ボーイング757の非常口席はちょっと広めでいいなと思っていたら隙間風がものすごい。さすがアメ車、寒さで病気になりそうで眠るどころじゃない。
朝七時ケネディ空港到着、もうろうとして何が何だかわからない。
家で一休みしてリンカーン・センターへ。
ニューヨーク・フィル、チャイコフスキーのピアノ・コンチェルト一番。
かぶりつきの席というのはオーケストラに近すぎてあまりいい席ではないらしく、意外と安く売れ残っていた。まあ音のバランスがあまり良くないんだろう。
それでも一番前というのはドキドキする。バイオリンのお姉さんの脇の下のほころびまで見える・・・。
拍手するのも疎ましいほど疲れ果てた気持ちを椅子に沈めて見上げていると、
宙で一瞬止まったマエストロの手が振り下ろされた瞬間、大波が無抵抗の僕を襲った。あまりの美しさにぶるぶるぶるぶる震えながら、涙がこぼれそうになるのをやっとこらえる。
同じ旋律を何人ものバイオリニストが同時に奏でていて、それぞれヴィブラートのかけ方さえ違って見えるのに、聞こえて来る音はまるで誰かがため息をついたようにたった一つの表情を見せる。
じっと見ていると、弓を引いた瞬間に弦から煙がふっと浮かんで消えた。
幻を見たような気がして、慌てて周りを見回すと、みんな目が寄っていた。
お目にかかったことがあります。って
ストーカーじゃありませんよ。(笑)
ネットでいろいろ遊んでいたら、
ミクシィにこのHPが紹介されていました。
同級生です。
今は、アメリカ、コネチカットに住んでいます!
あまりお近くに同級生がいることにびっくりしております。
ちょうど同じ頃、カーネギーにルッチェルンのマーラーNo.3を聞きにいったので、この記事が目に留まりました。
では!
川高の?
僕のことを知っているんですか?
んだもしたん!
よかったら連絡くださいよ。
tempeiiwakiri@mac.com