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八方塞がり、社民党はどこへ行く

2010-05-28 21:43:26 | 政治経済
鳩山首相、福島消費者相を罷免 辺野古移転の反対めぐり(朝日新聞) - goo ニュース

この際、民主党に対する意見は敢えて述べない。
いろいろ言いたいことはあるんだけど、とりあえずは黙っておく。

ここまではまるで政治小説を読んでいるような展開。
これから社民党はどうするんでしょう。

後には引けないことはわかっていた。

言葉の重み、発言の重みは、誰かと違って重々承知しての発言だろうから、
言ってしまった以上、ここまでの展開はある程度読めていた。

党首としての信念だ、政治家として容認できない、というのであればまだしも、
党の方針ですと言ってしまったからには、党内から大臣をというわけにもいくまい。

TVで見たベテラン政治評論家の読みは「福島氏辞任、連立維持」だったが、
一言目の読みは外れた、連立はどうなるだろうか。

社民党と言えば、村山富市氏を忘れることはできない。

首相就任後、自衛隊合憲、日米安保堅持に転向、我々を大いに驚かせたものだ。
翌年1月には阪神淡路大震災、2か月後には地下鉄サリン事件なども発生、
社会的にも激変の時期であった。

実際には失政とは言えず、いろいろあったことと思うが、
結果として路線変更が当時の社会党の衰退を招き、
社民党への改称後も支持の回復はならなかった。

政権を担う前と後での豹変ぶりは、何も社民党に限ったことではないが
方針転換が党勢衰退につながるというトラウマか残ったのではないか。

今回、方針転換すればさらなる衰退を招きかねない、いや、衰退どころか消滅の危機。

一部には参院比例区に出る福島氏の点数稼ぎとの意見もあるようだが、
私はそんな矮小な考えではないと思っている。

小さい政党だからこそ、意志を通す。
そこに存在意義があるし、それこそ党存続を賭けての決心だったと思う。
しかし、それはまた連立離脱必至となり、
さらなる弱体化、党分裂を招きかねない賭けでもある。

どちらに転んでもマイナスに思えるが、未来は予測不可能。
果たしてどうなってしまうのでしょうか。

私の予測?
政治的主義主張からではなく、評論家的発言でよければ、今後の展開は、

・連立離脱。

・一部議員が離党し、一部は民主に、一部は他の会派に。

・参院選惨敗。

・次期衆院選惨敗で解党的壊滅状態 、、、、に、ならなければいいですが。
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