北部チェンマイ県は10月5日、同県を縦断する主要河川であるピン川が氾濫し、県内の広範なエリアが再び深刻な水害に見舞われた。同県の経済活動の中心エリアでも水深は1メートルほどに達した。
農業省潅漑局はこのほど、北部の大雨でチャオプラヤ川が増水し、バンコクを含む同河川の流域が深刻な洪水に見舞われる恐れがあると警告した。
同局によれば、現在の雨期の終盤を迎えているが、例年より雨量が多いことに加え、また、季節的な海面水位の上昇により10月後半はチャオプラヤ川から河水が海に流れ込みにくくなるために洪水リスクは一層高まるという。
潅漑局の水利専門家は9月6日、「大雨の影響でチャオプラヤ川は増水しており、貯水施設の放流量は徐々に増やされている」と説明。
バンコクを含む下流域では洪水の発生・被害拡大の可能性が高まっていると警鐘を鳴らした。
毎日洪水のニュースばかりでいい加減やになります。
11年前のバンコク大洪水の時もこんな感じで雨が降らなくなってから洪水になりました。
現在チェンマイ、スコータイ、アユタヤなどが深刻な洪水となっていますが、ほかの地域もかなり被害が出ています。
この時期タイで安全なところはないでしょう。
アユタヤは低地で冠水している大部分は農地ですが、チェンマイは生活ができない状況で全滅状態です。
この時期の旅行は本当に危険ですのでおやめください。
無理してくると全ての予定が変更になると思いますよ。
最悪、日本へ帰れなくなる可能性も大です。
ちょっと悪いシュミレーションをしてみますね。
チェンマイのような状態になると水が引くには数か月かかります。
その間ホテルの上層階で缶詰め状態となり、どこへも行けず宿泊費だけがどんどんかさんでいきます。
洪水であろうがこれらの費用は全額自己負担となります。
さらにノービザ滞在ができるのは60日までで、それを超えるとオーバーステイにより罰金と罰則を与えられます。
恐らくチェンマイのイミグレも機能していないと思いますので、延長申請もできません。
このような状況が現実となる可能性があるのです。
11年前はドンムアン空港が長期間水没しました。
バンコクも今月前にかけて各所で洪水になるのは避けられないでしょうね。
バンコクは海への出口であり、海抜0Mのところもたくさんあります。
満ち潮が重なり大量の北部からの南下してくる水が海に流れず、
河川沿いは冠水すると思います。
大型ポンプをいくら稼働させても捨てるのは海ですので、海から川に逆流するだけです。
我が家は結構盛土が高くなって建てられているので、床上浸水にはならないと思いますが心配なのは車です。
いつ近くのデパートか空港の立体駐車場へ移動するか・・
料金もめちゃくちゃ高いと思いますし・・
幸いすぐ近くに高速道路入り口があり、急な洪水の場合高速道路へ移動する手があります。
11年前はドンムアン空港の駐車場が解放され3か月駐車しても無料でした。
生活のための足には船があります。
手漕ぎなのでそう遠くへは行けませんが、うちの周辺にはスーパーもたくさん点在しています。
不謹慎ですが船での生活、結構楽しいかもしれません。
こういう時にはやはり四駆が頼りになりますね。