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みんな集まれ!湘南ファミリー広場に「かにゃお」君が来た

2014-11-28 18:01:49 | 湘南ふじさわシニアネット
今日は、午前中だけですが、茅ヶ崎市で開催中の「みんな集まれ湘南ファミリー広場」に参加しました。
今日は「パソコンクリニック」の日でしたが、残念ながらお客様はちょっとのぞかれたお客様はいましたが、非常に少ない状態でした。
ただ、神奈川のゆるキャラ「かにゃお」君がきてくれてもりあがりました。
まだまだ認知度が低いようでしが、言うことを何でも聞いてくれて、反応もよく、だんだん人気がでてくるでしょう!



かにゃお君のプロフィール

生まれ:神奈川県
誕生日:11月25日(いいにゃんこ)
性別:魚食系男子
年齢:いいお年ごろ
性格:気は優しく力持ち(自己評価)、ふてぶてしい、落ち着きがない
趣味:まち歩き
得意技:太鼓判フルスイング(見せてほしかった!)
口ぐせ:にゃにゃにゃにゃ~」(熱くなったとき)、「いいにゃ!」(いいことを見つけたとき)(聞きたかったよ)





Sの会講座から(エクセル3)

2014-11-12 21:20:04 | エクセル
社会福祉法人Sの会様の講座の続きを書きます。
この問題は前回紹介しましたように、日経BP社発行の雑誌「PC21」の腕自慢大会(1999年2月号?)に掲載された問題で、非常に実務的でいい問題だっとので、講座での使用許諾のお願いをしたところ、日経BP様のご好意により使えるようになった問題をもとに変形した問題です。

Sの会講座から(エクセル1)、Sの会講座から(エクセル2)では、



上の表のように、該当する時間には「■■■」を表示しましたが、今回は塗りつぶしてしまうという問題です。
どのような機能を使うか、条件付き書式を使えばいいことはご存じのとおりです。
塗りつぶすだけなら条件付き書式を設定すれば済むのですが、その時間帯に勤務可能な人、合計人数をカウントする必要があります。
マクロを使えばできるようですが、マクロを知らなくてもできます。
セル[D2]で考えると条件「AND($B2<=D$1,$C2>D$1)」を満足するときに、カウントできる文字や数字を表示させればいいですよね。
一番簡単な方法は数字の「1」を表示させれば、SUM関数を使えるので楽かもしれません。
最もわかりやすい方法で説明すると、セル[D2]に「=IF(AND($B2<=D$1,$C2>D$1),1,"")」と入力してそのほかのセルにコピーします。
このとき、「1」の両側にダブルコーテーションがついていませんが、それは「1」を数字として扱うためです。もし両側にダブルコーテーションをつめると、文字列の「1」として扱われます。



上の表のようになるので、この状態で条件付き書式を設定してみます。

セル範囲[D2:R9]を選択して、[ホーム]タブ→[スタイル]グループの[条件付き書式]クリック、[新しいルール]クリックして開く、[新しい書式ルール]
ダイアログボックスが開きます。



[ルールの種類]として[数式を使用して書式設定するセルを決定]を選択、[次の数式を満たす場合に値を書式設定]欄に「=D2=1」と入力、さらに[書式]クリックして塗りつぶしの色を選択して[OK]クリックすれば条件に合致するセルが塗りつぶされます。




しかしながら、「1」が表示されてしまっています。

この「1」を表示させないようにするには?

よくつかわれる方法は「1」を塗りつぶした色を同じ色にすることですよね。表示されているが、見えないようにしてしまうわけです。
もうひとつは「1」を表示させない方法です。

セル範囲[D2:R9]を選択して、Ctrl+1キーを押して、開く[セルの書式設定]ダイアログボックスで[表示型式]タブを選択、[種類]の欄に「;;](
セミコロン2つ→数字を非表示)、あるいは「;;;」(セミコロン3つ→数字も文字も非表示)を入力して[OK]クリックすれば、「1」を非表示にすることができます。





Sの会でもこの問題を生徒のみなさんにやってもらいました。

Y君はノーヒントで正解しました。彼はセル[D2]に「=IF(AND($B2<=D$1,$C2>D$1),1,"")」と入力していたので、「1」の両側にダブルコーテーションをつけたらどうなるか聞いてみたら、文字列の「1」になります。ちゃんと理解していました。さらに「1」を表示させない方法で、[セルの書式設定]ダイアログボックスで上に説明した「;;]を使って非表示にしてました。見事なものです。
ほかの諸君もヒントを与えたので、ほとんどの人が正解しました。

あとは、時間体ごとに該当する人の合計をさせばいいわけですが、数字の「1」の場合はSUM関数で合計すればいいわけなので、簡単ですが、文字列の「1」の場合はすこしばかりやっかいです。まず、条件付き書記設定する際に、[次の数式を満たす場合に値を書式設定]欄に「=D2="1"」と入力する必要があり、さらに「1」を表示させないようにする際に、塗りつぶした色と同色にすらばいいのですが、非表示にする場合には[セルの書式設定]ダイアログボックスで「;;;」トする必要があります。さらにSUM関数は使えず、「=COUNTIF(D2:D9,"1")」とCOUNTIF関数を使う必要があります。この場合には「1」の両側のダブルコーテーションは省いてもいいようですが・・・つけた方が無難です。

上の例では「=IF(AND($B2<=D$1,$C2>D$1),1,"")」を使いましたが、「=($B2<=D$1)*($C2>D$1」を使ってもOKです。
この場合には以前で説明したことがありますが、条件式を加減乗除に使用すると、満足する場合(TRUE)「1」として、満足しない場合(FALSE)[0]として扱われますので、両方の条件を満足する場合のみその時間に勤務可能となり「1」となりますが、それ以外は「0」になります。
すなわち勤務可能な場合のみ「1」ですが、それ以外のセルはすべて「0」になります。



したがって、条件付き書式はセルの値が1の場合に書式を設定し、「1」と「0」を非表示にするのには、[セルの書式設定]ダイアログボックスで、「;;]、あるいは「;;;」を入力すれば非表示にすればOKです。

この問題は日経BP社のご好意により、使わせていただいた問題ですが、実用的でいろいろ示唆に富んだ問題だったので3回にわたり説明させていただきました。

「MOS受験に向けて」はグラフなどまだのこっています。
次回以降、できるだけ早い時期に続きを書くつもりです。






Sの会ワード講座から(年賀状)

2014-11-07 20:07:11 | ワード
本来、Sの会の講座から(エクセル3)を書く予定でしたが、昨日の講座の年賀状作成で、生徒のみなさんが頑張って年賀状とその宣伝用のチラシを作成しました。そのできばえもみなさんの奮闘ぶりも感動しましたので、急きょ予定を変更してみなさんの作品を紹介することにしました。

ワードの講座で、今回はSさんから年賀状印刷を受注したいが、それを講座でやってほしいとの要望があり、それに沿って湘南ふじさわシニアネット御の講師である宇尾さんト戸島さんが準備をしてこられ、10/23,10/30.11/6の3回の講座で年賀状作成と、宣伝用のチラシ作成をおこなってきました。
そのなかで10/30、11/6の2回にわたり私は戸島さん、宇尾さんのサブ講師として参加しました。

10/30日の前半まで年賀状作成を行い、10/30の後半から宣伝用チラシ作成を行い、半数の生徒さんがほぼ完成させました。

年賀状については、干支である羊を使ったものが多く、多くはクリップアートを挿入して作成しました。その一部を紹介します。
全面が表示されていないところはスクロールバーを操作して表示させてください。



①はM君の作品、ほのぼのとしとしていいですね。
②はEM君の作品、すっきりしていますね。
③じはNさんの作品で、イラストを自作しています。そのできもいいですね。独創的な(オリジナル)作品を作成した人を高く評価してほしいとスタッフのみなさんにもお願いしましたが、スタッフの方々もわかってくれていました。
④はK君の作品で、彼はワードは経験があさいものの、理解力があるのでめきめき力をつけています。年賀状も無難にこなしたようです。

年賀状印刷を宣伝するチラシ作りはまだ半分ぐらいは未完成です。
チラシはA3サイズの表と裏を使うように、それぞれの生徒さんがサンプルのチラシは参考にしたものの、最終的には独自のチラシを作りました。
その中で2つほど紹介します。



これはNさんが作成した表(おもて)面です。
どうでしょう。素晴らしい色使いだと思います。デザインのセンスが私にはないので、正確なことはわかりませんが、女性らしい細やかさ、鮮やかな色使い、市販のチラシに負けていないと思います。右側のバックの色はグラデーションを巧みに使っています。



これはNさんの裏(うら)面です。この面を作成するところをしばらくみましたが、コピーのところはちょっとだけアドバイスしましたが、ほとんの自力で素早くできていました。

次にE君の作品を紹介します。



右側の羊はクリップアート(柄も一体のもの)を使っています。
Nさんほどの鮮やかさはないですが、落ち着いた色合いで統一されています。このクリップアートをシルエットのように使ったのも効果的だと思います。
背景の色はどのようにして全面塗りつぶしたと思いますか?
ワード2007からの機能「ページの色」を使っています。[ページレイアウト]タブの[ページの背景]グループの[ページの色]クリックして、色を「赤、アクセント2、白+基本色80%」に設定されています。すばらしいですね。




これはE君の裏(うら)面です。
全面の色は[ページの色]で「オレンジ、アクセント6、白+基本色80%」に設定されています。
表(おもて)と似た色ですが、使い分けています。
恐れ入りました。

チラシの紹介は2件ですが、ほかの人の作品もなかなかのものです。

これだだけのものを短時間に仕上げた生徒のみなさんに敬意を表します。
きっとみなさんの力があれば就職しても大丈夫だと確信しました。