毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週は、クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」が2週連続1位。
1. Dunkirk
2. The Emoji Movie
3. Girls Trip
4. Atomic Blonde
5. Spider-Man: Homecoming
6. War for the Planet of the Apes
7. Despicable Me 3
8. Valerian and the City of a Thousand Planets
9. Baby Driver
10. Wonder Woman
***
11. The Big Sick
12. Cars 3
13. Wish Upon
*
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Dunkirk (★★★)
2週連続1位。
半分近くまで減って2660万ドル。
累計は大台越えの1億130万ドル。
クリストファー・ノーラン監督。
キリアン・マーフィー、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー。
1940年5月下旬から6月にかけて、攻勢をかけるドイツ軍に対し、
英仏連合軍35万人がダンケルクから撤退した「ダンケルクの戦い」あるいは
「ダンケルク大撤退」または「ダイナモ作戦」を映画化。
史実では犠牲者は3万人。
イギリス軍は大半の装備を失ったが、人的損害は少なかった。
また、イギリスの戦争に対する士気は大いに高揚した。
しかし、フランスの衰退は著しく、作戦終了後半月ほどでドイツに降伏している。
「ダンケルク」2017/9/9(WB)
*
2.The Emoji Movie (×)
初登場2位。
2450万ドル。
スマホの絵文字をキャラ化したアニメ。
日本公開未定。
*
3.Girls Trip (×)
2位から3位にダウン。
4割減って1960万ドル。累計6500万ドル。
クィーン・ラティファ、ジェイダ・ピンケット・スミス、レッジーナ・ホール。
ジェイダ・ピッンケット・スミスはウィル・スミスの奥さん。
学生時代からの親友4人が音楽祭に旅行する珍道中を描くエロチック・コメディ。
「ハング・オーバー」女性版といった感じ?
日本公開未定。
*
4.Atomic Blonde (★★★)
初登場4位。
1820万ドル。
シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカボイ、ジョン・グッドマン、ソフィア・プテラ。
シャーリーズ・セロン美貌の腕力系MI6エージェント。
2重スパイの探査のためにベルリンに乗り込む。
「アトミック・ブロンド」2017/10/20(カドカワ)
*
5.Spider-Man: Homecoming (★★★)
3位から5位にダウン。
4割減って1320万ドル。累計2億7810万ドル。
トム・ホランド、ロバート・ダウニーJr、マリサ・トメイ、マイケル・キートン。
トム・ホランド版スパイダーマンの第1弾。(登場自体は2作目)
この後「インフィニティ・ウォー」(2018)、「スパイダーマン続編」(2019)
での登場が予定されている。
敵役はバルチャー(マイケル・キートン)
「スパイダーマン ホームカミング」2017/8/11(Sony)
*
6.War for the Planet of the Apes (★★★)
4位から6位にダウン。
半分の1040万ドル。累計1億1870万ドル。
当初の邦題は「大戦記」だったと記憶するが、変わったようだ。
何が問題だったのか知らないが、「聖戦記」に良いイメージはない。
「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」2017/10/13(20thFOX)
*
7.Despicable Me 3 (★★★)
6位から7位にダウン。
4割減って750万ドル。累計2億3020万ドル。
シリーズ第3弾。
怪盗グルーに双子の兄弟ドル―がいた。
吹き替えはグルーの鶴瓶、3姉妹の須藤祐実、矢島晶子、芦田愛菜、
それにルーシーの中島美嘉が続投。
英語版のドルーはスティーブ・カレルの2役だが、吹き替えキャストは生瀬勝久。
「怪盗グルーのミニオン大脱走」2017/7/21(東宝東和)
*
8.Valerian and the City of a Thousand Planets (★★★)
5位から8位にダウン。
6割減って630万ドル。累計3010万ドルはアメリカだけなら大失敗の部類。
言語は英語中心だが、リュック・ベッソン監督のフランス映画なので、
全米の数字だけでは測れない。
デーン・デハーン、カーラ・デルビーニュ、クライブ・オーウェン、イーサン・ホーク。
SWに多大なる影響を与えたと言われる(らしい)SF超大作「ヴァレリアンとロレリーヌ」の映画化。
原作はジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタンの共作で、
メジエールは「フィフス・エレメント」のコンセプト・デザインにも関わっているらしい。
デーン・デハーンはアンドリュー・ガーフィールド版スパイダーマンのハリー・オズボーン。
カーラ・デルビーニュは「スーサイド・スクワッド」で見事なキタキタ踊りを披露したエンチャントレス。
邦題未定、来年公開(キノ・フィルムズ)
*
9.Baby Driver(★★★)
7位から9位にダウン。
1/3減って390万ドル。累計9190万ドル。
乗るか、大台。ぎりぎり届かないか。
アンセル・エルゴート、ジェイミー・フォックス、ケビン・スペイシー。
耳鳴りを抑えるために常に音楽を聴いている天才的ドライバー、ベイビー。
彼の仕事は犯罪集団を逃がすこと。
使う車はスバル インプレッサWRX。
「ベイビー・ドライバー」2017/8/19(Sony)
*
10.Wonder Woman (★★★)
9位から10位にダウン。
1/4減って330万ドル。累計は3億9520万ドル。
超えるか4億ドル。こちらもギリギリ。
ガル・ガトット、クリス・パイン、ロビン・ライト。
「ワンダーウーマン」2017/8/25(WB)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.The Big Sick (×)
8位から11位にダウン。
4割減って310万ドル。累計3020万ドル。
パキスタン出身の俳優、ナンジアニと彼の妻のエミリーの実話ベースのラブコメ。
文化の違いによる行き違いをコミカルに描く。
ナンジアニはナンジアニ自身が演じる。
日本公開未定。
*
13.Wish Upon (×)
10位から13位にダウン。
6割減って95万ドル。累計1290万ドルと何とか製作費はクリアー。
ホラー。
ゴミの中から見つけた古いオルゴール。
願いを叶えてはくれるが、その代償は大きい。
このオルゴールがまたデカいの。
形も丸で見たことがないタイプ。
日本公開未定。
今週は、クリストファー・ノーラン監督の「ダンケルク」が2週連続1位。
1. Dunkirk
2. The Emoji Movie
3. Girls Trip
4. Atomic Blonde
5. Spider-Man: Homecoming
6. War for the Planet of the Apes
7. Despicable Me 3
8. Valerian and the City of a Thousand Planets
9. Baby Driver
10. Wonder Woman
***
11. The Big Sick
12. Cars 3
13. Wish Upon
*
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Dunkirk (★★★)
2週連続1位。
半分近くまで減って2660万ドル。
累計は大台越えの1億130万ドル。
クリストファー・ノーラン監督。
キリアン・マーフィー、トム・ハーディ、マーク・ライランス、ケネス・ブラナー。
1940年5月下旬から6月にかけて、攻勢をかけるドイツ軍に対し、
英仏連合軍35万人がダンケルクから撤退した「ダンケルクの戦い」あるいは
「ダンケルク大撤退」または「ダイナモ作戦」を映画化。
史実では犠牲者は3万人。
イギリス軍は大半の装備を失ったが、人的損害は少なかった。
また、イギリスの戦争に対する士気は大いに高揚した。
しかし、フランスの衰退は著しく、作戦終了後半月ほどでドイツに降伏している。
「ダンケルク」2017/9/9(WB)
*
2.The Emoji Movie (×)
初登場2位。
2450万ドル。
スマホの絵文字をキャラ化したアニメ。
日本公開未定。
*
3.Girls Trip (×)
2位から3位にダウン。
4割減って1960万ドル。累計6500万ドル。
クィーン・ラティファ、ジェイダ・ピンケット・スミス、レッジーナ・ホール。
ジェイダ・ピッンケット・スミスはウィル・スミスの奥さん。
学生時代からの親友4人が音楽祭に旅行する珍道中を描くエロチック・コメディ。
「ハング・オーバー」女性版といった感じ?
日本公開未定。
*
4.Atomic Blonde (★★★)
初登場4位。
1820万ドル。
シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカボイ、ジョン・グッドマン、ソフィア・プテラ。
シャーリーズ・セロン美貌の腕力系MI6エージェント。
2重スパイの探査のためにベルリンに乗り込む。
「アトミック・ブロンド」2017/10/20(カドカワ)
*
5.Spider-Man: Homecoming (★★★)
3位から5位にダウン。
4割減って1320万ドル。累計2億7810万ドル。
トム・ホランド、ロバート・ダウニーJr、マリサ・トメイ、マイケル・キートン。
トム・ホランド版スパイダーマンの第1弾。(登場自体は2作目)
この後「インフィニティ・ウォー」(2018)、「スパイダーマン続編」(2019)
での登場が予定されている。
敵役はバルチャー(マイケル・キートン)
「スパイダーマン ホームカミング」2017/8/11(Sony)
*
6.War for the Planet of the Apes (★★★)
4位から6位にダウン。
半分の1040万ドル。累計1億1870万ドル。
当初の邦題は「大戦記」だったと記憶するが、変わったようだ。
何が問題だったのか知らないが、「聖戦記」に良いイメージはない。
「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」2017/10/13(20thFOX)
*
7.Despicable Me 3 (★★★)
6位から7位にダウン。
4割減って750万ドル。累計2億3020万ドル。
シリーズ第3弾。
怪盗グルーに双子の兄弟ドル―がいた。
吹き替えはグルーの鶴瓶、3姉妹の須藤祐実、矢島晶子、芦田愛菜、
それにルーシーの中島美嘉が続投。
英語版のドルーはスティーブ・カレルの2役だが、吹き替えキャストは生瀬勝久。
「怪盗グルーのミニオン大脱走」2017/7/21(東宝東和)
*
8.Valerian and the City of a Thousand Planets (★★★)
5位から8位にダウン。
6割減って630万ドル。累計3010万ドルはアメリカだけなら大失敗の部類。
言語は英語中心だが、リュック・ベッソン監督のフランス映画なので、
全米の数字だけでは測れない。
デーン・デハーン、カーラ・デルビーニュ、クライブ・オーウェン、イーサン・ホーク。
SWに多大なる影響を与えたと言われる(らしい)SF超大作「ヴァレリアンとロレリーヌ」の映画化。
原作はジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタンの共作で、
メジエールは「フィフス・エレメント」のコンセプト・デザインにも関わっているらしい。
デーン・デハーンはアンドリュー・ガーフィールド版スパイダーマンのハリー・オズボーン。
カーラ・デルビーニュは「スーサイド・スクワッド」で見事なキタキタ踊りを披露したエンチャントレス。
邦題未定、来年公開(キノ・フィルムズ)
*
9.Baby Driver(★★★)
7位から9位にダウン。
1/3減って390万ドル。累計9190万ドル。
乗るか、大台。ぎりぎり届かないか。
アンセル・エルゴート、ジェイミー・フォックス、ケビン・スペイシー。
耳鳴りを抑えるために常に音楽を聴いている天才的ドライバー、ベイビー。
彼の仕事は犯罪集団を逃がすこと。
使う車はスバル インプレッサWRX。
「ベイビー・ドライバー」2017/8/19(Sony)
*
10.Wonder Woman (★★★)
9位から10位にダウン。
1/4減って330万ドル。累計は3億9520万ドル。
超えるか4億ドル。こちらもギリギリ。
ガル・ガトット、クリス・パイン、ロビン・ライト。
「ワンダーウーマン」2017/8/25(WB)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
11.The Big Sick (×)
8位から11位にダウン。
4割減って310万ドル。累計3020万ドル。
パキスタン出身の俳優、ナンジアニと彼の妻のエミリーの実話ベースのラブコメ。
文化の違いによる行き違いをコミカルに描く。
ナンジアニはナンジアニ自身が演じる。
日本公開未定。
*
13.Wish Upon (×)
10位から13位にダウン。
6割減って95万ドル。累計1290万ドルと何とか製作費はクリアー。
ホラー。
ゴミの中から見つけた古いオルゴール。
願いを叶えてはくれるが、その代償は大きい。
このオルゴールがまたデカいの。
形も丸で見たことがないタイプ。
日本公開未定。
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