バーバ・ヤガー

『バーバ・ヤガー』

今日は『バーバ・ヤガー』を。

バーバ・ヤガーというのは、ロシアの民話にでてくる魔法使いのおばあさんだそうです。
深い森に住んでいて子供を攫って食べたりする所は、
日本の山姥に似ています。
バーバ・ヤガーの家は鶏の足を持っていて、
臼に乗って杵で漕ぎ、箒で後を消して移動するのだそうです。
このおはなしのバーバ・ヤガーは怖いけれどお人よし。
「いい子は食べない」と決めていて、
「ちょっとまって。あたしはね、とってもいい子なんですけど」
というのを信じて食べなかったり。
質問に答えると年を取ってしまうので黙っておいで！
と言いながら「ちょっとだけ聞きたいの」には全て答えてしまう。
おまけに最後に子供は煩くてかなわない
と手下に家まで送らせたり

バーバ・ヤガー、騙されてるよ！

機転が利いて子供らしい女の子と男の子も素敵ですが、
バーバ・ヤガーのお人よしぶりも笑えます。