ムカデが出る季節になりました。公園でももちろん出て来ます。それをカラスが捕食する行動を目撃しました。
公園にはカラスが何羽かやって来ることがあります。公園脇の山に棲んでいるのかもしれません。来園者が置いている弁当がカラスの被害に遭うという事案が度々。
さて、ムカデと向き合ったカラスは相手が大きいので、すぐにくわえることができず、当惑気味でした。ムカデも逃げようと必死に抵抗している模様です。
嘴にくわえ、なんとかしようとしますが、なかなか思うようにいきません。しばらくしてやっとくわえました。
近づいて観察しようとすると、カラスはムカデをくわえたまま移動。そこでまた、放しました。ムカデが抵抗を続けているのです。
また近づくと、今度は一旦少し移動したのち,とうとうくわえたままずっと向こうに行ってしまいました。
カラスは観察者との距離を保たなくてはならないし、たいへん。一方、地表を歩いていたムカデはとんだ災難に遭ったことになります。これも食物連鎖の一例といえばそのとおりなのですが。
という成り行きでした。公園にはカラスがいますので,来園なさる皆さん,食べものが被害に遭わないようくれぐれもご注意を。