発泡山軽便鉄道 雑記帳

鉄道模型(主に猫屋線)をいじりながら、風景・鉄道写真などを中心に気ままにアップしている、とりとめないブログです。

電車化改造

2022年11月17日 | 猫屋線(改造)

厳冬期の改造予定である電車化改造、その種車をばらしていくと、結構厄介なことが分かってきた。

この気動車2両、客車2両、電車2両を種車にして、気動車2両+客車1両の気動車組と、電車2両+客車1両の電車組を作る予定だったのだが、、、。

電車組になるのは、キハ185のお顔。

もちろんライト形状が決め手。

当初は、キハ17とホハフ110の間で片側のお顔を入れ替えて、デハ+クハ編成を作り、バケット急行から、床下とライトを移植するつもりでいた。

しかしデカライトのキハ185があったことを思い出し、予定変更。

キハ185が入手できたので、キハ17は未改造のまま気動車組に入れることに。

キハ17(中段)とホハフ110(上段)の側面形状は、キハ185と同じ。しかし窓表現が、17・110はアルミサッシ化されているのに対し、185の方は木枠表現。また扉も、185が下まで一体の形であるのに対し、17と110はステップラインで切れており、さらに185は、乗務員室ドアまでついている。どちらが新しいのかよくわからない楽しい形状。

185の車体に17のお顔を付けての気動車と、アルミサッシ車体の2両を電車化してもよかったが、電車2両(デハ・クハ)が全く同じ車体というのも芸がない。というわけで、アルミサッシ+木枠窓で編成を組むことにした。

しかしお顔の張替えをやっているうちに、「なんでやぁ~」と叫びたくなるほどの欠点が露呈。

これがオリジナルの110と185の塗装。青色部分で若干の濃淡の違いはあるが、この2両で編成を組んでも問題ないレベル。

しかし、お顔を入れ替えると、

なんと塗り分けラインが、1㎜ほどだが段差ができる。110の車体に185の顔を付けたら(右)段差が上に行き、その逆(左)は、下に来る。

110と17のお顔交換では、同一ラインで問題なかっただけに、ちょっとショック。

マーカー等で統一ラインに塗り直すか、交換するお顔部分に小細工するか、思案中。

さらに問題が出てきたのが、床下部分。

動力ユニットを装備するデハ(バケット急行)と185の間では、問題なく床下交換完了。

ただ185の台車枠がなかなか近代的だったので、台車はこちらを使用することに。

問題だったのが、トレーラーになるほう。

右が110(客車)、左がバケット急行の床下(床裏?)。

一見同じように見えるが、床下機器の取り付け方法が全く異なる。違いはそれだけにとどまらず、

長さが全く合わないうえに、車体と床下を合わせる突起の位置が全く違う。

長さが短くても、突起の位置があっており、それで床下が前後にずれないならまだ使えるが、この両方ともだめなら、無理やり使う意味もない。クハ6の床下は、ホハフ110には転用できないことが判明。

そうなると当然ながらホハフ110の床下もクハ6・デハ56には使えない。

こちらはもっと致命的なことに、そもそも長さが合わない。

結局クハになるほうの床下は、110の床下をそのまま利用することに。

一応パンタを乗せてみたが、110の車体をデハにするのか、185の車体をデハにするのかまではまだ決めていない。

とここまで書いていて、クハ改造車の床下、本当にそのままだったのかわからなくなってきた、、、、。再度確認しないと。

バケット急行は客車に転用するつもりだが、1両は廃車にせざるを得ないか。

 

 



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