こんな写真が出て来た・・・。
思えば、たくさんの愛をもらって生きて来たと思う。
本当に有り難い事だ。
そして自分の性格の甘さは逆に、この愛に起因しているのかもしれないとも思う。
僕は子供の頃から労働を与えられ、厳しく育てられた。
母には事あるごとに叱られ、殴られてもいた。
それでいて、いつも最後にはヒステリックに溺愛もされた。
仕事が終わっていようがいまいが夕方には労働から解放され、家に帰された。それは真に積極的に仕事にかかわることを無くし、責任感を育むのを阻んだのかもしれない。そして心の底にいつも最後には許してもらえるのだという、ずるい無意識の甘えを植え付けた。
友人達にも恩師にも同僚達にも恥知らずに「許し」を強要して、今となっては身が縮む思いだけれど・・・生きて来た。
未だにたまった夏休みの宿題を提出できないままのような気分だ。
「人の笑顔が好きだ。」と言うような一見心地よい言葉の裏側には、「自分の間違いを許してもらいたい、甘やかしてほしい。」という逆の意識がひそんでいる。自分が撮影するものにも、そう言った甘えが映っているのかもしれない。
そして今でも仕事のツメが甘い。
この血に染み付いた「甘え」をどうやったらぬぐえるのだろうか。
この左がてさんですか?(笑)
私もよく似た境遇でしたが、今親となって考えると
大人になれば厳しい社会が待っているから今のうちは子供に楽をさせてあげたい そう両親はおもったのだなぁと感じています。
詰めなんか甘いほうが人間らしくていいかもしれませんね^^
左のが私めであります。
かれこれ十年以上前になりますか。
友人の画家、マサヨが撮ってくれました。
楽しい飲み会だったなぁ。