バンコク都庁によれば、中部チャイナート県のチャオプラヤ・ダムの放流量が8月には増やされる予定であり、
これによってバンコクを流れるチャオプラヤ川が増水してバンコクの複数カ所で洪水が発生する恐れがあるという。
タイでは毎年同じことの繰り返し、大雨でダムが満杯になり放水、下流地域が洪水となる。
見栄えの良い高速電車や高層ビルもよいが、住んでいる人間には治水こそ真っ先にやってほしい事情だ。
川沿いのスーパー堤防、ダムの増設などできることはたくさんあるはず。
タイは高低差の少ない全土が平地の国で、やや標高が高い北部などで大雨が降れば、大量の水は必然的に下流地域にあふれるようになっています。
また、地球温暖化による海面上昇も影響し、月の満ち欠けなどで海面水位が上がれば海抜0Mに近いバンコクやパタヤはすぐ水没します。
パタヤの現在の海岸は人工的に造作したもので、もともとの海岸はすでに浸食してしまいました。
大量に流れてきた北部の水を川や海へにいくら放水しても逆流してしまうのです。
水は高い方には絶対流れませんので。
丁度三角じょうごの底辺(左は北部の放水、右は海面上昇)に当たる部分がバンコクになるのです。
バンコクのコンドミニアムなどへの投資はよく考えたほうがいいですよ。
バンコクはこの先あと何年まともな暮らしできるのか??
海面は毎年上がりますし、雨量も毎年増えています。
冠水した都市のコンドミニアムなど誰も買い手借り手は尽きません。
タイ政府もインドネシア政府のように首都移転を真剣に考えだしていると思います。
もし公表すれば一気にバンコクの地価は激減するでしょうね。
もともと大昔、タイは海だったのでしょう。
少しづつ北部からの土砂で平地が形成されてきた国が、また元の姿に戻ろうとしているのかもしれません。
こういうことが常態化し、水没していくのでしょうね。
私の住地域はバンコクからは数十キロ離れていますので、生きてるうちは水没は大丈夫とは思いますが、
川からの氾濫だけは常に要警戒です。
女房の田舎な高台の土地にセカンドハウスを作ることも本気で考えようかな。(女房は田舎暮らしは嫌がりますが)