この映画も最近ビデオで観ました。
最初に見たのがいつだったかさっぱい記憶にないのです。
ただ、もう一度見たいと思った映画の一つです。
ジョン・フォード監督の西武劇で名作といわれています。
日本公開は1947年ということなので、そのときでなく、別の機会に見たのだと思います。
あらすじの詳細はウィキペディアに譲るとして、概略は
ワイアットアープ(ヘンリー・フォンダ)とその兄弟4人は牛の群れを連れ、カリフォルニアに向かう途中、ちょっとした隙に末弟を殺され、牛も盗まれたのを機に保安官となって町に留まる。彼は、かつて名医だったが今はのんだくれの賭博師ドク・ホリデイ(ヴィクター・マチュア)と親友になる一方、ドクを追って東部から来た美しい女性クレメンタイン(キャシー・ダウンズ)に淡い恋心を寄せる。やがて末弟殺しの犯人がクラントン一家であると知った兄弟は、自身の死に場所を求めるドクと共にOK牧場に向かう。 この戦いでドクが死、クラントン一家も全員射殺される。
この映画では、アープ兄弟4人のうち2人死に、ドクとその愛人チワワ(リンダ・ダーネル)も死んでしまいますが、それでもなんとなく、のどかでほっとする映画なのです。
主役のヘンリーフォンダが渋くていいですね。ヴィクターマチュアは大根として有名ですが、この映画ではそういうことはありません。クレメンタイン役のキャシーダウンズも才色兼備、清楚でよかったですね。ドクの愛人チワワ役のリンダダーネルもぴったりはまり役でしたね。
ヘンリーフォンダとヴィクターマチュア、キャシーダウンズとリンダダーネルの正反対な人物の対比を絶妙に描いたフォード監督の傑作だと思います。
特にわすれられないのは、ワイアットアープが、回廊の柱に、椅子に座った状態で足が投げ出しているシーンはストーリーとは関係ないけど、ほっとするシーンです。
それから日曜の朝クレメンタインは町を出ていこうとしているときに、保安官ワイアットが引き止め、教会建設のためのダンスパーティ開始の鐘が鳴り始めると、クレメンタインが保安官を誘って、ほかの関係者には一度は断った保安官が喜んで手を組んで参加するシーン、恥ずかしそうに保安官ワイアットがクレメンタインを誘って踊るシーン。なんと保安官の踊りがうまいことうまいこと!
そしてラストシーン「Oh MyDarling}の歌声に載って去っていくシーン。「牛を連れて必ずきます。」
ラストシーンは、映画「シェーン」のアランラッドと少年の永遠の別れで悲しいラストシーンに比べ、再会を期待させるだけよかったかな。
ラストシーンとダンスに行くまでの一部をYouTubeでみることができます。
ついでに雪山賛歌はこのアメリカ民謡に歌詞を付けたもので、京都大の登山隊西堀栄三郎さん(のりに第1次南極観測隊長)の作詞だそうです。(下記の歌詞はオリジナルと少し違うようです)
雪よ岩よわれらが宿り
おれたちゃ町には住めないからに
おれたちゃ町には住めないからに
シールはずしてパイプの煙
輝く尾根に春風そよぐ
輝く尾根に春風そよぐ
けむい小屋でも黄金(こがね)の御殿
早く行こうよ谷間の小屋へ
早く行こうよ谷間の小屋へ
テントの中でも月見はできる
雨が降ったらぬれればいいさ
雨が降ったらぬれればいいさ
吹雪の日にはほんとにつらい
アイゼンつけるに手がこごえるよ
アイゼンつけるに手がこごえるよ
荒れて狂うは吹雪かなだれ
おれたちゃそんなものおそれはせぬぞ
おれたちゃそんなものおそれはせぬぞ
雪の間に間にきらきら光る
明日は登ろよあの頂(いただき)に
明日は登ろよあの頂(いただき)に
朝日に輝く新雪踏んで
今日も行こうよあの山越えて
今日も行こうよあの山越えて
山よさよならごきげんよろしゅう
また来る時にも笑っておくれ
また来る時にも笑っておくれ
山は高所恐怖症で苦手ですが、山の歌は大好きです。
「いつかある日」、「山の人気者」、「山男の歌」、「おおブレネリ」、「オーシーハイル」「坊がつる讃歌」、[穂高よさらば」、「雪山に消えたあいつ」、「山のともによせて」、「エーデルワイス」・・・いっぱいありますね。
これらの歌はほとんどYouTubeで聞くことができます。
海が好きなのですが、あまりないんですかね。
荒野の決闘から大きく脱線してしまいました。
ごめんなさい。
最初に見たのがいつだったかさっぱい記憶にないのです。
ただ、もう一度見たいと思った映画の一つです。
ジョン・フォード監督の西武劇で名作といわれています。
日本公開は1947年ということなので、そのときでなく、別の機会に見たのだと思います。
あらすじの詳細はウィキペディアに譲るとして、概略は
ワイアットアープ(ヘンリー・フォンダ)とその兄弟4人は牛の群れを連れ、カリフォルニアに向かう途中、ちょっとした隙に末弟を殺され、牛も盗まれたのを機に保安官となって町に留まる。彼は、かつて名医だったが今はのんだくれの賭博師ドク・ホリデイ(ヴィクター・マチュア)と親友になる一方、ドクを追って東部から来た美しい女性クレメンタイン(キャシー・ダウンズ)に淡い恋心を寄せる。やがて末弟殺しの犯人がクラントン一家であると知った兄弟は、自身の死に場所を求めるドクと共にOK牧場に向かう。 この戦いでドクが死、クラントン一家も全員射殺される。
この映画では、アープ兄弟4人のうち2人死に、ドクとその愛人チワワ(リンダ・ダーネル)も死んでしまいますが、それでもなんとなく、のどかでほっとする映画なのです。
主役のヘンリーフォンダが渋くていいですね。ヴィクターマチュアは大根として有名ですが、この映画ではそういうことはありません。クレメンタイン役のキャシーダウンズも才色兼備、清楚でよかったですね。ドクの愛人チワワ役のリンダダーネルもぴったりはまり役でしたね。
ヘンリーフォンダとヴィクターマチュア、キャシーダウンズとリンダダーネルの正反対な人物の対比を絶妙に描いたフォード監督の傑作だと思います。
特にわすれられないのは、ワイアットアープが、回廊の柱に、椅子に座った状態で足が投げ出しているシーンはストーリーとは関係ないけど、ほっとするシーンです。
それから日曜の朝クレメンタインは町を出ていこうとしているときに、保安官ワイアットが引き止め、教会建設のためのダンスパーティ開始の鐘が鳴り始めると、クレメンタインが保安官を誘って、ほかの関係者には一度は断った保安官が喜んで手を組んで参加するシーン、恥ずかしそうに保安官ワイアットがクレメンタインを誘って踊るシーン。なんと保安官の踊りがうまいことうまいこと!
そしてラストシーン「Oh MyDarling}の歌声に載って去っていくシーン。「牛を連れて必ずきます。」
ラストシーンは、映画「シェーン」のアランラッドと少年の永遠の別れで悲しいラストシーンに比べ、再会を期待させるだけよかったかな。
ラストシーンとダンスに行くまでの一部をYouTubeでみることができます。
ついでに雪山賛歌はこのアメリカ民謡に歌詞を付けたもので、京都大の登山隊西堀栄三郎さん(のりに第1次南極観測隊長)の作詞だそうです。(下記の歌詞はオリジナルと少し違うようです)
雪よ岩よわれらが宿り
おれたちゃ町には住めないからに
おれたちゃ町には住めないからに
シールはずしてパイプの煙
輝く尾根に春風そよぐ
輝く尾根に春風そよぐ
けむい小屋でも黄金(こがね)の御殿
早く行こうよ谷間の小屋へ
早く行こうよ谷間の小屋へ
テントの中でも月見はできる
雨が降ったらぬれればいいさ
雨が降ったらぬれればいいさ
吹雪の日にはほんとにつらい
アイゼンつけるに手がこごえるよ
アイゼンつけるに手がこごえるよ
荒れて狂うは吹雪かなだれ
おれたちゃそんなものおそれはせぬぞ
おれたちゃそんなものおそれはせぬぞ
雪の間に間にきらきら光る
明日は登ろよあの頂(いただき)に
明日は登ろよあの頂(いただき)に
朝日に輝く新雪踏んで
今日も行こうよあの山越えて
今日も行こうよあの山越えて
山よさよならごきげんよろしゅう
また来る時にも笑っておくれ
また来る時にも笑っておくれ
山は高所恐怖症で苦手ですが、山の歌は大好きです。
「いつかある日」、「山の人気者」、「山男の歌」、「おおブレネリ」、「オーシーハイル」「坊がつる讃歌」、[穂高よさらば」、「雪山に消えたあいつ」、「山のともによせて」、「エーデルワイス」・・・いっぱいありますね。
これらの歌はほとんどYouTubeで聞くことができます。
海が好きなのですが、あまりないんですかね。
荒野の決闘から大きく脱線してしまいました。
ごめんなさい。
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