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風と共に去りぬ(後篇):なき妻に捧ぐ

2014-07-25 21:28:02 | 映画

パソコンの調子がいいうちに風と共に去りぬ(後篇)をアップします。

後編のあらすじ(ウィキペディア参照)
「一夜にしてオハラ家の主となった彼女の意識は、飢えを凌ぐ事と故郷を守る事だけに集中する。税金の工面に窮したスカーレットは、妹の恋人であり商店を営んでいたフランク・ケネディを奪って第二の結婚をしたが、また彼女の不用心な行動が難民から襲われるという事件を引き起こし、制裁を加えようとしたフランクは銃弾に倒れてしまう。

スカーレットは、レットと第三の結婚をする。しばらくしてスカーレットはレットとの娘ボニーを生み、レットは初めての娘を溺愛する。スカーレットが、自分を愛する者に対して無慈悲である事を知るレットは、以前からスカーレットを愛していた事を直隠しにする。またスカーレット自身も次第にレットを愛するようになっていたにも係わらず、自分は相変わらずアシュレーを想い続けていると信じ込み、それを自覚する事が出来ずにいた。ある時酔ったレットがスカーレットを強引にベッドに連れて行き、スカーレットは初めて肉体的な喜びを知る。しかし、レットは自らその行為を恥じる。一方レットの情熱的な訪れを待つスカーレットは、訪れる事の無いレットに対して自分が単に嬲り者にされたと思い、二人の気持ちはその日から更に擦れ違い、夫婦仲は日増しに険悪になって行く。再び懐妊したスカーレットにレットが暴言を吐いた事が切っ掛けで、スカーレットが階段から転落、流産して生死を彷徨う。レットはメラニーに、スカーレットがもし死んでしまったなら耐えられないと、スカーレットへの激しい愛を吐露する。しかしこの流産は二人の間に深い溝を作る事になり、レットはボニーに全ての愛情を注ぐが、ボニーは彼がプレゼントしたポニーから落馬し、スカーレットの目の前で死んでしまった。これを機にスカーレットとレットの最後の絆が断たれてしまい、レットは家に寄り付かなくなる。

娘を失ったショックから抜けきらない内に、スカーレットに最後まで友愛を示し続けたメラニーまでが流産に因り命を落とす。スカーレットは、この時初めてアシュレーを奪った恋敵として憎んでいた筈のメラニーを、実は心から愛し頼りにしていた事に気付き、また、死の床のメラニーに指摘されて初めて、自分が愛しているのはアシュレーではなくレットだという事を自覚する。スカーレットは彼女の悪夢の中で何かを探していた自分の「その何か」が漸く見付かった思いで急いで帰宅する。スカーレットは、レットに愛を打ち明ければレットとの関係がすぐ回復するだろうと思っていたが、レットは既にスカーレットを追う事に疲れ切っていた。これまで隠して来た心の内の変遷と結論として、もうスカーレットを愛してはいない事を説明し、故郷に帰ってしまう。自分を支え続けてくれたレットとメラニーを同時に失い遂に孤独となったスカーレットだが、彼女はやがて明日に希望を託し、絶望の中から一歩踏み出す。」

前篇はOVERTURE(前奏曲)で、後編はENTR’ACTE(間奏曲)で始まります。

後編の冒頭に
~南部の荒廃~
“風はジョージアを吹き荒れた 北軍の進撃!
南部同盟を分断 屈服させようとー 侵略者たちは進軍を続けた
アトランタから 海に至る広大な地域にー
破壊の跡を残しながら…”

そしてタラのテーマとともに
Tara had survived …
to face the hell and
famine of defeat…
”タラは生き残った
敗北の地獄と飢えの中に…"

間もなく戦争は終わるが、手持ち10ドルほどしかないのに、300ドルの税金を払うことがひつようになります。その間に父が死に、アシュレーが帰還します。

300ドルの税金を払うためスカーレットは、妹の恋人にうそを言ってフランク・ケネディを横取り、結婚します。前篇の終わりに
「神よ お聞き下さい

この試練に私は負けません
家族に二度と ひもじい思いはさせません 生き抜いてみせます!
たとえ盗みをし 人を殺してもでも!
神よ 誓います 二度と飢えに泣きません!」
まさになんでもありなのです。

その後、フランク・ケネディを失い、スカーレットはレットの申し出を受け、3度目の結婚をします。
そして娘(ボニー)を生み、二人の生活は平穏で幸せな生活でもあったはずなのに、なかなかかみ合わず、映画では確執ばかりが強調されます。

ついにボニーが落馬により死亡、心優しいメラニーも死んでしまい、レットから[別れだ」と言われます。
「レット! どこへ行くの?」  

「故郷のチャールストンだ」
「連れていって!」
「ここの暮らしとは縁を切る。ゆとりと安らぎのある 静かな人生を送りたい」
結局、一人ぼっちになってしまいます。

霧の中に去っていくレットを泣きながら見送っているスカーレット。
スカーレット・・・「別れるなんてイヤ! どうしたら戻ってくれるの
考えつかないわ 頭が変になりそう 明日 考えるわ」

「タラ!
故郷よ!…
彼を連れ戻す方法は 故郷に帰って考えるわ」
「明日に望みを託して」 (After all…tomorrow is another day.
このセリフはexcieさんによると映画史上No1だそうです。

そしてラストシーン。
sanmarie*comさんのサイトには前篇と後編の少し長めのラストシーンをみることができます。

 

壮大なスケールの大きなこの映画をテレビで見るには小さすぎますが、雰囲気を楽しむことはできます。DVDを持ってる方も多いようですが、ぜひ借りてでもご覧になることをお勧めします。

この映画のすばらしさはキャスティングにもありました。マーガレット・ミッチェルはレット・バトラーをイメージして書いたと何かに書いてあったと思うのですが・・
スカーレット役は1400名の女性をテストしたけど決まらず、アトランタの火災撮影中に見学に来ていたヴィヴィアン・リーの感情の激しさを見て製作者セルズニックが決めただけあって主演女優賞を受賞。
メラニー役のオリビア・デ・ハビランドも好演してました。彼女は東京生まれで、3歳ぐらいまで日本にいたそうです。(知りませんでした)

妻はスカーレット・オハラの強さに共感したものだとおもいます。特にラストシーンの

tomorrow is another day.}が心のよりどころになっていたのだと思います。



 

 

 

 

 

 

 


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