真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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ある女性の面影を追って『椿の下で』

2010-04-02 | 読了本review
本日はルナの新刊です

火崎勇さん『椿の下で』
 幼なじみの攻様に弟のように思われている受様。あるきっかけで彼との恋の
 可能性に気づいてから密かに攻様を想い続けていたが、彼には心に秘めた大
 切な人がいるらしい。始まりも終わりもないこの切ない恋の行方は?!

祖母のホテルを相続した現ラブホオーナーと
ホテルの隣の生花店の息子でラブホ従業員の幼馴染ラブ

受様は東京都下の
昔ながらの商店街の生花店の三男坊で
大学卒業を機に幼馴染が営っている
隣家のラブホテルに雑用係として就職します。

受様の子供の頃は
上品なおばあちゃんが経営する普通のホテルで、
幼い頃の受様は両親が働く日中は
ホテルの庭で遊んで過ごしたこのホテルは
受様にとって大切な場所でした。

しかし、彼女が亡くなり、
引き継いだ息子夫婦が引き継い頃には
経営が苦しくラブホになります。

その息子夫婦が亡くなり、
ホテルは孫息子に引き継がれます。
この孫息子こそ今回の攻様になります

当初の受様は、
真面目にホテル経営をしていましたが、
ある日突然、
なぜかやる気を無くしてたびたび
ホテルの営業をサボった挙句、
ホテルをつぶしてしまうと言い出します

攻様の言動に怒った同級生で
商店街の食堂の息子が受様を手伝いとして
ホテルを盛り立てていく事を宣言、

攻様に密かに片思いしていた受様は
大好きなホテルと攻様との距離わ保つ為にと
ラブホの従業員となったのでした。

大学在学中も手伝っていたので
毎日の仕事も順調でしたが、
受様が酔客に絡まれて襲われた事をきっかけに
攻様の恋心を暴露してしまい

二つ違いの隣家の幼馴染の恋物語に
攻様がホテル経営に身を入れなくなった事情が
絡んで展開します。

受様視点で書かれていますが
端々で攻様も受様を大切にしている事が
窺える描写が散見していますが
攻様はある出来事でヘタレてしまいます。

火崎作品の基本通り、
本作の受様は攻様よりよっぽど男前
攻様がヘタレてなければ
二人はもっと早くに両想いだったはず
そんなとこも楽しいお話でした。

本作はメイトさんと通販書店のコミコミさんで
購入特典として番外編収録のペーパーが付くという
ファン泣かせのフェア本

えぇ、火崎勇ファンの私としては
もっちろん、両方買いましたとも
受様視点と攻様視点で全く別のお話ですが
お互いへの遠慮がチラチラのほのぼ後日談でした。

先月の妃川さんと違って特にリンクもしてないし、
読まなくても全く問題なかったですが、
やっぱり誰かが読んでると思うとね

全プレ『ディアプラスペーパーコレクション』

2010-04-02 | 全員サービス
《スギ花粉に負けない様にアロマなテンプレートに変更》

本日は全プレ品が到着

ディアプラスペーパーコレクション
 雑誌のアンケートに答えることが条件でもらえる情報ペーパー

今回は梅太郎先生

コミックスを集めるまでではないのが、
たまに雑誌をパラ読みするのは好きな先生です。

巨大な四コマ漫画(意味不明)で
さり気なくノロケとカミングアウトしてました