これから本番です。 平成25年1月25日
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こうして 退院してきたMさん。
薬に対して、特に、新薬投与に対して、
若干の不安はあったものの、昨年の
夏には、担当医師が驚くほど、回復を見せて、
公の場で、業界の方達や医師たちの前で
体験発表をしている。
その内容は、後日掲載するとして、その後の
経過を記す。
2012年4月23日(月曜日)
S大学病院(新薬投与5回目)
新薬について先生に聞く。
“これは、喘息の治療薬として開発された
抗体製剤(チャイニーズマウスからの)
である。
抗体とは、もともと人間の体内にあるも
ので、ある特定の物質に特異的に結合する
性質を持っている。
その性質を利用して、病気の原因となる
物質にのみ、結合する抗体を人工的に
創りだすことで、その働きを抑えて効果
を発揮する“
というお話し。
副作用などは、ステロイドやその他の薬
のように、急激に気管支を広げたりする
薬ではなく、結果的にはアレルギーを
抑えて、ぜんそく症状を無くすことで、
気管支が自然に広がっていくようにする。
だから、薬をやめたからといっても、
ステロイドのように苦しみのある薬
ではないということだった。
ステロイドは特に、そういう意味で急激
に無くすことは不可能とのこと。
其の話を聞いても、いつまでも、この
新薬を続けるつもりはない。
少しでも早く回復に向かいたい。
“絶対に完治”を信じて。 その日を迎えたい。
午後、友達と会い、会話した。
朝は病院で、少し疲れたかな・・ 最近、
少し外出が多かったせいかな?
数日後からタンが出始める。
やすよ先生に聞いてみたら 波もあるけれ
ど、無理をしていることも関係している
と言われた。
その結果反応が少し早くなってしまったみたい。
気をつけよう。
5月8日(金曜日)
S大学病院(新薬投与7回目)
今日はドキドキしながら、通院。
今日の検査結果次第ではステロイドの
量が減らせるからだ。
この数日祈るような気持ち。
2度目の入院から、この3か月間で
血液検査にIgeの結果が
3500から600まで下がっている。
これは、今までのこの新薬投与の治療者
では特異的なことだという。
先生は
“今までの事例と反対に、貴方の場合、
は徐々にIgeの値が下がってきている。
これは 説明不能なことです。”
という。
もしかしたら、本当に効果が出ていて
低くなっているのか、
それともまったく効果がでていないため
に下がっているのか、
先生も首をかしげる。
この薬は長く続けていて効果がでるもの
ではなく 効く人はかなり早い段階から
効果が出るという。
早い段階から効果が出ない人は、この
新薬が適当でないということになるらしい。
私の場合は~のリング(医学用語)のように、
今回は、何か良い相乗効果でつながって
連鎖反応が起こっているかもしれない
とも先生は言っていた。
でも、私はうれしくなって、次のように
話した。
“わたしはこの治療のほかに、東洋医学
の考え方を取り入れた方法、
例えば食事法や気功のセラピーなども
しています。
自分の良いと思えることを精いっぱい
してみて、良いものが良い結果を生み、
つながっていけたらいいと思っています。“と。
肺の中の窒素は上がっているらしい。
なぜ窒素が上がるのか聞いてみたら、
“アレルギー反応や何らかの反応の結果、
増えることがある”
と先生は答えた。
このひと月近く、タンが少し増えて、前回と
今回の2回で数値が50から270に上がっていた。
それは肺の中で何かに反応したということだ。
セラピーでいう所の浄化、
タンを出すためにその機能が活性化して、
数値が上がったのだろう。
タンを出し切れば、この数値はきっと
下がると感じた。
その証拠に、タンが多く出ていたことで
肺機能検査の結果は心配だったが、
調べたら、安定していると言われた。
朝頑張ってタンがかなり出し切れて
いたからだろう。
ひと月前の検査と同じだった。
先生は今回の検査が良好だと判断。
“あなたの望み通りに、ステロイドの量
を明日から一錠に減らしましょう”
と言われたときほんとうに嬉しかった。
やすよ先生に直ぐに伝えたいと思った。
やすよ先生とのセラピー、この一年の事を
想い浮かべて胸が一杯になった。
病院の先生の考えでは、ステロイドを
一錠から0錠にするときは、身体に影響を
与えやすく、これからは、慎重に~
ということだった。
この意味ではこれからが、まさに本番と
心に強く刻んだ。
医師は、新薬投与は 長年続けていくもの
だと話していたが・・・。
私は早く取れると心から信じているから。
付録)一度目の入院時と 2度目の
入院時の体の中の反応の違いだ。
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①ステロイド点滴
②錠剤
③酸素マスク
④歩行
⓹痰の出方
一度目入院時
①10本
②毎日 6 錠
③4 日間
⓹入院 5 日目
⑥ほとんどなし
二度目入院時
①4本
②毎日 4 錠
③1.5 日間
④入院 3 日目
⓹ティッシュボックス2箱/1晩
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一度目の入院時は 喘息発作は、
あくまで薬で抑えられていた。
痰もほとんで出ることがなく、常に、
肺に圧迫感があった。
そのために、酸素が思うように肺に
入ってこなかったという。
酸素マスクは4日間つけ、ブログの
写真に見られた、酸素チューブと
替えられたのは退院直前の日たった。
2度目の入院時は、かなり、一度目
の時と異なっていた。
まず、痰 が自浄作用でどんどん出た。
酸素が 正常に、肺に入ってくるの
も早かった。
2日目には マスクもチューブも、取り
外せていた。
其の後は自力で 十分呼吸ができる
ようになっていた。
こうした 違いは、1回目の入院時と
比べ 顕著だった。
車いすを使用しない、自力歩行 に関しては
一度目の入院時は 足が重く、退院前日
まで、車いすだった。
二度目の入院時は、3日めから、歩く
ことも、難なく、できたそうだ。
そのため、退院後も ついつい動き
回ってしまい、体が疲れを感じるほど
だった。
まるで、”駆け出すことができそうな気分”
になるほど、軽やかな足取りに感じた
という。
こうして、2度目の退院後は、肺の
酸素吸入が満たされて、
ステロイドは 術後4錠から、1月に1錠
ずつ減らすことができて、
退院後、4 か月目には、1錠になった。
セラピーに来られた、約半年前(入院前の)
には、
一日8錠とっていたことを考えると、体への
負担はずいぶん減ったと思う。
自然治癒力は誰にでも備わっている。
でも、自分が物質で固められた、肉体であると
信じている限りは、なかなか、
それを 信じ切れるということは
難しいかもしれない。
こうして Mさんは、例年難儀していた、
花粉症や生理不順などの そのほかの
持病も改善され、何よりも、ご親戚
との調和も実現されて、身心ともに、
次のステージにたたれているようです。
現在では 一年前(去年春)まで
毎日8錠 服用しなければ 発作が
止められないといわれ
飲み続けていた 副作用の強い、ス
テロイド錠剤も 一錠に減りました。
2度目の退院時、”条件づきで”
と医師に言われて、新薬をすすめられ、
取り始めました。
今回はじめられた新薬は、ステロイドが
とれれば、打たなくてもよいことに
なっているようです。
あと一歩です。
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