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BD「レイヤー・ケーキ」

2012-04-23 23:19:57 | 映画感想
買い置きのBD。

BDプレイヤーは持っておらず、今まではPS3で見ていたが、
先日買ったノートPCの光ドライブがBD対応なのでこれで鑑賞。

ノート自体のディスプレイはフルHDではなく、1366×768だが、
HDMIケーブル経由で外部ディスプレイのみの出力でとフルHDの信号が出せる。

***

ダニエル・クレイグ、トム・ハーディ、ジョージ・ハリス、コルム・ミーニー。

**

ロンドンで不動産業を営む裏で麻薬ディーラの主人公(ダニエル・クレイグ)
映画の中で名前を直接呼ばれることがないため仮に、Xとしておく。

Xはそろそろ引退をしようと考えている。

ある日、ジーン(コルム・ミーニー)経由で大量の麻薬の話が舞い込んだ。
取引を持ちかけてきたのはデューク(ジェイミー・フォアマン)

しかし、その薬はデュークがセルビアの麻薬密造組織から強奪したものだった。
あまりにも大量かつ盗品とあって安く値踏みするXとの取引はなかなか決まらない。

そんな中、Xは組織のボスのジミー(ケネス・クラナム)から呼び出しを食らい、
今度のヤク取引を成立させることと、行方不明の知人の娘を探すよう指示される。

知人の娘探しは捗らず、デュークの居場所も見つからない。

さらに、セルビア人グループからはデュークと一緒にヤクを返せとの脅しが入る。

その上、娘の父の別組織のボス、エディ・テンプル(マイケル・ガンポン)からも
攻撃を受けてしまう。

はたしてXは、四面楚歌、八方塞り状態から逃れることができるだろうか。

**

2時間弱の中で多くの組織が登場し、人物の相関もややこしいので、
若干分かりにくい。特に名前は覚えきれない。

見た顔がそこここに出てくるが、敵味方がよくわからず、かえって混乱。
それらが整理つけば、裏切り/騙しの構図はなかなか面白い。

騙し、騙され、全員が悪い奴、生きたまま足を洗うなんてできやしない。
まるでアウトレイジ・ロンドン版。

ヤクはやるけど殺しはしない、それがポリシー。
おれたちはギャングじゃない、と言うセリフも出て来る。

その割に切れて人を殴り殺しかけるし(命に別状ないと聞いてほっとする)
人殺しはギャングのやることだ、とXをタコ殴りにするジーンだって、
実は人殺しをしていて同類項、五十歩百歩なのも面白い。

ラストは異論があるかもしれない。
未見だが、もう一つのラストがあるらしい。確認しておきたい。



レイヤーケーキは字幕では断層社会とか断層構造って出てたと思うが、
直訳すればいわゆるショートケーキの類で、階層構造の方がよくないか。


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