子房が膨らんで、細長くなります。花弁が落ちた後、萼を支える柱がにょきにょきと生長。冠毛(綿毛)が形成されていきます。どの部分もみずみずしい感じがします。
実の表面に突起が現れます。
突起は果皮を丈夫にしたり地面に引っかかったりするのに好都合のように見えます。
実が熟してきました。この花には、冠毛(綿毛)の先に花弁が残っています。実は旅立ちにはまだしばらく時間がかかりそう。
突起は見事なほどです。縦方向の溝が何本となくついています。それだって意味があるのでしょう。実の強度を高めるとか。
ここまで来ると、もう舞い上がる準備が整っているみたいです。晴れた日,風に乗って遠くへと旅立つことでしょう。
(h)