ロードとクロスとメンテとブルベ。。。とスノボ

自転車のメンテナンスや改造に特化してみました。あとスノボも。

ロードバイクのフルレストア4(問題点)

2015-05-23 00:23:50 | フルレストア
古いロードバイクフレームを現代のコンポーネントで組む際の問題点を書いておこうと思います。
って書き始めはなんか悟ってそうですけど、再生したバイクが今やってる1台しかないので大して参考にはならなかったりしますけれども。

まずはエンド幅。
120mm→126mm→130mm(2015現在)
で、エンド幅を拡大する限界値ってのはクロモリが5mmまで、つまり片側2.5mmまで。
その他のマテリアルでは不可なんだそうです。
スチールバイクの歴史が長いってのもあるでしょう。機械的強度が高いからできるんでしょうね。
機械的強度が高く弾性があるのでエンド幅をムリムリ拡大しなくても今回私がやったようにステーを広げてリヤハブをムリムリ挟んじゃうって方法もあります。
が、120mmのエンド幅だとどうあがいてもムリっぽいですね。

ブレーキ。
キャリパーブレーキでトラブったのです。
まずはマウント方式がどっかで変わったのでしょう。
裏側から止めるナットがフレーム側に入りません。
穴を拡大するなりして対処しましたが場所が場所だけに機能が機能だけに注意が必要です。

今現在でもフレームによって違うんで注意が必要なのですが、アーム長ってのがあって39mmからMAXがそれぞれ49mm・51mm・57mm・それ以上のものがあります。
一般的にシュー取り付け用にアーム先端に長穴加工されていて多少のリーチはここで調節できますけど、例えば今回SORAの3500を用意したんですけどリーチが短くリムにかからないんです。シューが。
妻のトレミニヨンがロングアーチと呼ばれる57mmタイプでシュー取り付けボルトの位置がアームの長穴加工の真ん中にあったので、もしや、と思い取り替えることで対処できましたから良かったんですけど。。。


「ショートリーチだろ?700Cだし」って思い込んでました。
「SORAも51mmでしょ。アルテ以下51mmだし。デュラは49mmだけど」って。
組んでる最中になんか短いな。。。って違和感あったんですけど。

シフター。
正確にはハンドルとの相性ってことなんですけど。
歴史的名車やノスタルジックな車両ならともかく、フィットネスやポタリングにしても片手運転が必要ないデュアルコントロールレバーはやっぱり便利です。
で、Wレバーでシフト操作しますから昔の車両のブレーキってのはハンドルを握って人差し指と親指の水掻き部分だけブレーキにあてがって操作しますけど、デュアルコントロールレバーだとブラケットを握って操作する分腕が伸び切っちゃうんです。
クイルステムの短いのがあれば良いんですけど現実的じゃないのとデッドストックしていたハンドルがデュアルコントロールレバー対応で元のハンドルと幅が同じだったのでアヘッドコンバーターって部品を使うことによってアヘッド化できることがわかったので採用することにしました。
部品待ちで納車が遅くなりますが致し方なし。

まだ現車が完成してませんから新たな問題が出るやもしれませんが、今のところはこんな感じです。



フレームロゴは完全になんちゃって仕様。
見た目カッコいいですけど。



ラレーでも良かった?
やっぱりブリジストンつながりでアンカーだったかな。。。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。