2018/12/5、109シネマズ木場。
1番スクリーン。H列を選択。
結構大人のお一人様多し。水曜のせいか女性のおひとり様も多かった。
*
マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン。
*
時代はビクトリア朝(産業革命の時代、イギリス絶頂期)だそうです。
クリスマス前日。
母を亡くして間もないクララ(マッケンジー・フォイ)は屋根裏で弟のフリッツ(トム・スイート)と
実験をしていた。
父ベンジャミン(マシュー・マクファデン)に呼ばれ、姉のルイーズ(エリー・バンパー)を含めた3人は、
母が遺したクリスマス・プレゼントをもらう。
クララには、卵型の金属のケース。
鍵がなく開けることはできないが、あなたの必要なものはこの中にあるとの母のメモが。
その夜、クララの名付け親でもあるドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)の屋敷で
クリスマス・パーティが行われた。
ドロッセルマイヤーは、各人ごとに細いロープを用意し、クリスマスプレゼントのある場所に導く。
クララがロープを伝っていった先は雪の積った森だった。
ローブの先に鍵が吊るしてあったが、クララが取る前にネズミがそれを奪ってしまう。
クララはネズミを追って橋のたもとまでくると、等身大のくるみ割り人形の兵士が橋番をしていた。
兵士はフィリップ大尉(ジェイデン・フォーラ・ナイト)と名乗り、クララを王女様と呼んだ。
橋の先の「第4の王国」に入ったクララとフィリップは魔物に襲われ、命からがら城に逃げ帰った。
そこには「雪の王国」「花の王国」「お菓子の王国」の指導者がおり、クララを大歓迎するも
「第4の王国」との戦いを終わらせてほしい、と懇願するのだった。
意を決したクララは「第4の王国」に攻め入ることにした。
果たしてこの戦いの結末は。
*
「くるみ割り人形」
バレエとしてもチャイコフスキーの楽曲としても有名。
その「くるみ割り人形」の映画化というにはちょっと筋立てが違いすぎる。
もともとはホフマンの童話「くるみ割り人形とネズミの王様」を翻案したデュマ・ペールの小説を
バレエ化したのが、バレエ「くるみ割り人形」で、この時点で既に大幅に話が変わっている。
本作は、バレエの「くるみ割り人形」と登場人物の名前や国の名前などに共通点はあるものの、
展開や結末は別物になっている。(映画以外の粗筋はWikiを参照した)
この映画を見て「くるみ割り人形」を知ろうというのは、「アリス・イン・ワンダーランド」を見て
「不思議の国のアリス」を知ろうというぐらい無謀。
*
当たり障りのないと言ったら失礼だが、毒のない映画。
そこそこドキドキ、そこそこハラハラではあるものの、大人には物足りない。
*
ところどころに本物のバレエが組み込まれ、ミスティ・コープランドが踊っている。
アメリカン・バレエ・シアターのプリンシパル(トップダンサー)で超有名バレリーナ、らしい。
道理でうまいと思った、よくわからないけど、なんてね。
*
マッケンジー・フォイは「インターステラー」で子供の頃のマーフィ。
大きくなるとジェシカ・チャステインになる。
父親のマシュー・マクファデンは初見かと思ったら「三銃士 王妃の首飾りとダ・ビンチの飛行船」で
アトス役だった。
今作ではちょっとポール・ジアマッテイに似ているなと思った。
キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンが両極端でともにキモい。
キーラ・ナイトレイの声はメイクにぴったりでこれを聞くだけでも字幕版の価値あり。
*
クララがドロッセルマイヤーを「ゴッドファーザー」と呼ぶ。
もちろん、「(マフィアの)親分」の意味ではなく「名付け親」だが、日本的には違和感がある。
宗教的な意味合いもあるので自分の名付け親を知っていて、明示的にそう呼ぶのかも。
1番スクリーン。H列を選択。
結構大人のお一人様多し。水曜のせいか女性のおひとり様も多かった。
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マッケンジー・フォイ、キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレン、モーガン・フリーマン。
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時代はビクトリア朝(産業革命の時代、イギリス絶頂期)だそうです。
クリスマス前日。
母を亡くして間もないクララ(マッケンジー・フォイ)は屋根裏で弟のフリッツ(トム・スイート)と
実験をしていた。
父ベンジャミン(マシュー・マクファデン)に呼ばれ、姉のルイーズ(エリー・バンパー)を含めた3人は、
母が遺したクリスマス・プレゼントをもらう。
クララには、卵型の金属のケース。
鍵がなく開けることはできないが、あなたの必要なものはこの中にあるとの母のメモが。
その夜、クララの名付け親でもあるドロッセルマイヤー(モーガン・フリーマン)の屋敷で
クリスマス・パーティが行われた。
ドロッセルマイヤーは、各人ごとに細いロープを用意し、クリスマスプレゼントのある場所に導く。
クララがロープを伝っていった先は雪の積った森だった。
ローブの先に鍵が吊るしてあったが、クララが取る前にネズミがそれを奪ってしまう。
クララはネズミを追って橋のたもとまでくると、等身大のくるみ割り人形の兵士が橋番をしていた。
兵士はフィリップ大尉(ジェイデン・フォーラ・ナイト)と名乗り、クララを王女様と呼んだ。
橋の先の「第4の王国」に入ったクララとフィリップは魔物に襲われ、命からがら城に逃げ帰った。
そこには「雪の王国」「花の王国」「お菓子の王国」の指導者がおり、クララを大歓迎するも
「第4の王国」との戦いを終わらせてほしい、と懇願するのだった。
意を決したクララは「第4の王国」に攻め入ることにした。
果たしてこの戦いの結末は。
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「くるみ割り人形」
バレエとしてもチャイコフスキーの楽曲としても有名。
その「くるみ割り人形」の映画化というにはちょっと筋立てが違いすぎる。
もともとはホフマンの童話「くるみ割り人形とネズミの王様」を翻案したデュマ・ペールの小説を
バレエ化したのが、バレエ「くるみ割り人形」で、この時点で既に大幅に話が変わっている。
本作は、バレエの「くるみ割り人形」と登場人物の名前や国の名前などに共通点はあるものの、
展開や結末は別物になっている。(映画以外の粗筋はWikiを参照した)
この映画を見て「くるみ割り人形」を知ろうというのは、「アリス・イン・ワンダーランド」を見て
「不思議の国のアリス」を知ろうというぐらい無謀。
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当たり障りのないと言ったら失礼だが、毒のない映画。
そこそこドキドキ、そこそこハラハラではあるものの、大人には物足りない。
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ところどころに本物のバレエが組み込まれ、ミスティ・コープランドが踊っている。
アメリカン・バレエ・シアターのプリンシパル(トップダンサー)で超有名バレリーナ、らしい。
道理でうまいと思った、よくわからないけど、なんてね。
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マッケンジー・フォイは「インターステラー」で子供の頃のマーフィ。
大きくなるとジェシカ・チャステインになる。
父親のマシュー・マクファデンは初見かと思ったら「三銃士 王妃の首飾りとダ・ビンチの飛行船」で
アトス役だった。
今作ではちょっとポール・ジアマッテイに似ているなと思った。
キーラ・ナイトレイ、ヘレン・ミレンが両極端でともにキモい。
キーラ・ナイトレイの声はメイクにぴったりでこれを聞くだけでも字幕版の価値あり。
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クララがドロッセルマイヤーを「ゴッドファーザー」と呼ぶ。
もちろん、「(マフィアの)親分」の意味ではなく「名付け親」だが、日本的には違和感がある。
宗教的な意味合いもあるので自分の名付け親を知っていて、明示的にそう呼ぶのかも。
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