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試写会「ザ・シューター 極大射程」@ヤクルトホール

2007-05-17 16:14:39 | 映画感想
2007/5/16、ヤクルトホールでの開催。
ほぼ満員でした。

予告もあり「トランスフォーマー」と「フリーダム・ライターズ」

後者は、実話に基づくヒラリー・スワンクの感動ものですが、
アメリカではあまり受けませんでした。
たぶん日本でもダメでしょう。

***

原題は「SHOOTER」と「ザ」なし、「極大射程」は原作小説の邦題。

マーク・ウォルバーグ、マイケル・ペーニャ、ダニー・グローバー。

*** 

エチオピア国境付近、字幕を見落としたが、おそらくはソマリア内戦。

国連PKO(PKF?)の一員、
狙撃チームのボブ・リー・スワガーとドニー・フェン。
米軍を追尾する敵を狙撃するが、
ヘリの反撃にあって、ドニーは死んでしまう。

3年後、世捨て人のような生活をしているスワガーのもとへ、
FBIのジョンソン(ダニー・グローバー)がやってくる。

従来の警護距離を超える遠距離からの大統領狙撃が計画されており、
スワガーに計画を考えてもらい、狙撃阻止を図るというもの。

スワガーは狙撃をフィラデルフィアと推定、大統領の狙撃を予告するが、
果たして狙撃が行われ、同席していたエチオピアの大司教が射殺される。

FBIと狙撃を監視していたはずのスワガーは、警官に撃たれ、傷を負う。
ジョンソンらの陰謀でスワガーを狙撃犯に見せかけ、射殺する計画だった。

しかし、重傷を負いながらもスワガーは逃げる。
最初に出会ったFBI捜査官、ニック・メンフィス(マイケル・ペーニャ)に
「おれはやっていない」と言い残して。

スワガーは、陰謀の首謀者を探り復讐しようとする。
一方、ニック・メンフィスもスワガーの言葉が気になり、
真相を追い求めようとする。
果たして、復讐は成功するのか、濡れ衣は晴らせるのか、そして事の真相は、、、

***

ハードボイルド・サスペンス。

面白かったけど、かなり過激ですね。
やるときゃあ、徹底的にやるぜ、ってことでしょうか。

単なる狙撃兵ならあそこまで強くはないでしょうが、海兵隊の精鋭です。
やみくもに突っ込んでいくのではなく、計画を練りながら反撃していきます。

残念なのは、なぜエチオピアの大司教を殺さねばならなかったかが弱いこと。
物語の冒頭につながっては行くのですが、ちょっと説明不足。

それと最後のどんでん返しの伏線がちょっと唐突、
計画通りにしてももう少しやりようがあったでしょう。

字幕では、ヤードをメートルで表示するのはいいとして細かすぎ。
台詞の「200ヤード」を字幕で「183メートル」とすることはないでしょう。
「180メートル」のほうがいい。
「2200ヤード」を「2012メートル」もやりすぎです。
「2キロメートル」または「2000メートル」でいい。
「1.5インチ」「2フィート半」をそれぞれ「3.8センチ」「76センチ」
これも細かすぎです。
計算としては、正しいですが、「4センチ」「80センチ」で十分です。
要は台詞の数字がアバウトなときはアバウトに、
細かく言う必要のあるときは細かく。

***

マーク・ウォルバーグについては詳しく言いません。

マイケル・ペーニャは「WTC」でニコラス・ケイジと一緒に生き埋めの人。
ダニー・グローバーは「ドリームガールズ」で最初エディ・マーフィーの
マネジャーだった人。

女優陣のうち、FBI捜査官の一人、ローナ・ミトラは、
X-MENのファムケ・ヤンセンに似てる。
(実はベッカムのかみさんのビクトリアにも似てると思った)


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