2日午後3時半ごろ、タイ深南部ナラティワート県で、道路に仕掛けられた爆弾が爆発して、現場を走行していたピックアップトラックが横転、大破し、ピックアップトラックに乗っていた自警団員1人が死亡、4人が重軽傷を負った。
タイ治安当局は地元のマレー系イスラム過激派の犯行とみて捜査している。
タイ深南部(ナラティワート、パタニー、ヤラーの3県とソンクラー県の一部)では、住民の大半を占めるマレー語方言を話すイスラム教徒の一部がタイからの分離独立を掲げて過激化し、
タイ当局と武装闘争を続けている。2004年以降、約2万件のテロが発生し、約7300人が死亡した。
深南部はかなり危険です。
イラクなどとそう変わらない危険度といっていいと思います。
爆弾無差別テロだけではなく、ISのような斬首殺人、生きながらの放火など残虐な手口です。
南部はイスラム過激派、北部は巨大麻薬組織、西にはミャンマー東はカンボジアとの国境でのいざこざが頻繁に起き、比較的安全な中央部(バンコクなど)もクーデターや政変が定期的に起きています。
全土に氾濫する麻薬と銃は、それを使う年齢層がどんどん低年齢化しています。
銃は中学生、麻薬は小学生以下でも使っているというのが衝撃の事実なのです。
雨季になれば必ず各地で起きる大洪水、乾季になればPM2.5 による健康被害、致死率100%の狂犬病を始め様々な感染症の坩堝、隙あらばとあなたの貴重品を狙うタイ人、タイは危険な国だということを忘れないでください。
私も去年コンビニ内で商品をとろうとしたとき、店内に隠れていた野良犬に噛まれ、狂犬病ワクチンを5本打ちました。
さすがにかなり焦りました。
24時間以内にワクチン1本をうたないと、もし発症した場合は死が待っているからです。
日本だと店舗の管理責任だとか騒ぐでしょうが、タイでは店舗は全く責任は取りません。
ドロボウされる方が悪いのと同じ理屈で、噛まれる方が悪いのです。
これがごく普通のタイの考え方なのです。
日本の常識はタイでは通用しませんのでご注意ください。