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つばさをもらったライオン

2010-11-02 | 読書
『つばさをもらったライオン』

著者:クリス・コノヴァー。 訳:遠藤郁枝
出版社:ほるぷ出版(2007年04月)

むかしむかし。ねこの国を治めていた金色の鬣のレオ王。
ある日、レオ王に待望の王子が生まれます。その背中には小さな翼。
「向きの変え方さえ判らない」小さな王子が飛んでいってしまったのは、北の国。
そこで王子は、生まれて初めて本と文字に出会います。

とにかく絵が素敵。緻密で綺麗。
擬人化はされていますが、元の獣らしさも残った擬人化。絵は見れば見るほど発見があります。
そして、読めば本好きになるストーリー。

秋に読むのにちょうどいい一冊。


おまけ:表紙と裏表紙の裏には、アルファベットとイラストが書かれています。
A~Zまで、添えられているイラストは、26の話がモチーフ。
Uのモチーフは『Urasima』(浦島太郎)。
Tはお馴染みの『The Giant Turmip』(おおきなかぶ)です。


 



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