わいわいデジタルサロン（チラシ作り１）

A子さんとB子さんにチャレンジしてもらったチラシ作りについて、あちらこちら横道にそれながら報告します。
チラシは下のようなもので、決して難しくはありませんが、示唆に富むサンプルです。


このようなチラシの場合に裏面にある四辺形から作成していくと思いますが、
まず、どのオートシェイプを使うか考えてみてください。
基本図形の平行四辺形や台形は黄色の変形ハンドルをどのように操作してもできません。
フローチャートの「フローチャート：手操作入力」を使えばできます。
そのままでは使えないので回転の[上下反転]、[左右反転]などを利用、さらに大きさを整えます。
大きさを整えたら、CtrlキーとShiftキーを押しながら左右のどちらかににお互いがピタリと接する状態になるところまで移動します。
その状態でどちらかの図形を左右反転させ、色を塗り、枠線を消せば出来上がりです。
Ctrlだけですとコピー、Shiftキーだけですと水平方向や垂直方向への移動になります。両方押すことにより水平方向へのコピーができます。
この場合にA子さんに限らず、オートシェイプを挿入するときに＋形状になった状態で、ドラッグせずに、クリックしてすぐに
離される方が多いのには驚きました。教え方が悪かったのですね。
中級者以上の方は、むしろドラッグする方法しかご存じない方も多かった経験もあります。
クリックする方法はいずれも特定の大きさ(かなり小さい）の正○○形になります。楕円の場合には正円に長方形の場合には正方形に
なります。
やはり大きさを自由に変えられるドラッグする方法をマスターされた方がいいとおもいます。
その場合にShiftキーを押しながらドラッグすると正○○形になるのは御存じの方も多いとおもいます。
ここでちょっと横道にそれます。
Q．下のような図形はどうすれば作成できますか？

オートシェイプの[星とリボン]図形の中に爆発(1と２があります）という類似の図形がありますが、
変形ハンドルでどのように変形しても問題のような形になりません。

A．オートシェイプの中の[直線]の[フリーフォーム]を使ったらできます。
フリーフォームはドラッグすると[フリーハンド]と同じ機能ですが、始発点をクリックして、左手を話した状態で
次の点までポインターを移動させ、そこでクリック、すぐに左手を離して次の点へというように直線の集合体ができます。
最後に始発点まで直線を描き、その点でダブルクリックして終わります。
フリーフォームはフリーハンドと直線の組み合わせもできるわけで結構使える機能だとおもいます。
フリーハンドでも類似の図形はできますた、直線がどうしてもきれいにできません。

このあといよいよ文字を入力していきます。