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MOS受験に向けて13(条件付き書式3)

2014-02-28 20:52:54 | エクセル
条件付き書式の続きで3になります。

今回は数式を使った条件付き書式ですが、その前に前回の問題について触れます。


(1)「合計」が240以上かあるいは「国語」「数学」英語」のどれかが92以上ならば「合否」の欄に「合格」と入力、それ以外なら空白にしてください。
(2)「合否」の欄が「合格」ならその行全体(B列からG列)に「薄い緑」で塗りつぶししてください。

まず、(1)についてはいかがでしょうか?
セル[G2]に入力する式は「=IF(OR(C2>=92,D2>=92,E2>=92,F2>=240),"合格","")」あとはコピーすればいいですが、科目数が増えて10科目ぐらいになると結構面倒です。
その場合はいかがでしょうか?

「=IF(OR(F2>=240,COUNTIF(C2:E2,">=92")>=1),"合格","")」があります。
セル範囲[C2:E2]に92以上の数字の個数が1以上の時にという条件を作っています。

昨日、この問題をS会の生徒さんにやってもらいました。
もちろん、ORを使った式はほとんどの方ができました。
そこで、ほかの方法は?
ときいたところExpert資格者のE君が「できました。」見るとMAX関数を使ってました。
すなわち、「=IF(OR(MAX(C2:E2)>=92,F2>=240),"合格","")」これはシンプルで「素晴らしい」
E君やりました。若いこともあり、頭がやわらいかいですね。この3つの中ではベストの方法だと思います。
ほかにもあるかもしれませんね。

数式は条件付き書式で書式を設定しようとするセルと条件を判断するセルが異なる場合や関数を使う場合などに利用します。

手順は[条件付き書式]→[ああtらしい書式ルール]、開く[新しい書式ルール]画面で[数式を使用して、書式設定するセルを決定]をクリック、ボックスに数式を入力し、[書式]ボタンクリックして好みの書式を設定、[OK]ボタンをいくつかクリックしていけばできます。




・範囲全体に同じ書式を設定する場合


・特定の列データを条件に行単位に「書式設定する場合


・関数により書式設定すル場合


以上の例でいりいろな条件付き書式が設定できるとおもいます。


2月1日と2日に万年カレンダーについて投稿しましたが、万年スケジュール表も今回作成してみようと思います。


条件はセル[A1]に「年」(西暦)、セル[C1]に「月」を入力する。土曜日の行には全体に青系の色で、日曜日には赤系の色でぬりつぶす。罫線は月末で終わるようにする(2月の場合など余分な罫線は非表示)。

などの条件で作成します。万年カレンダーに比べて「日」のデータを埋めるのははるかに楽です。
最初のセル[A3]には1日が入るのが決まっていますから。


すなわち「=DATE(A$1,C$1,ROW(A1)))」と入力して、コピーすればOKです。もちろん1日の欄にROW関数の代わりに「1」と入力し、2日以降は前の日に「+1」する式を入力してもできます。どこまでかというと31個入力しておいて、あとで不要なものを条件付き書式で非表示にしましょう
月末をセル[E1]などに求めておきます。
余分な罫線は条件付き書式で非表示にするわけですから、入力されているA列の「日」の不要データも条件付き書式で非表示にすることにします。IF文を使えば、不要な翌月の日を入力しないようにできますが、その分計算式が増えるのでやめます。

「日」のデータが入力されると2月以外は翌月の「日」まで表示されているはずです。
A列には[セルの書式設定]の[ユーザー定義]で「d"日"(aaa)」としておきます。
それから
条件付き書式を設定します。
①すべてのセル(A3からB33)を選択、数式を使用する画面で「=WEEKDAY($A3)=1」と入力、[書式]ボタンクリックして「赤」系の 塗りつぶしを設定
②すべてのセルを選択して、数式を使用する画面で「=WEEKDAY($A3)=7」と入力、[書式]ボタンクリックして「青」系の 塗りつ ぶしを設定
③セル[A3:B24]を選択、数式を使用する画面で「=$A30=$E$1」と入力、書式設定画面で[フォント]の色を「白」、[罫線]では上辺 だけ罫線を入れあとの3辺は罫線を消します。
④セル[A3:B24]を選択、数式を使用する画面で「=$A30>$E$1」と入力、書式設定画面で[フォント]の色を「白」、[罫線]では4辺 全てを消します。


この順序で設定すれば、いいはずですが、順番は変わってもかまいません。
ただし、最終段階で③と④が①と②より上になるようにしてください。

条件付き書式が設定されているすべてのセル(A3からB33)を選択して、[条件付き書式]→[ルールの管理]クリックすると下のような画面が開くので、



上にあるほど優先順位が高いので、もし順位を変えたければ、移動したいルールを選択して、上下の矢印キーで順位を変えることができます。

この場合に③や④が①や②の上位になると2月や30日の月の場合の話ですが、翌月に相当する場所に青や赤の塗りつぶしが設定されてしまいます。














MOS受験に向けて12(条件付き書式2)

2014-02-26 18:55:34 | エクセル
条件付き書式の続きです。

データバー、カラースケール、アイコンセットについて

・データバー:数位の大小をデータバーの長さで表示するものでデータの大きさを棒棒棒グラフのようにあらわすことができる素 素晴らしい機能です。2003まではセルを列方向に小さく小分けにして、それぞれのセルに条件付き書式を設定することで、グラ フのように表示していましたが、面倒な作業でした。
・カラースケール:数値の大小を色の濃さや配色で表示
・アイコンセット:指定したセル範囲内の数値の大小を3~5のグループに分類して、データの傾向をアイコンの形や色で表示



個の表はFOMの問題集からの抜粋です。
上の表のセル範囲[E4:E25]に条件付き書式「データバー」を設定してみます。
範囲選択した状態で[ホーム]→[条件付き書式]→[データバー]クリック


このような画面が開きます。「塗りつぶし(グラデーション)」に「青」など6種類、「塗律節(単色)」に同じ6種類あります。
この中から「塗りつぶし(単色)」の「オレンジ」をクリックすると



これでも十分ですが、棒グラフの変化があまりありません。それから数字の上に棒が重なっています。

そこでMOSでは最小値と最大値を設定することが求められます。





さらに長年、Microsoft MVP for Excel であった田中亨さんのサイトに数字を表示させないで、棒だけ表示させるという記事がありました。
その記事を参考にさせてもらいました。
書式設定する範囲を選択した状態で、[条件付き書式]→[ルールの管理]→[ルールの編集]して
列を新たに挿入して、さらに「+-」を表示させる「実績-目標」列を新たに作り条件付き書式を設定したものが



書式を「水色」に変えて、A列を非表示にしていますが、各段にわかりやすくなっていると思います。
MOSの試験にここまでは出題されないでしょうが、実用的な技術です。覚えておいて損はないでしょう。

カラースケールについて
[条件付き所k\式]→[カラースケール]クリック



「緑、黄、赤のカラースケール」など12種類のカラースケールが表示されるので、その中から該当するものを選択します。



上の表は「赤、黄、緑のカラーセット」を設定した例です。
データバーに比較してわかりにくいのは避けられません。

アイコンセットについて
[条件付き書式]→[アイコンセット]クリック





上の表は「5つの矢印(カラー色分け)」の例です。

上記の条件付き書式は併用することもできますが、あまりに多くの書式を設定するとかえってわかりにくくなります。


条件付き書式のクリアについて
[条件付き書式]クリックで開く画面で[ルールのクリア]から「選択したセルからルールをクリア」、「シート全体からルールをクリア」などをクリックしてクリアすることができます。

今回はこれまでとして次回から条件付き書式3として数式を中心に書きます。



私が作った問題ですが、そんなに難しくないと思います。
考えていただければ幸いです。

(1)「合計」が240以上かあるいは「国語」「数学」英語」のどれかが92以上ならば「合否」の欄に「合格」と入力、それ以外なら空白にしてください。
(2)「合否」の欄が「合格」ならその行全体(B列からG列)に「薄い緑」で塗りつぶしてください。




MOS受験に向けて11(条件付き書式1)

2014-02-24 20:17:53 | エクセル

条件付き書式は、セルやセル範囲に設定された条件を判断して、自動的に書式を変更して、目立たせることができる機能です。

エクセル2003までは条件は最大3つまでしか設定できなかったが、2007以降は制限がなくなるとともに、さまざまな機能が大幅に追加されました。
スケジュール表で土曜日を青く、日曜日を赤く塗りつぶしたり、不要なセルを表示させないようにしたりできます。

既定の条件付き書式について

手順は
①目的のセル範囲選択
②[ホーム]タブの[スタイル]の[条件付き書式]ボタンクリック
③一覧から[セルの強調表示ルール]などの既定のルールを選択
④選択したルールのダイアログボックスが表示されるので、ボックスに数値や文字列を入力
⑤[書式]ボックスの▼をクリックして、一覧から条件を満たすセルに適する書式を選択するか、[ユーザー設定の書式]を選択して、好みの書式を設定して[OK]クリックでできるわけです。


[ホーム]タブの[条件付き書式]をクリックすると、




既定の条件付き書式
・セルの強調表示ルール:指定値より大きい/小さい、範囲内、等しい、文字列、日付など
・上位/下位ルール:上位/下位10項目、上位/下位10%、平均より上/下など
・データバー:数位の大小をデータバーの長さで表示
・カラースケール:数値の大小を色の濃さや配色で表示
・アイコンセット:指定したセル範囲内の数値の大小を3~5のグループに分類して、データの傾向をアイコン(図形)の形や色で表 示


MOSの問題からみると、問題文に「「…より大きい」「…より小さい」「指定の範囲内」「…に等しい」などがあれば[強調ルール]をクリックします。
「…以上」「…以下」という場合には[新しいルール]をクリックするか、[セルの強調表示ルール]→[その他のルール]をクリックします。
「上位/下位10個横目」(10は変えられる)、「上位/下位10%」(10は変えられる)、「平均より上/下」という言葉があれば、「上位/下位ルール」をクリックします。
「平均以上/以下」の場合に新しいルール」をクリックして条件と設定します。
データバー」「カラースケール」「アイコンセット」という言葉がでてきたら、そのまま「データバー」などをクリックして書式を設定すれば簡単に解けます。

具体的に日経BPの問題集から


上の表において、「条件付き書式を使用して「購入金額」が8000円を超える場合、そのセルに「濃い緑の文字、緑の背景」を適用しましょう。」という問題です。「…より大きい」場合になり、[ホーム]タブ→[条件付き書式]→[セルの強調表示ルール]→[指定の値より大きい]をクリック、


[指定の値より大きい]画面が表示されるので、左の欄に「80000」と入力、右欄から「濃い緑の文字、緑の背景」を選択して[OK]ボタンクリックすればOKです。



この問題で「8000円以上の場合…」という問題であれば、、[ホーム]タブ→[条件付き書式]→[新しいルール]をクリック、



[新しい書式ルール]画面が開くので、「ルールの種類を選択してください」という欄で[指定の値を含むせるだけを書式設定]を選択して「次のセルのみを書式設定」のボックス左から「セルの値」、「次の値以上」、「80000」と選択・入力して[書式]ボタンクリックすると、



[セルの書式設定]ダイアログボックスが開くので、ここでフォントや塗りつぶしなどの書式設定を行い[OK]ボタンをクリックします。この場合に色のところをポイントしても色の名前がひょうじされないので、主要な色(赤、オレンジ、緑、薄い緑、青など)は覚えておく必要があります。

ここで注意しておくことがあります。
上記の問題で、「80000より大きい」という条件は「セルの強調表示ルール」の内容にあるので、「セルの強調表示ルール」をクリックするのが多分正解ですが、「新しいルール」クリック、[新しいルール]画面で「指定の値を含むセルだけを書式設定」を選択すると、「次の値以上/以下」などとともに「次の値より大きい/小さい」があるので、こちらからも書式設定ができます。
ところが、[書式設定]ボタンをクリックしたときに開く画面が[セルの書式設定]ダイアログボックスで[指定の値より大きい]画面とは違って、より多彩な書式設定ができ実用的ですが、MOS受験を受けるときには「濃い緑の文字、緑の背景」を正確に表示できない場合には、不正解でしょう。
要するに、「…より大きい」などのように、「セルの強調表示ルール」にそのままある場合には、「セルの強調表示ルール」→「指定の値より大きい」などクリック、開く画面から書式を選択して解いた方が間違いがないし、速く解くことができます。

このようにMOの試験では色などについては名前がついていて、その書式を問う問題が数多くあります。
ほとんどは覚える必要はなく、どうすればその書式(色など)を探せるかを知っておけばよいです。

これは「上位/下位ルール」にも同じことが言えます。

次回はカラースケールなどについて書きます。











MOS受験に向けて10(数式・関数)

2014-02-21 21:18:59 | エクセル
今回から条件付き書式について書くつもりでしたが、その前に昨日、茅ヶ崎市の社会福祉法人S会のサポートに行ってきましたのでその変更して報告をいたします。

S会は障がい者の方のために活動している法人で湘南ふじさわシニアネットもお手伝いしています。昨日は数式と関数をやりました。生徒さんは障がいがあるとはいえ、就労目指して頑張っています。超一流大学卒の人も何人かいます。能力も高いし、性格も素直で健常者に決して負けていません。
しかもエクセルのExpertの資格保者が二人いてそのほかの生徒さんもスキルの高い人が多いのいですが、昨日は少しばかり苦労していました。
FOMの問題集から抜粋したものですが、



「ワークシート「将来価値」のセル[B5]に10年後の「将来価値」を求める数式を入力してくだださい。将来価値は現在価値に「1+年利」を年数でべき乗した値を乗算して求めます。年利は5%とします。」

べき乗について、知らない人もいたので「^」(キャレット)の説明して解いてもらいました。
計算式の立て方にちょっと苦労しましたが、正解は「=B3*(1+0.05)^B4」です。答えは|\1628895]になります。
問題の年利が高いのでこんな結果になっており、0.5%の場合もやってもらいました。
この計算ができる関数について聞きましたが、知っている人は残念ながらいませんでした。
この関数はMOAのExpertにでるのでぜひ覚えるようにつ耐えました。その関数はFV(FutureValue)関数です。



「現在価値」のところに「-]を付けるのがポイントです。「-]を付けないと将来価値がマイナスがついて表示されてしまいます。
本来、定期支払額から将来価値を求めるものなので、上記の数式パレットの「定期支払額」に金額を入力すると将来価値がいくらになるかを求めることができます。

それから次の問題をみてください。これもFOMの問題集に載っています。



「セル[K5]に「利用年月日」が「2011/1/1」以降で「2011/1/31」以前の税込代金の合計を求める関数を入力してください。」という問題です。

この問題に対してExpert保持者のMさんはこう解きました。

「=SUMIF(B2:B46,AND(J5,J6),H2:H46)」 よさそうに思いませんか?
私も最初に考えた解き方でしたが、これでは答えは「0」になり、駄目なんです。
そこでMさんは比較演算子を直接入力してトライしてました。
その際に演算子を間違って使っていたので使える演算子を説明しました。
結局SUMIFS関数で「==SUMIFS(H2:H46,B2:B46,J5,B2:B46,J6)」と普通に解けばよかったのです。

この問題は配列数式でもとくことができます。(MOSExpertの範囲)
セルJ5に「2011/1/1」、J6に「2011/1/31」と内容を変えて、答欄のセル結合を解いて
「=SUM((B2:B46>=J5)*(B2:B46<=J6)*(H2:H46))」と入力、Ctrl+Shift+Enterで
上の式の両側に{}がついて配列数式となり正解を求めることができます。


最後に演算子について
比較演算子では「=」、「>」、「>=」、「<」、「<=」、「<>」(左辺と右辺が等しくない)が使えます
 「=<」、「><」は使えないので注意が必要です。


S会の生徒さんは懸命に努力しています。スタッフの方々もときにはきびしく、ときには優しく地道にサポートしておられます。必ず就労の夢もかなうでしょう。私も微力ながら彼らの力になれるよう努力を続けます。











MOS受験に向けて9(関数2)

2014-02-19 20:06:31 | エクセル
前回に続き関数2です。
MOS一般に出題される関数は
SUM(合計値)、AVERAGE(平均値)、MAX(最大値)、MIN(最小値)、COUNT(数値の個数)、COUNTA(数値、文字列のデータ個数)、
IF(条件によって場合分け)、AND(すべての論理式を満たすかどうか判断)、OR(複数の論理式のうち、どれか一つでも成り立つか判断)
NOT(論理式が真のとき偽を、偽のとき真を返す)、IFERROR(数式がエラーのとき指定の値を返す)、
SUMIF(条件に合致した数値の合計)、SUMIFS(複数の条件に合致した数値の合計)、AVERAGEIF(条件に合致した数値の平均)、
AVERAGEIFS(複数の条件に合致した数値の平均)、COUNTIF(条件に合致したデータの個数)、COUNTIFS(複数の条件に合致したデータの個数) 

だけでいいと思いますが、これではMOS一般に合格しても消費税の計算もできないことになりかねません。
したがって、ROUND系関数(ROUND,ROUNDUP,ROUNDDOUN)、INT(少数切り捨て)は必要です。そのほかTODAY,NOW,DATE,VLOOKUP,
COLUMN,ROW,RANK.EQ,SMALL,LARGE,WEEKDAY,SUBTOTAL,LEFT,RIGHT,MIDnaどきりがありません。

これらの関数の書式(=関数名(引数1、引数2,…)を覚えてる必要は全くありません。
どんな関数を使えるか、大まかに覚えておけばOKです。
その関数名をクリックすると数式(関数)パレット(「関数の引数」ダイアログボックスともいうようです)が開きます。



ここに必要なセル範囲、参照するセル、などを入力すると、OKする前に答えが表示されるので、所望の結果が表示されているのを確認してOKをクリックします。
なれたら数式バーあるいはセルに直接「=SUM(B2:B50)」などと入力しても構いません。
このとき、「=SUM(」を入力した時点で書式が表示されるので、引数の順序などを覚えていなくても大丈夫です。

もっともよく使われるSUM関数について
=SUM(数値1[,数値2,…数値30]) (97~2003)
=SUM(数値1[,数値2,…数値255]) (2007,2010)
エクセル2003まででも30個の範囲、セルなどを一気に求めることができるのに、2007以降では255個までのセル範囲を合計することができます。数値はセル1個でもセル範囲でもOKですからセル範囲[B2:B20000]、[D2:D20000]、[E500]、[G2:G20000]・・・などの合計を一瞬にして求めることができます。

関数は必ず半角括弧()が必要です。()の中に引数(ひきすう)と呼ばれる値を指定します。
引数が不要なものとしてTODAY()、NOW()があります。TODAY関数は今日の日付のシリアル値、NOW関数は今の時間のシリアル値を返します。これらの関数を請求書などに入力すると、ファイルを開くたびに日付や時間が更新されてしまいます。
したがって、請求書等に今日の日付を入力したい場合には「Ctrl+;」(今日の日付)を入力します。「Ctrl+:」は今の時間になります。

それから期間を求める関数に「DATEDIF(DateDifference)」という関数がありますが、すべての関数の欄にありません。
Lotus-123との互換性を保つために導入されたためらしいのですが、不親切きわまりないです。
しかしながらExpertの試験の出題範囲に入っているし、便利な関数なので書式と使用例をしめします。



ただ、この関数を入力したあとに[数式]タブの[関数の挿入]ボタンをクリックすると数式パレットを表示することができます。



関数を知ればエクセルの世界が広がることは間違いありません。素晴らしい機能を持った関数がいっぱいあります。
MOSに出題される関数だけでなく、ほかの関数にも目を向けてください。

関数については、まだまだ書きたいのですが、別に機会に譲り、次回は条件付き書式を予定しています。