鉄道模型のある生活ブログ

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新レイアウトの製作 その65  腕木信号の設置

2024年01月05日 | レイアウト

昔使っていた腕木式信号機を見つけました。

腕木が折れていたのでプラ板を貼って修理します。

 

修理できました。

 

このポイントの後ろにつけるつもりです。

 

線路を傷つけないように注意してノコギリで板を切っています。

 

ノコギリだけでは追いつかなくて、電動工具で削っています。

 

カトーのポイント回路を使います。腕木が動くかどうかのテストです。

 

ライトも点灯。

 

カトーのポイント回路はDCで、プラスマイナスを逆にしてポイントマシンを動かしています。

そこで、ダイオードを使って、ポイントと同時に腕木が動くような基板を作りました。

 

台枠の下に基板を取り付けて、配線をして、ネジが緩まないようにロックタイトで止めました。

 

信号を所定位置に固定して、ちゃんと動きます。

 

信号の周りに蓋をして草をはやして完成です。 このポイントに連動して動きます。

 

ところが、弟が来た時に見せたら動かない。 配線が外れた程度だと思ったんだけれど、ロックタイトで止めている配線は外れていない。  

 

上の草のカバーを剥がして点検。 腕木をそおっと動かしてもびくともしない。

ひょっとしてら、草カバーをつけた時に接着剤が染み込んだんだろうか? そうとしか思えないほどメカ部分が固い

ここから、本格的な格闘が始まったのです。

長くなるけれど、一回で書いてしまいたいので、我慢して見てください。

 

この状態で、カバーを外して中のメカを手で動かしても固くて動かない。

 

レイアウト下の配線を外して、信号機をレイアウトから外して、本格的な修理にかかります。

下に見えているレバー、これがスムーズに動かなければならないのだが固くて動かない。 接着剤がついているとも思えないし、原因不明。

 

ついにレバーの、一部が折れてしまった。

これで一貫の終わり。 信号を諦めれば良いのだけれど、

実は、修理するのはとても面白いのです。 もしも動くようになったら楽しいじゃないですか。

 

そこで、1.2mm厚の洋白板でレバーを作ることにしました。

 

レバーができました。 これで動くようになるかどうかわかりませんが、レバーはできた。

 

さて基板をつないでレバーが動くかどうか試しました。 ところが、うまく動かない。 基盤に欠陥があるようだが、こんな簡単な回路で何が欠陥かというと、ダイオードの一つが壊れているのだ。 プラス、マイナスどちらにしても導通がない。 ダイオードが壊れることなんかありえないんだけれど。 高圧をかけた訳じゃなし。

でも、壊れたものは仕方がない、レイアウトから外して修理しよう。

配線を外そうと思ったら、ロックタイトでネジが緩まないように固定していたのだ。 もう力技で無理やりネジを緩めるしかない。 レイアウトの下での作業はきつい。 何で他では使っていないロックタイトをこの時だけ使ったんだろう? と自分に愚痴を言いながらなんとか配線を外して、基板を外しました。

 

 

ダイオードを交換して、見事信号機が動くようになりました。 やはりダイオードが飛んでいたんだ。

 

アームを腕木に繋いで試そうとしたら、腕木側のアームを入れる穴が割れてしまった。 ここも昔修理したようで、元の部品ではないけれどそこが壊れた。 もう、次々にトラブルが出る。 信号機が古いのでプラスティック類が劣化していることもあります。

そこで、ここは使わずに腕木そのものの後ろにある穴を使います。

 

腕木を動かすアームはピアノ線で硬い。 わずかな狂いで腕木側の穴が壊れたようだ。

そこで、真鍮線でアームを作りました。 でもやはり柔らかくて、うまく腕木が動かない。 やはりピアノ線を使って、慎重に角度や長さを調整して、これが硬くて簡単ではないので真鍮線で作ったんだけれど。

 

まあ、ここにはとても書ききれないトラブルも沢山あったけれど、何とか腕木が動くようになりました。

ただし、新品の時のようにきっちり動きませんが。

 

何とか信号をレイアウトに設定できました。 テープで巻いてあるのは、ケースを止めるネジ穴が劣化で割れて外れてしまったからです。 もう、ボロボロ。

 

草のカバーを新たに作って、こんどは接着剤を使わずにそおっと上に乗せてあるだけです。

以上で信号機を設置することができました。

今後、いつまで作動してくれるかどうか心配ではありますが、信号機設置終わりです。

少しでも動くと嬉しいものです。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

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