本日は花丸の新刊で
樋口美紗緒さん『愛の巣へ落ちろ!』
シジミチョウに現れる性モザイクという特殊性から身体の弱い受様は
あるTVの番組で紹介された名家の集まる学園に編入します。きっかけ
となったタランチュラの攻様は思った様な人物では無くて!?
樋口さんの二作目の商業誌となりますが
前作同様、同人誌作品の文庫化の様ですね
ハイクラスとして恵まれた環境にいて
何でも手に入るが故に望む事の無かった攻様と
性モザイクという短命種して生まれたが故に
普通の事さえ望めなかった受様の恋物語で
二人の出会いから紆余曲折を経てまとまるまでと
攻様視点でほのぼの後日談が収録されています
氷河期の到来で危機に瀕した人類は
節足昆虫と融合する事で生き残りを図り、
文明が完全に氷河期以前の状態に戻った今でも
人類が引き継いだ特殊能力は薄れず
起源種で階級付がなされる程の特徴となります。
受様の起源種であるツバメシジミには
雄雌の特徴を持つゆえに身体が弱く短命な
「性モザイク」が出現するのですが、
受様はその性モザイクとして生まれ、
何をするにも制約の多い生活を送っていました
そんな受様ですがあるTV番組で
ハイクラスのタランチュラの生徒の行った一言で
奨学生としてその学園に編入しますが
ハイクラス種の生徒達の多くは
ロウクラス種の受様を対等には扱いません
その上、
受様が憧れた発言をしたメキシカン・
レットニータランチュラの先輩も
シジミチョウである受様には目もくれないのです。
このタランチュラこそが今回の攻様ですね
しかしある夜、
寮の廊下で攻様の情事を覗き見てしまった受様は
パニクッて攻様の部屋に張られた巣に引っ掛かってしまい、
来るもの拒まずを宣言している攻様に
余すことなく食べられしまいます
ルームメイトや書記の先輩は攻様を責めますが
当の受様は攻様を知らなかった自分も悪いと
攻様を責めませんでした。
攻様はそんな受様にやおら興味を惹かれ
匂いつけと称して身体を繋げるようになりますが、
攻様の従兄弟が留学先から戻った日から
攻様は受様を一顧だにしなくなります。
元々、好意から始まった関係では無い二人には
関係を表す言葉が有りません。
先輩は俺に飽きたの
こんな二人の恋の行方はどうなる
攻様の従兄弟の出現で
二人は一端は距離をとるのですが
その後に受様の妊娠騒動が巻き起こり
更なる波乱が巻き起こるので
二人が落着くまでには結構スッタモンダしますが
最後までとても楽しく読めました
あらすしでは擬人化ファンタジーとあったので
手に取るまでは触角や羽があったら
絶対×だなと思っていたのですが
変態は可能なようですが作中では変化無しで
種の特徴として羽や糸や鎌が現れる程度?!なので
むしろいい感じに萌要素になっていました。
後書きの中の攻様視点のラブラブ番外編も
受様ラブな攻様の言動が微笑ましくて
面白かったで~す。
生徒会長と書記の先輩の仲も
とっても気になるのですが、
他カプでも楽しいお話が読めそうなので
ぜひシリーズ化して欲しいな


シジミチョウに現れる性モザイクという特殊性から身体の弱い受様は
あるTVの番組で紹介された名家の集まる学園に編入します。きっかけ
となったタランチュラの攻様は思った様な人物では無くて!?
樋口さんの二作目の商業誌となりますが
前作同様、同人誌作品の文庫化の様ですね

ハイクラスとして恵まれた環境にいて
何でも手に入るが故に望む事の無かった攻様と
性モザイクという短命種して生まれたが故に
普通の事さえ望めなかった受様の恋物語で
二人の出会いから紆余曲折を経てまとまるまでと
攻様視点でほのぼの後日談が収録されています

氷河期の到来で危機に瀕した人類は
節足昆虫と融合する事で生き残りを図り、
文明が完全に氷河期以前の状態に戻った今でも
人類が引き継いだ特殊能力は薄れず
起源種で階級付がなされる程の特徴となります。
受様の起源種であるツバメシジミには
雄雌の特徴を持つゆえに身体が弱く短命な
「性モザイク」が出現するのですが、
受様はその性モザイクとして生まれ、
何をするにも制約の多い生活を送っていました

そんな受様ですがあるTV番組で
ハイクラスのタランチュラの生徒の行った一言で
奨学生としてその学園に編入しますが
ハイクラス種の生徒達の多くは
ロウクラス種の受様を対等には扱いません

その上、
受様が憧れた発言をしたメキシカン・
レットニータランチュラの先輩も
シジミチョウである受様には目もくれないのです。
このタランチュラこそが今回の攻様ですね

しかしある夜、
寮の廊下で攻様の情事を覗き見てしまった受様は
パニクッて攻様の部屋に張られた巣に引っ掛かってしまい、
来るもの拒まずを宣言している攻様に
余すことなく食べられしまいます

ルームメイトや書記の先輩は攻様を責めますが
当の受様は攻様を知らなかった自分も悪いと
攻様を責めませんでした。
攻様はそんな受様にやおら興味を惹かれ
匂いつけと称して身体を繋げるようになりますが、
攻様の従兄弟が留学先から戻った日から
攻様は受様を一顧だにしなくなります。
元々、好意から始まった関係では無い二人には
関係を表す言葉が有りません。
先輩は俺に飽きたの

こんな二人の恋の行方はどうなる

攻様の従兄弟の出現で
二人は一端は距離をとるのですが
その後に受様の妊娠騒動が巻き起こり
更なる波乱が巻き起こるので
二人が落着くまでには結構スッタモンダしますが
最後までとても楽しく読めました

あらすしでは擬人化ファンタジーとあったので
手に取るまでは触角や羽があったら
絶対×だなと思っていたのですが
変態は可能なようですが作中では変化無しで
種の特徴として羽や糸や鎌が現れる程度?!なので
むしろいい感じに萌要素になっていました。
後書きの中の攻様視点のラブラブ番外編も
受様ラブな攻様の言動が微笑ましくて
面白かったで~す。
生徒会長と書記の先輩の仲も
とっても気になるのですが、
他カプでも楽しいお話が読めそうなので
ぜひシリーズ化して欲しいな
