3
8. Valerian and the City of a Thousand Planets
9. Baby Driver
10. Wonder Woman

***

11. The Big Sick
12. Cars 3
13. Wish Upon



私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。



1.Dunkirk (★★★)

2週連続1位。
半分近くまで減って2660万ドル。
累計は大台越えの1億130万ドル。

クリストファー・ノーラン監督。
キリアン・マーフィー、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー。
1940年5月下旬から6月にかけて、攻勢をかけるドイツ軍に対し、
英仏連合軍35万人がダンケルクから撤退した「ダンケルクの戦い」あるいは
「ダンケルク大撤退」または「ダイナモ作戦」を映画化。

史実では犠牲者は3万人。
イギリス軍は大半の装備を失ったが、人的損害は少なかった。
また、イギリスの戦争に対する士気は大いに高揚した。
しかし、フランスの衰退は著しく、作戦終了後半月ほどでドイツに降伏している。

「ダンケルク」2017/9/9(WB)



2.The Emoji Movie (×)

初登場2位。
2450万ドル。

スマホの絵文字をキャラ化したアニメ。

日本公開未定。



3.Girls Trip (×)

2位から3位にダウン。
4割減って1960万ドル。累計6500万ドル。

クィーン・ラティファ、ジェイダ・ピンケット・スミス、レッジーナ・ホール。
ジェイダ・ピッンケット・スミスはウィル・スミスの奥さん。
学生時代からの親友4人が音楽祭に旅行する珍道中を描くエロチック・コメディ。
「ハング・オーバー」女性版といった感じ?

日本公開未定。



4.Atomic Blonde (★★★)

初登場4位。
1820万ドル。

シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカボイ、ジョン・グッドマン、ソフィア・プテラ。

シャーリーズ・セロン美貌の腕力系MI6エージェント。
2重スパイの探査のためにベルリンに乗り込む。

「アトミック・ブロンド」2017/10/20(カドカワ)



5.Spider-Man: Homecoming (★★★)

3位から5位にダウン。
4割減って1320万ドル。累計2億7810万ドル。

トム・ホランド、ロバート・ダウニーJr、マリサ・トメイ、マイケル・キートン。

トム・ホランド版スパイダーマンの第1弾。(登場自体は2作目)
この後「インフィニティ・ウォー」(2018)、「スパイダーマン続編」(2019)
での登場が予定されている。
敵役はバルチャー(マイケル・キートン)

「スパイダーマン ホームカミング」2017/8/11(Sony)



6.War for the Planet of the Apes (★★★)

4位から6位にダウン。
半分の1040万ドル。累計1億1870万ドル。

当初の邦題は「大戦記」だったと記憶するが、変わったようだ。
何が問題だったのか知らないが、「聖戦記」に良いイメージはない。

「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」2017/10/13(20thFOX)



7.Despicable Me 3 (★★★)

6位から7位にダウン。
4割減って750万ドル。累計2億3020万ドル。

シリーズ第3弾。
怪盗グルーに双子の兄弟ドル―がいた。
吹き替えはグルーの鶴瓶、3姉妹の須藤祐実、矢島晶子、芦田愛菜、
それにルーシーの中島美嘉が続投。
英語版のドルーはスティーブ・カレルの2役だが、吹き替えキャストは生瀬勝久。

「怪盗グルーのミニオン大脱走」2017/7/21(東宝東和)



8.Valerian and the City of a Thousand Planets (★★★)

5位から8位にダウン。
6割減って630万ドル。累計3010万ドルはアメリカだけなら大失敗の部類。

言語は英語中心だが、リュック・ベッソン監督のフランス映画なので、
全米の数字だけでは測れない。

デーン・デハーン、カーラ・デルビーニュ、クライブ・オーウェン、イーサン・ホーク。
SWに多大なる影響を与えたと言われる(らしい)SF超大作「ヴァレリアンとロレリーヌ」の映画化。
原作はジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタンの共作で、
メジエールは「フィフス・エレメント」のコンセプト・デザインにも関わっているらしい。
デーン・デハーンはアンドリュー・ガーフィールド版スパイダーマンのハリー・オズボーン。
カーラ・デルビーニュは「スーサイド・スクワッド」で見事なキタキタ踊りを披露したエンチャントレス。

邦題未定、来年公開(キノ・フィルムズ)



9.Baby Driver(★★★)

7位から9位にダウン。
1/3減って390万ドル。累計9190万ドル。
乗るか、大台。ぎりぎり届かないか。

アンセル・エルゴート、ジェイミー・フォックス、ケビン・スペイシー。
耳鳴りを抑えるために常に音楽を聴いている天才的ドライバー、ベイビー。
彼の仕事は犯罪集団を逃がすこと。
使う車はスバル インプレッサWRX。

「ベイビー・ドライバー」2017/8/19(Sony)



10.Wonder Woman (★★★)

9位から10位にダウン。
1/4減って330万ドル。累計は3億9520万ドル。
超えるか4億ドル。こちらもギリギリ。

ガル・ガトット、クリス・パイン、ロビン・ライト。

「ワンダーウーマン」2017/8/25(WB)

*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***

11.The Big Sick (×)

8位から11位にダウン。
4割減って310万ドル。累計3020万ドル。

パキスタン出身の俳優、ナンジアニと彼の妻のエミリーの実話ベースのラブコメ。
文化の違いによる行き違いをコミカルに描く。
ナンジアニはナンジアニ自身が演じる。

日本公開未定。



13.Wish Upon (×)

10位から13位にダウン。
6割減って95万ドル。累計1290万ドルと何とか製作費はクリアー。

ホラー。
ゴミの中から見つけた古いオルゴール。
願いを叶えてはくれるが、その代償は大きい。
このオルゴールがまたデカいの。
形も丸で見たことがないタイプ。

日本公開未定。
 

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