鉄道模型のある生活ブログ

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2001年 ウイーンECRの旅 その7  ハンガリー 1

2024年01月19日 | 海外旅行

皆はウイーンからザルツブルグに日帰りで行きましたが、私はほぼ半年前にザルツブルグに行っているので、単独行動でハンガリーのブダペストに行くことにしました。 日帰りです。

 

ハンガリーはオーストリアの隣です。 ウイーンから鉄道がつながっています。 ちなみに、ウクライナが右上に見えますが、もちろん鉄道でつながっています。

 

Wien Ost 東駅、朝 6:46発    Budapest-Keleti pu 東駅着 9:18  の 特急 EC41 に乗ります。

所要時間は2時間32分です。 冬の朝なのでまだ薄暗いです。

 

駅にはこんな客車も止まっていました、 この頃からラッピングか手書きか知らないけれど、派手な車両が走っていたんですね。

 

客車はこれ、ハンガリーの一等車です。 

 

MAVがハンガリー国鉄なので、模型を買う時にもMAVとあればハンガリーと分かってくださいね。

 

コンパートメントではない車両だったので中はこんな感じ。 一等なのでゆったりしています。 なお帰りの客車はコンパートメントでした。

 

ウイーンを出てしばらくするとハンガリーに入ります。 景色はどんなものかと一生懸命窓の外を見ています。 なにせ珍しい国ですから。 ただ冬景気なので寒そうな感じだけでした。

 

車内はがらがらで、私とこの人の二人だけみたい。 なにせ朝早い時間の列車ですから。 

すると、この人が話しかけて来ました。 英語です。 片言の英語で返事をしているのですが、この人は鍋の蓋のつまみを売っているとか。 聞き間違えかもしれないけれど、身振り手振りでもそう言っているので、多分鍋蓋のつまみを商売にしているのだ。 そして、今からウクライナに売りに行くと言う。 ウクライナ? 思わず、すごく遠いところだと思ってしまった。

皆さん今ならウクライナの名前はよく聞くでしょうが、ウクライナといえば女子の体操が強い国だとしか覚えがありませんでした。 チャスラフスカ? いや彼女はルーマニアだ。

でもこの時に、ブタペストから先にウクライナがあるのだと理解しました。

でも、この人、かなり怪しげな顔をしているでしょう。 眉毛が濃くて少し怖い感じです。

 

ハンガリーに入って車掌が検察に来ました。 ひょっとしたら国境警備員かもしれません。

私は切符とパスポートを見せてさっと終わったのですが、この人はすごーく長くかかっていました。 あの顔だから怪しまれたのかな?

 

一息ついて私はいつものように食堂車でコーヒーです。 ウエイトレスに写してもらいました。

やはり、食堂車でゆったりコーヒーは気分が優雅になります。

 

途中こんな機関車や

 

こんなローカル線を見たりして、

 

ラッパのマークは郵便車です。 へぇ〜 ハンガリーの郵便車は緑なのだ。

いよいよブタペストに近づいて来ました。

 

ブダペスト東駅構内。 この機関車はどこの国のものだろう? MAVではないだろう。 ルーマニア? 初めの地図を見てみよう。 ハンガリーはオーストリア、スロバキア、ウクライナ、ルーマニア、ユーゴスラビア、クロアチア、スロベニアとたくさんの国に囲まれているので、いろいろな国からの車両が入ってくるのだろう。 日本では考えられない。

 

ブタペスト東駅到着。

 

立派な駅です。 でもね、まだユーロではないのでハンガリーのお金に換えなければならないのです。

さて、これから、大苦労しながら、すばらしいハンガリーの1日が始まります。

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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