菱青海波

　


順調に織り進んでます。気に入ったので、織れるだけ織るつもり。どんな色を挿したらどんな風に雰囲気が変わるか楽しみ。写真の撮り方（角度とか光）でずいぶん印象が違うので2枚アップしてみました。

菱 ピンク

青海波の後に　ピンクで菱を織って途中から赤を足した。ふと気付いたら２cm下の方に折り間違え発見。一目間違えただけでひどく目立つのに、それどころではない間違えに愕然としてそれから、織り続ける気力が無くなった。

これはこれで完結という事にして、新しく織り始めよう。　

物は考えようと言うではないか。この縦糸にはピンクは合わなかったんだ。また明るいブルーで別の柄を織った方が良いと言うこと。
今回は菱青海波の図案を見ながら、少し単純にアレンジしてみました。例によって　織り始めの一模様出来上がるまでの、なんだかわからない状態の写真をアップします。ピンクの織り間違えもしっかり写ってます。

心配な事が多いからこそ、気分を変えるための趣味が必要。そう思う。頭の中を無には出来ないけれど、ひと時「３３１３３３３５・・・・・・」

青海波 ３色

　ちょっと分かりにくいけど、中心部が銀　２段目が紫　その外側が青　にしてみました。

そろそろ、別の物を織りたく成ってきてます。やっぱり網代が良いかな・・・

青海波 ２色の２

　明るい水色との２色織りに変えてみました。ぐっと明るい感じ。

カテゴリーの　青貝というのが疑問の方もいらっしゃるかもしれません。
漆とか金だと分かりやすいでしょう。和紙に漆を塗った物や漆を塗った後金箔を置いてから縦に細く切って縦糸にしてあるのです。

青貝は・・・　和紙に漆を塗って銀箔を置いた物と聞きました。多分酸化させたのではと想像してますが本当の所同なんだろう。縦に何を選ぶかで同じに織っても全く雰囲気が違ってくるのが面白く、イロイロ試してみてます。楽しすぎて、織ることばかりに夢中になり、まだ何も作品に仕上げていない。　焦る必要も無いのでゆっくりゆっくり織って行きたいと思う

追加
青貝が気になって検索してみました。
虹色に輝く貝の内側部分を埋め込んだ工芸品を螺鈿と言いますよね。貝を薄く削って作った物を青貝と呼ぶらしいのです。螺鈿ほど華やかではないけれど、落ち着いた仕上がりになるようです。

　そう思って見ると青貝と呼んでいる縦紙は光沢があって青みを帯びた黒です。　上質の海苔のよう。とも言える。