シニアのためのパソコン教室とスポーツ、映画など

NPO法人湘南ふじさわシニアネットでシニアのためのパソコン(ワード、エクセル、インターネットなど)活動を中心にきままに

Sの会エクセル講座から(ワードのスタイル2)

2015-07-06 22:39:10 | ワード
Sの会の講座で使用されたサンプルに参考になるデザイン、スタイルがいくつもあり、どのような構成になっているのか簡単にはわかりませんでした。
今回は前回の続きでワードのスタイルをカスタマイズする方法、使用されたサンプルのデザインがどのように作成されたかについて考えてみます。

Sの会ではこのサンプルによって、いろいろやってみる中で、新しいことを学んでいました。特にTさん、K君、S君にとっとは貴重なサンプルになったと思います。

・スタイルの配色をカスタマイズする方法について
図形やグラフなどに色を設定する場合、対象の図形などを選択して塗りつぶしをクリックすると下のような画像が表示されますので、所望の色を選んで塗りつぶします。そのときに「テーマの色」や[標準の色]に所望の色がない場合には[その他の色]をクリックして、ほかの色を選択して塗りつぶすことができますが、「テーマの色」の中に所望の色があれば、簡単に設定することができますね。
下の例は配色が「ジャパネスク」の場合の「テーマ」の色を示しています。



このテーマの色をよく使う色などにカスタマイズしたいときには、[ページレイアウト]タブの[テーマ]グループの[配色]クリックして[あたらしい配色パターンを作成]をクリックします。[配色]を[ジャパネスク]にしています。






表示された[あたらしい配色パターンの作成]ダイアログボックスから明らかなように、赤枠で囲んだ色が最上部の画像の「テーマの色」の最上部の色と一致していることがわかります。

この状態で、[テキスト/背景:濃色1(T)]などの色ヲお好きな色に、▼をクリックして変えて、[名称]を「マイカラー」などと、入力し、[保存]をクリックすれば、お好みの配色パターンが作成されます。

さて、今回も前置きが長くなりましたが、上から2番目の図の→部分の画像がどのように作られているか、考えてみます。
Sの会の講座で使用されたサンプルですが、残念ながら講座中に作り出すことができませんでした。
難しかったのは、表と図形のマークが混在していて、一体化されていることでした。
表と図形をグループはできませんね。ほかになにがあるか考えてみると意外に簡単でした。

まず、図形については、カーソルがあることから、四角形でテキストの追加を行ってテキストボックス化するよりも最初からテキストボックス(横書き)を選択して、横長の四角形を描きます。
次いで、テキストボックスの中にカーソルを配置、この状態で[挿入]タブの[表]グループの[表]から3行1列の表を挿入します。



次いで、表の1行目に「オレンジ、アクセント1、白+基本色60%」、2行目に「オレンジ、アクセント1」、3行目に「500%灰色アクセント5」の色で塗りつぶします。




これで完成といきたいところですが、この表の高さが1行目と3行目が2mm程度、2行目が3.5mm程度を非常に小さいのです。
そこで、表の1行目を選択した状態(表ツールの[デザイン]タブと[レイアウト]タブが表示)で、[レイアウト]タブの[セルのサイズ]グループの[高さ]の▲はできますが、▼はできません。大きくすることはできても、小さくすることは5mm程度までしかできません。
もう一つの表の1行お目と2行目の境界線部分をポイントして、ポインターが上下方向の矢印になったところでドラッグする場合も同様にお大きくすることはできても小さくすることには限度があります。

そこで表の1行目を選択した状態で、表ツールの[レイアウト]タブの表]グループの[プロパティ]をクリックすると、[表のプロパティ]ダイアログボックスが開くので、[行]タブをみると、サイズの[高さを指定する]と[高さ]「5mm」、「最小値」などとなっているはずです。
ここで[2mm」、「固定値」と設定すれば、高さが「2mm」になります。[固定値]に設定しておけば、前記[レイアウト]タブの[セルのサイズ]の高さの▼でも自在に小さくすることができます。ドラッグする方法でも同様に小さくすることができるようになります。



以下、2行目を3.5㎜、3行目wo2mmなどと小さくすれば、表のサイズ高さが格段に小さくすることができます。

このあと、必ずしも必要な操作ではありませんが(表の枠線もテキストボックスの枠線も線なしにるから)、図形を選択して右クリックして開く[図の書式設定]→[テキストボックス]クリックして[内部の余白]を0前後にすることより、表の直線とテキストボックスの直線部分をほぼ重ねることができます。
それから表とテキストボックスの枠線を[線なし]に設定しておく必要があります。

前記の場合に表とテキストボックスを別々に作成して、最後にテキストボックスにカーソルを表示させ、その部分に表をコピー・貼り付けてもできます。

ただ、このように表とテキストボックスを一体化するメリットがよくわかりませんね。
表だけで作成したものとの違いがよくわかりません。表だけでも左右上下に自由に移動させることもできます。テキストボックスを拡大縮小しても、表は連動して動くわけではありません。

だから、このようなデザインをするときには、表だけで作成しても全然問題ないとおもいます。

次回は、このサンプルの外側の枠線について、ふれるつもりです。
ページ罫線でもないし、角丸四角形を外側に書いて塗りつぶしなしにしても書けますが、そうではありません。
複数ページにまたがって、表示させることができます。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿