こたくんとおひるね
あなたが犬好きならぜひ読んでください。
とと言いたいのが、《こたくんとおひるね》(全2巻)です。
漫画家の国樹由香さんと喜国雅彦さんに引き取られた黒い雑種『小太郎』の、
ほのぼのとした日常がつづられています。
このこたくん。のら犬→保健所(6日)という経験(&実験動物一歩手前)
を積んだせいか、とっても冷静な犬。
おまけに度胸が据わりまくっていてちょっとやそっとじゃ動じない。
犬が嫌いで、人に触られるのも苦手らしい。
そんなこたくんと過ごした9年間が、国樹さんの可愛らしい絵でつづられて行きます。
実は私は犬が苦手なのですが、それでも読みたくなる!
愛情たっぷりに(時には過剰に)過ごした日々が、キラキラと詰まった宝石箱のような本は、見ていて涙が零れそうになります。
(こたくんのことを考えると、泣きそうになりますが)
犬好きの人もそうでない人も読んで損はなし!