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祝 東京オリンピック2020決定

2013-10-29 11:25:53 | スポーツ
みなさんご存じのように日本時間の9月8日早朝、東京オリンピックの開催がきまりました。



立候補はトルコ、マドリードそして東京でした。
一時はトルコの優勢が伝えられました。また、猪瀬知事が「イスラム諸国はけんかばかりしている」と失言して謝罪するはめになりました。
もし、トルコが招致に成功していたら、敗因の一つだったでしょう。
その後トルコには6月3日ごろから連日反政府デモが起き、負傷者も多数出て、オリンピック招致にも影響があったと思われます。
これで東京が有利になったとおもわれましたが、スペインのマドリードが猛烈に巻き返しをはかります。
フェリペ皇太子やサマランチ前IOC会長の長男をIOC委員として送り出していることもあり、IOCメンバーに太い人脈を持つサマランチ・ジュニアは説明会当日もロビー活動を展開、日本のある新聞もマドリードに決定と報じたところもあります。
かけ率では東京がやや有利でしたが、スペインでは、委員の名前までだしてマドリードに決定と報じられ、東京株式市場でも東京落選のムードが広がっていました。

当日、日本の最終プレゼンもライブですべてみました。
まず、高松宮妃久子さまが気品高くフランス語と英語で東日本大震災の復興支援に対するお礼を述べられました。
http://www.vietvideos.vn/2020/dERhaUE4UEVXdUk.html(ANN提供)

次いで31才の佐藤真海さんがプレゼンを行いました。佐藤さんは陸上の走り幅跳びで04年アテネ大会、08年北京大会、12年ロンドン大会と3大会連続でパラリンピックに出場している義足のロングジャンパーです。
骨肉腫に冒されて右足を切断した少女に、生きる力を与えたスポーツの力。自らも東日本を襲った大地震による津波を経験しました。
すべて自分の身に降りかかった不運にまけず、力強く生きている姿を、余すところなく訴えました。
情感を忍ばせた手のしぐさと、穏やかな笑みに込められた思いは、IOC委員だけではなく、世界中の人々に届いたと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=IcY9Cx8Bd6w

この二人が素晴らしい流れを作り、あとは阿部首相、猪瀬知事、武田IOC委員、太田選手、滝川クリステルさんなどがそれぞれ東京すばらしさ、日本のおもてなしなどを情熱的に紹介しました。
イスタンブールのプレゼンも一部見ましたが、東京のプレゼンは情熱的で、東日本大震災という惨禍から復興するんだということも伝わり、
圧倒的によかったとおもいます。

安部首相は原発の問題に触れ「under control」と表現して、さらに福島第一原発について質問をされたところ、「汚染水は福島原発の0.3平方キロメートル内に完全ブロック。福島原発はコントロールされており、東京にダメージが与えられることはない。」と述べました。
この場でまさか福島原発がコントロールされていないとは言えなかったとは思いますが・・・

このあといよいよIOC委員による投票に入ります。
そして第1回の結果が発表されます。
イスタンブールとマドリードが同数であったことがわかりますが、ここでハプニングが・・
なんとあの池上さんなどが「イスタンブールとマドリードの決選投票で、東京は落選」と言ってしまったのです。
この時点でしょうか、中国のテレビも「東京落選」と報じたそうです。
私は2位と3位が同数で東京は1位のはずとおもっていましたが、不安になりました。
しばらくしてやっと東京は1位であったことがわかります。
イスタンブールとマドリードの2位を決める投票はイスタンブールが勝ちます。
いおいよ東京とイスタンブールの決選投票がおこなわれました。
マドリードの票がどちらに流れるかわからないので、不安でしたね。
最終の結果は御存じのとおり、ロゲ会長の「TOKYO」と発表されるわけですが、発表までオリンピック賛歌がながれたり
儀式がありましたが、その瞬間に「やった」と思わず叫びました。涙がおもわず・・
下の表から明らかなように東京の圧勝でした。


この時の映像は少し長いですが、
http://www.youtube.com/watch?v=UXjFwmvDvTw

にアクセスしてみてください。

非常にうれしい結果になりましたが、福島第一原発の汚染水、除染の問題は「under control」の状態ではありません。
オリンピックの前に東日本大震災からの復興を優先して行うことを決して忘れてはならないと思います




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