毎週金、土、日の3日間の全米興行収入のベスト10です。
今週はNASAで活躍した黒人女性の秘話「ヒドゥン・フィギュア」が2週連続1位。
4本が初ベスト10入りとなり、順位は大幅に変動。
*
1. Hidden Figures
2. La La Land
3. Sing
4. The Bye Bye Man
5. Rogue One: A Star Wars Story
6. Patriots Day
7. Monster Trucks
8. Sleepless
9. Underworld: Blood Wars
10. Passengers
***
12. Moana
13. Why Him?
14. Fences
**
18. Assassin's Creed
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Hidden Figures (★)
2週連続1位。
興収は少し減って2080万ドル、累計5520万ドル。
タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー。
1960年代初頭、偏見にあいながらもNASAの職員として
マーキュリー6号(ジョン・グレン宇宙飛行士)の
アメリカ初の地球周回軌道を支えた黒人女性3人の語られることのなかった実話。
「隠された数字」ってとこか。
日本公開未定。
*
2.La La Land (★)
公開館が1515館から1848館に増え、5位から2位にアップ。
興収は4割増しの1450万ドル、累計7400万ドル。
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、JKシモンズ。
ハリウッドでスターダムを夢見る恋人のミュージカル・ラブストーリー。
「ラ・ラ・ランド」2017/2/24(GAGA)
*
3.Sing (★)
3位キープ。
1/3減の1380万ドル、累計2億3340万ドル。
アニメ。
潰れそうな劇場オーナーが立て直しのためにオーディションを行う。
リース・ウィザースプーン、マシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソンなど。
「SING/シング」2017/3/17(東宝東和)
*
4.The Bye Bye Man (×)
初登場4位。
1350万ドル。
ホラー。
その名を呼ぶ者はもちろん、考えただけでも現れる恐怖の男、バイバイマン。
黒いフードマントに身を包み、この世にバイバイを告げさせる。
日本公開未定。
*
5.Rogue One: A Star Wars Story (鑑賞済)
2位から5位にダウン。
4割減って1330万ドル、累計は4億9840万ドル。
月曜(1/16)に5億ドルを超え、歴代7本目の5億ドル超映画となった。
海外は、英、独、豪、仏、日、中の順でほぼ5億ドル。
これでシリーズのトップ2がいずれもブエナビスタ(ディズニー系列)配給。
1977年の「エピソード4」に直接つながるプリクエル(前日譚)だが、
「エピソード3」とのつながりはない。
むしろ、時系列的には「3」のずいぶん後で「4」の直前に当たる。
フェリシティー・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、マッツ・ミケルソン。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」2016/12/16(Disney)
*
6.Patriots Day (★)
12月に7館で公開され、今週からは3120館に拡大公開。
これに伴い興収は110倍以上の1200万ドルで、
ランキングは30位から6位とべスト10入り。
累計は1250万ドル。
パトリオット・デイ(=愛国者の日)はマサチューセッツ州など3州の州の祝日で、
ボストンマラソンが行われる日でもある、4月の第3月曜。
2013年のボストンマラソンでのテロを追う。
邦題未定、2017年初夏公開(キノフィルムズ)
*
7.Monster Trucks (★)
初登場7位。
1090万ドル。
宇宙から来たタコ星人が、ガソリンだかオイルだかを気に入って
トラックのエンジンルームに住み着き、トラックを爆走させるという、
「ホーム」と「トランスフォーマー」と「ET」を合体したような映画。
日本公開未定。
*
8.Sleepless (★★)
初登場8位。
830万ドル。
2011年のフランス映画「スリープレス・ナイト」のハリウッドリメイク。
ジェイミー・フォックス、ミシェル・モナハン。
ラスベガスを舞台にマフィアと悪徳警官と麻薬取締局の攻防。
日本公開未定。
*
9.Underworld: Blood Wars (★★)
4位から9位にダウン。
半減の610万ドル。累計2420万ドル。
シリーズ第5弾。
3作目の「ビギンズ」は最初の2本の前日譚でローナ・ミトラの演じるソーニャを主役にしたが、
今作を含めた残りの4本は、ケイト・ベッキンセールのセリーンが主人公。
アンダーワールド:ブラッド・ウォーズ 2017/1/7(Sony)
BDリリースが3/22に決定している。
劇場公開の本気度が読めん。
*
10.Passengers (★★★)
6位から10位にダウン。
4割減って530万ドル、累計8970万ドル。
製作費を考えると米国内は惨敗の部類。
SFは当たり外れが大きいが、何がどうまずかったのかは不明。
ジェニファー・ローレンス、クリス・プラット。
人類移住計画の120年の冬眠の旅、のはずが、目覚めてしまった1組の男女。
予定よりもずっと早く目覚めたわけとは。
「パッセンジャー」2017/3/24(Sony)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
12.Moana(★★)
8位から12位にダウン。
1/3減って420万ドル。累計は2億3150万ドル。
ポリネシアの海を舞台に少女モアナが伝説の島を探す。
「モアナと伝説の海」2017/3/10(Disney)
*
13.Why Him? (★)
7位から13位にダウン。
半減の350万ドル。累計5530万ドル。
ジェームズ・フランコ、ブライアン・クランストン。
最愛の娘が紹介してくれたボーイフレンドは、入れ墨だらけのチャラ男。
ビジネスでは成功しているらしいけど、妻や息子は気に入っているみたいだけど、
彼がちっとも好きになれない親父さん。
息子の嫁が嫌いな姑、娘の婿が嫌いな舅、ともに定番のテーマのようだ。
日本公開未定。
*
14.Fences (×)
9位から14位にダウン。
4割減って270万ドル。累計4580万ドル。
デンゼル・ワシントン監督主演、ビオラ・デイビス。
1950年代、元野球選手の黒人男性、妻と息子の物語。
舞台劇としても有名。メインキャストは舞台と同じ。
日本公開未定。
*
18.Assassin's Creed (★★)
10位から18位に急降下。
興収は1/3まで減って140万ドル。
累計5290万ドルと製作費の半分に満たず。
マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール。
死刑囚が先祖の記憶を呼び起こされ、暗殺者であった時代の
歴史の裏に隠された謎に挑む。
「アサシン・クリード」2017/3/3(20thFOX)
今週はNASAで活躍した黒人女性の秘話「ヒドゥン・フィギュア」が2週連続1位。
4本が初ベスト10入りとなり、順位は大幅に変動。
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1. Hidden Figures
2. La La Land
3. Sing
4. The Bye Bye Man
5. Rogue One: A Star Wars Story
6. Patriots Day
7. Monster Trucks
8. Sleepless
9. Underworld: Blood Wars
10. Passengers
***
12. Moana
13. Why Him?
14. Fences
**
18. Assassin's Creed
***
私の独断による「見たい度」を×、★、★★、★★★の4段階で記載。
*
1.Hidden Figures (★)
2週連続1位。
興収は少し減って2080万ドル、累計5520万ドル。
タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー。
1960年代初頭、偏見にあいながらもNASAの職員として
マーキュリー6号(ジョン・グレン宇宙飛行士)の
アメリカ初の地球周回軌道を支えた黒人女性3人の語られることのなかった実話。
「隠された数字」ってとこか。
日本公開未定。
*
2.La La Land (★)
公開館が1515館から1848館に増え、5位から2位にアップ。
興収は4割増しの1450万ドル、累計7400万ドル。
ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、JKシモンズ。
ハリウッドでスターダムを夢見る恋人のミュージカル・ラブストーリー。
「ラ・ラ・ランド」2017/2/24(GAGA)
*
3.Sing (★)
3位キープ。
1/3減の1380万ドル、累計2億3340万ドル。
アニメ。
潰れそうな劇場オーナーが立て直しのためにオーディションを行う。
リース・ウィザースプーン、マシュー・マコノヒー、スカーレット・ヨハンソンなど。
「SING/シング」2017/3/17(東宝東和)
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4.The Bye Bye Man (×)
初登場4位。
1350万ドル。
ホラー。
その名を呼ぶ者はもちろん、考えただけでも現れる恐怖の男、バイバイマン。
黒いフードマントに身を包み、この世にバイバイを告げさせる。
日本公開未定。
*
5.Rogue One: A Star Wars Story (鑑賞済)
2位から5位にダウン。
4割減って1330万ドル、累計は4億9840万ドル。
月曜(1/16)に5億ドルを超え、歴代7本目の5億ドル超映画となった。
海外は、英、独、豪、仏、日、中の順でほぼ5億ドル。
これでシリーズのトップ2がいずれもブエナビスタ(ディズニー系列)配給。
1977年の「エピソード4」に直接つながるプリクエル(前日譚)だが、
「エピソード3」とのつながりはない。
むしろ、時系列的には「3」のずいぶん後で「4」の直前に当たる。
フェリシティー・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、マッツ・ミケルソン。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」2016/12/16(Disney)
*
6.Patriots Day (★)
12月に7館で公開され、今週からは3120館に拡大公開。
これに伴い興収は110倍以上の1200万ドルで、
ランキングは30位から6位とべスト10入り。
累計は1250万ドル。
パトリオット・デイ(=愛国者の日)はマサチューセッツ州など3州の州の祝日で、
ボストンマラソンが行われる日でもある、4月の第3月曜。
2013年のボストンマラソンでのテロを追う。
邦題未定、2017年初夏公開(キノフィルムズ)
*
7.Monster Trucks (★)
初登場7位。
1090万ドル。
宇宙から来たタコ星人が、ガソリンだかオイルだかを気に入って
トラックのエンジンルームに住み着き、トラックを爆走させるという、
「ホーム」と「トランスフォーマー」と「ET」を合体したような映画。
日本公開未定。
*
8.Sleepless (★★)
初登場8位。
830万ドル。
2011年のフランス映画「スリープレス・ナイト」のハリウッドリメイク。
ジェイミー・フォックス、ミシェル・モナハン。
ラスベガスを舞台にマフィアと悪徳警官と麻薬取締局の攻防。
日本公開未定。
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9.Underworld: Blood Wars (★★)
4位から9位にダウン。
半減の610万ドル。累計2420万ドル。
シリーズ第5弾。
3作目の「ビギンズ」は最初の2本の前日譚でローナ・ミトラの演じるソーニャを主役にしたが、
今作を含めた残りの4本は、ケイト・ベッキンセールのセリーンが主人公。
アンダーワールド:ブラッド・ウォーズ 2017/1/7(Sony)
BDリリースが3/22に決定している。
劇場公開の本気度が読めん。
*
10.Passengers (★★★)
6位から10位にダウン。
4割減って530万ドル、累計8970万ドル。
製作費を考えると米国内は惨敗の部類。
SFは当たり外れが大きいが、何がどうまずかったのかは不明。
ジェニファー・ローレンス、クリス・プラット。
人類移住計画の120年の冬眠の旅、のはずが、目覚めてしまった1組の男女。
予定よりもずっと早く目覚めたわけとは。
「パッセンジャー」2017/3/24(Sony)
*** 今週ベスト10圏外に落ちた作品 ***
12.Moana(★★)
8位から12位にダウン。
1/3減って420万ドル。累計は2億3150万ドル。
ポリネシアの海を舞台に少女モアナが伝説の島を探す。
「モアナと伝説の海」2017/3/10(Disney)
*
13.Why Him? (★)
7位から13位にダウン。
半減の350万ドル。累計5530万ドル。
ジェームズ・フランコ、ブライアン・クランストン。
最愛の娘が紹介してくれたボーイフレンドは、入れ墨だらけのチャラ男。
ビジネスでは成功しているらしいけど、妻や息子は気に入っているみたいだけど、
彼がちっとも好きになれない親父さん。
息子の嫁が嫌いな姑、娘の婿が嫌いな舅、ともに定番のテーマのようだ。
日本公開未定。
*
14.Fences (×)
9位から14位にダウン。
4割減って270万ドル。累計4580万ドル。
デンゼル・ワシントン監督主演、ビオラ・デイビス。
1950年代、元野球選手の黒人男性、妻と息子の物語。
舞台劇としても有名。メインキャストは舞台と同じ。
日本公開未定。
*
18.Assassin's Creed (★★)
10位から18位に急降下。
興収は1/3まで減って140万ドル。
累計5290万ドルと製作費の半分に満たず。
マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール。
死刑囚が先祖の記憶を呼び起こされ、暗殺者であった時代の
歴史の裏に隠された謎に挑む。
「アサシン・クリード」2017/3/3(20thFOX)
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