
テレマークは、前足と後ろ足で板への加重位置が変わる、板と靴の接触面積がアルペンに比べると狭い、靴の踵が上がるので滑走中の体の位置が滑り手によって違う、等の事からビィンディングの取り付け位置によって乗り味が変化したり、滑り手の違いで感触が変わります。そこで私の体験を取り付け位置で悩み中の方の参考になれば。

板のスペックは、
サロモン ポケロケ 175cm ツインチップ 122-90-118
垂直方向で全長は、172cm
全長センターは、トップから86cm
リアチップを除いた長さは、162cm
スキーテール側の反り上がり部分を除いた長さのセンターは、トップから81cm
板に明記されたアルペンブーツセンターは、トップから94cm
ビィンディングは、
始めと一度付け直し時は、G3タルガT/9 オーマウンテンカートリッジ 25mmライザー + ウェッジ
現在は、G3タルガアセント オーマウンテンカートリッジ(ライザー+ウェッジとほぼ同様のアライメント)
はじめにビィンディングをスキーに取り付けた位置は、スキーの全長のセンターに足の親指母子球を合わせました。この状態では、グルーミングバーンでは、エッジを効かせた滑りが出来ますが、脛以上のパウダーでは、トップの突き刺さりや前のめりが強く深いパウダーでは、技術不足も有って楽しく滑る事が出来ませんでした。
次のビィンディング取り付け位置は、板のアルペンブーツセンター(板の全長の54%、トップから94cm)に3ピンコードセンターを合わせました。パウダーでは、安心して滑れる様になり、膝パウダーでも安心して突っ込めます。後ろ足も体重の殆どを掛けても、突き刺さりは、なくなりました。しかし、前足は軽い舵取り程度にしか使わない滑りになりました。硬いバーンでは、エッジが効きにくいので、バウダーが無い日は、ぜんぜんつまらないですし、コブなんてもってのほかです。
今回の取り付け位置は、スキー全体のセンターに3ピンコードセンターを合わせました。と言うか結果的に合っちゃいました。最初に取り付けていたスキー全体のセンターに親指母子球を合わせるのは、私の乗り方では、パウダーでの突き刺さりが復活してしまうので、少し後ろにという事で板に空いている穴の位置と相談してみたらその位置になりました。
さらに計算すると「だ」さん算出のパウダーマシン57%の位置に親指母子球が来る位置でした。
つづく