"ちょっと外から見た日本"

今、スペインに住んでいます。
大好きな日本のこと、
外からの視点で触れて見たいと思います。

“当たり前のことが当たり前でないこと”

2011-04-03 23:05:05 | 日記
朝、自分の寝室で、目が覚めて、伸びをしながら起きること。

冷たい水道水をコップに入れて、ぐいとおいしく飲みほすこと。

勢いよく出るシャワーのお湯で、朝シャン、顔を洗うこと。

旬の野菜、肉、魚の入ったおかずを、お米や味噌汁と一緒に頂くこと。

バスや電車に乗ったり、ガソリンが一杯入った車を使って通勤や通学をすること。

赤ちゃんに、適温のミルクをあげて、おしめをかえること。

いつでも安心して乗ることが出来るエレベーター。

好きな時に話したい相手とする電話、携帯、メール。

電気機器が必要な患者の方々が安心して使えること。

何でもそろっているコンビニ。

世界に誇る定時運転の交通機関を使って家に帰ること。

スイッチを入れると電気がつくこと。

お湯がたっぷり入った熱いお風呂にはいること。

明日の自分の命のことを心配することなく、自分の床にはいること。

長年連れ添った人が、そばにいること。



3月11日を境に、今まで当たり前だったことは、当たり前でなくなりました。

今まで当たり前だと思っていたことは、実は、とてもありがたいことなんだということがわかりました。

そして、こうしたありがたいことをこれからも経験していく為には、一方で、大きく変えて行った方がいいことも出て来たと思います。


子供たち、孫たち、それに続く子供たち・・・

未来の子供たちに、新鮮な空気、おいしい水、安全な食べ物を残していくこと。


一人一人が、今、何かを感じて、決めて、実行していくことが、確かな未来を創ることになっていくのだと思います。

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“気をつけるべきは内部被曝”

2011-04-03 16:35:59 | 日記
一般の方々が、放射能測定をして、データをアップデートしています。
http://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=211033185050990553628.00049ea29c8b4fa869aa4

自宅、勤務地、親戚の方々の場所を随時確認して見るといいと思います。


内部被曝が専門の琉球大学名誉教授矢ヶ崎さんが、内部被曝について語っています。
http://www.ustream.tv/recorded/13471866

・日本では外部被曝についてのみ注意喚起しているが、むしろ怖いのは内部被曝である。

・今朝も、TBSの番組で、東工大教授が、ホウレンソウを洗わないで食べても大丈夫と言っていたが、とんでもないことだ。

・政府は、1リットルの水の限度基準を300ベクレルに置いている。

・300ベクレルというのは、毎秒放射線が出る数のこと。

・1日は8万6400秒なので、それを掛けた数だけの放射線を、毎日受けていることになる。

・毎秒300ベクレルの放射線が出るということは、背後に約8000万個のヨウ素原子が存在しているということ。

・8000万個が4000万個と半減するには8日間かかる。

・これだけに終わらない。ベータ線は、放射線を一回だして終わりではなく、核分裂を複数回繰り返しながら、安定した原子核に変わっていくのである。

・その過程も含めて、実質、半減するのには100日位かかると言われている。

・電離作用によって、電子が飛ばされるが、それによって切れたDNAは、正常に繋がることもあるが、繋がらなかったり、間違って繋がってしまうことがある。

・内部被曝の完璧な予防策はないが、以下の方法を取ることは必要だと思う。

○なるべく遠くに離れる。
○家に入る際、衣服から(手袋等を使って)はらう。
○マスクはとても大事。但し、微粒子のサイズは、スギ花粉の10分の一以下である。
 内側のガーゼを濡らすという手はあると思う。
○帽子、雨がっぱ着用。
○野菜、果物等は必ずよく洗う。
○屋外では食べたりすることは避ける。
○飲料水は、一番頭が痛い。特に被災地には政府に大量配布等してもらうしかない。

・1マイクロメーターの粒子は、300キロ先まで飛んでいく。なので、対応策がとれる人は離れていてもやった方がいい。(特に、幼児、子供、そして将来子供を生む女性の方々だと思います)

・原子力は、未完成の技術である。

・以前から問題を提示していた人は多い。今回のことは決して“想定外”ではない。


政府は、断片的な報道しかしていません。

そして、頃合いを見て、最初は否定していたメルトダウンを認めたり、発電所で亡くなられた方々の発表をしたりしています。

情報は、自分で取りましょう。

その上で、どのようなアクションを取るのかを、自分で考えて行きましょう。

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