東部チョンブリ県シラチャの質屋で今日午後、重さ13バーツ(1バーツ=15.2グラム)のゴールドの強盗が発生しました。
男がナイフで2人の従業員を脅し、ショーケースのガラスを叩き割り、重さ3バーツのネックレス3つと重さ2バーツのネックレス2つ、合わせて重さ13バーツのゴールド(約364,000バーツ相当)を奪って、バイクで逃走したようです。
まあ、タイではよくある事件で特に珍しいことではありません。
コロナ禍で失業者が激動しているせいもあるのでしょう。
普通はどこのゴールド販売店も現職警官(拳銃所持、私服)にボディーガードを依頼するのですが、それを惜しんだせいの被害です。
タイではそこら中にゴールド販売店がならんでいます。
それだけよく売れるということでしょう。
ほとんどの店舗は華僑が経営しています。
また、いざとなったらそこら中にある質屋や金販売店に持ち込み、換金できます。
金はご承知の通り重さで価格が決まります。
それも日々変動しています。
金持ちは安いときに購入し、高くなったら売るという投資を繰り返しているようです。
株と違い大幅な下落はないので安定した資産運用ができます。
私もゴールドは数点所持しています。
というかある程度の年齢でタイでは金か宝石を男性でも身に着けていないと不審に思われるほどです。
その辺は日本とは感覚が全然違います。いわゆるステータスシンボルです。
それもかなり派手なものが多いです。
ソイコー・ネックレス、指輪類はシルバーやプラチナではなく断然、金がいいのです。
私のネックレスはゴールドマスターというタイでは有名なブランドのもので、華僑の店で売っているような貧租な粗悪品ではありません。
重さ+ブランド料金で、通常の金よりかなり高いですが、色もデザインも作りもやはり全然違います。
金のマンコーン・竜のペンダントがついており一生モノのつもりで愛用しています。
重さは5Bでかなりずっしりとします。
男性であまり軽いものは貧租に見えますし、逆に重すぎるものは成金のようで恥ずかしいです。
お勧めは4~5Bの重さで、ピカピカしていないもの(いぶし金?)がベストです。
女房のもほとんどがここのブランドです。
日本に帰るときはその筋の人間と思われたくないので必ず外しますが、
タイでは真逆でつけていないとどこの馬の骨かという目で見られるのです。
この間、貴金属クリーニング(購入すると一生タダでメンテナンスしてくれます)で店で聞いたら、今は売値が30万B以上(100万円ぐらい)と聞き、トッカチャイ!・驚きました。
これを買ったのが20年前で、確か5万Bぐらいだったのですが、金は本当に安定資産だと思います。
もちろん買値と売値は違うので売る場合は下るでしょうが、それでも銀行の利子よりはるかにいいと思います。
ちなみに私の好きな宝石は瞳が茶色だからというわけではありませんが、ウィスキー色をしたアンバー・琥珀です。
もちろん指輪も持っています。
見るほどに吸い寄せられるような魅力が琥珀にはあります。
琥珀というのは太古の植物の樹液が凝固した宝石で、神秘なパワーを感じます。
旅行者なら気にすることもないでしょうが、タイに長期滞在する方はこういった感覚も思えておいて損はないと思います。