午前中、サンパウロ支局でT記者とアンナさんは翻訳作業。
僕は自由時間を貰って、おのぼりさんと化す。
地下鉄に乗って地元気分を味わい、カテドラル・メトロポリターナで賛美歌を聞いて、サンパウロ美術館が開く迄の時間、蚤の市を覗く。冷やかすだけのつもりが、綺麗だったのでつい銀のケーキトングを買ってしまった。安かったし、お土産に。
美術館に入る。展数は少ないが、モネの“エプト川のボート遊び”が美しい。
ゴッホの“セントポール病院の庭の石のベンチ”がやさしくて、全速力で走り抜けたブラジル行の息がふーっと抜けた。来て良かったと思う。
アンナさんとジョナスにさよならして、夜行便でニューヨークへ。
オブリガード、ブラジル!