マエケン、ドジャーズ入団は８年契約

広島東洋カープからポスティングでＭＬＢ入りを目指していた前田健太。
移籍先がロサンゼルスドジャーズ（ＬＡＤ）に決まりました。

何と８年契約。
ただし、選手側からの契約拒否権とトレード拒否権はない、と
ＭＬＢの長期契約にしては異例の契約内容となっているようです。

また契約金と年俸を低く抑え、インセンティブを多く盛り込んだ契約は、
球団側にとって放出しやすい内容と言えそうです。

井川慶は５年契約でニューヨーク・ヤンキース（ＮＹＹ）に移籍しましたが、
トレード拒否権があり、移籍先が高額な年俸を引き受ける必要もあって
結局ヤンキースのマイナーで塩漬けとなって、ＧＭに失敗だったと言われました。

仮に井川慶がマエケンと同様の契約だったら、他球団で活躍した可能性もあります。
ただ、阪神タイガース時代から、藪恵壹とともに、出足は絶好調でも、
試合後半に急に崩れるイメージが強かったから、ＭＬＢでも心配でした。

マエケンについては急に崩れるイメージはないけれど、
身体検査で問題があったらしいから、他の日本人投手と同様、
肘腱に懸念を抱えているのかもしれない。

ともあれ、マエケンの来季活躍が大いに期待されます。

これで気になるＭＬＢでの日本人選手の動向はムネリンこと
川崎宗則を残すのみとなりました。