環状２号線隅田川橋梁

公式ページなどでは「橋りょう」となっていますが、敢えて「橋梁」と書きます。

橋梁。

広義には橋の事で、橋を難しく言っただけの場合もありますが、
土木関連では、狭義には川や海、池、湖など水の上を渡す橋の事を言い、
陸の上の橋は「高架橋」と呼んで区別することがあるそうです。

さて、ミニうんちくはさておいて、タイトルの環状２号線隅田川橋梁。

環状２号線は先日供用が開始された「新虎通り」（この愛称何とかならんか）が
その一部となっていますが、新虎通りの起点である第一京浜との交差点を
湾岸部へ下ると海岸通りと交差、その後、現在の築地市場を横切って隅田川を渡り、
月島の清澄通りを横切ってさらに晴海埠頭から豊洲埠頭、有明に渡って湾岸道路に至る。

豊洲埠頭には築地市場の移転先である豊洲市場ができる予定で、
ゆりかもめには既に「市場前駅」がある。

当初計画では築地市場跡地を突っ切って隅田川を渡るはずが、
いまだ築地市場健在で、新大橋通りとの絡みがどうなるのかわかりませんが、
とにかく隅田川を渡る橋の工事は開始されています。

で、やっと本題。

今朝たまたま勝鬨橋を築地から晴海方向に渡っていた時の事。
右手、つまり隅田川の河口に近い方ですが、大きなクレーン船。

かの国の海難事故でフェリーを吊りあげるのどうのと話題になっているので、
咄嗟に頭に浮かんだのはそのことですが、このクレーン船、相当大きい。

台船の部分まで見えないかと思ったのですが、そんなうまい具合には止まれない。

しかし、よく見ると何やらぶら下げてますね。

これが、なんと橋桁のようです。
別写真ですが、アップにすると。



完成図を見ると橋の一部だということが良くわかります。



橋の長さは２４５ｍだそうで、１/４～１/３．５はありそうです。
とすれば、７０ｍくらいでしょうか。

橋の完成は２６年度、つまり来春までには完成するので、供用開始が待ち遠しいです。